はじめに
先週(1/17)ですが、AWS Certified SysOps Administrator - Associate (SOA)の試験に受かりましたので、勉強方法や試験での手応えについて記載しようと思います。
勉強期間
資格取得に動き始めたのが2019年12月中旬頃(クリスマスの少し前ぐらい)でした。
勉強期間としては1ヶ月程になりますが、途中Azureの資格に浮気したり年末帰省して胃腸炎にかかってダウンしたりしたので、真面目に詰め込んだらもう少し早く取れたと思います。
自分は上記の通りSAAを取得済みだったので、その時の内容を思い出す+アルファの知識を仕入れるだけで良かったですが、AWSを全く知らない人はクラウド固有の考え方含めて覚えることが多いのである程度の期間を取った方が良いです。
(色々な記事でも触れられていますが、SOAから入るとハードルが高いのでSAAから取ることをお勧めします)
獲得スコア
受験日 | スコア/合格点/満点 | 結果 |
---|---|---|
2020/1/17 | 731/720/1000 | 合格 |
正直手応えはあったのですが、思ったよりぎりぎりでした……。
学習で使った教材
AWS公式
AWSはアップデートが早く、書籍の内容が既に陳腐化している場合も多々あるので、基本的にはAWSが提供しているドキュメントやトレーニングが本命となります。
言わずもがなですが、試験ガイドにあるサンプル問題と模擬試験は必ずやりましょう。
あとはSOAのデジタルトレーニング(無料のeラーニング)も観ました。
(字幕なしの英語なのでハードルは高いですが、試験範囲のサービスを知るだけでもかなり有用だと思います)
今回一番お世話になったのは、やはりBlackbeltセミナーの資料(と動画)ですね。
SOAの場合、Cloudwatch、IAM、セキュリティ系(NACLとセキュリティグループなど)あたりが特に重要になります。
最低限、どのサービスがどんなことをやるためのものかはわかっていた方が良いです。これはSOAに限らずAWSの資格全般に言えることですが。
(例えば、GuardDutyとShieldとInspectorはそれぞれどんなサービスなのか、などなど)
書籍
「AWS認定アソシエイト3資格対策~ソリューションアーキテクト、デベロッパー、SysOpsアドミニストレーター~」
Developerの資格取得も視野に入れていたので購入。
ただ、試験範囲にあるサービスについて概要程度のことしか書いていなかったのであまり役には立ちませんでした。(これからAWSを学ぶ人には有用だと思います)
問題集
「AWS WEB問題集で学習しよう」
SAAの時もお世話になったWEB問題集。
今回は試験までの日数が少なかったので、有料プランではなく無料分のみ活用しました。
(もし落ちていたら購入していたと思います)
「WHIZLABS」
試験問題を販売している海外のサイト。
WEB問題集に比べて割安ですが、同じ理由で無料の問題(15問)だけ活用しました。
紹介していた記事では「Google翻訳で対応できる!」とあったものの、実際にやってみたらコピペ不可(そもそも右クリック不可)でやり方がわからなかったので、気合で英語のまま解きました。
試験を受けての所感
・試験時間は130分でしたが、文章をちゃんと読んで理解してから解くと意外とあっという間でした。(SAAの時は眠くてしょうがなかったですが、今回はそんなこともなく)
・サービスの目的(○○は何のためのサービスか、など)を問う問題はなく、「知っている前提」で設計や運用のベストプラクティスについて問う問題が出る
・セキュリティの問題は多かった気がする(その辺りのサービスの理解が不十分だったのでだいぶ減点されたと思います)
・S3バケットポリシーの定義内容を読み解いたり、ルートテーブルのstateを見て「どんな状態か」を問うような、そこそこピンポイントな問題もあったので、もっと実際に手を動かした方が良かった(なのでハンズオンやサービスのチュートリアルは一通りやるべきだった)
今後の予定
次はDeveloper(DVA)とクラウドプラクティショナーを取る予定です。(できれば今月中)
資格に限らず、今年は色々身に付けていきたいです(具体的にはコンテナやterraformなど)。
2020/1/24追記
これも多くの記事で触れられていることですが、AWSの認定資格に合格すると次回の試験・模擬試験は半額になるバウチャーがもらえるので、次の試験の際に活用すると良いです。
(自分は前回SAAに受かった分をSOAに適用し忘れて涙目になりました)