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AWS ディベロッパーアソシエイト資格(+α)に合格しました。

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はじめに

前回(SysOps)に引き続き、AWS Certified Developer - Associate(DVA)を取得しましたので、勉強した内容や試験の所管について書きたいと思います。
(ついでにCloud Practitioner(CLP)も取得しましたが、こちらはそれ専用の勉強はほとんどしていないので、結果(スコア)だけさっくり書きます)

※過去の記事
AWS SAAに受かった話
AWS SOAに受かった話

勉強期間

SOAを取ったのが2020/1/17なので、約1.5ヶ月ぐらいです。
とはいえ、試験範囲もSOAと重複する部分も多いので合算して2.5ヶ月と考えた方が良いかもしれません。

獲得スコア

試験 受験日 スコア/合格点/満点 結果
Cloud Practitioner(CLP) 2020/2/29 846/700/1000 合格
Developer Associate(DVA) 2020/3/1 883/700/1000 合格

CLPの方はともかく、DVAの方は試験中あまり手ごたえがなく、落ちたかもしれないと思いながら受けていたので、思ったよりスコアが良くて驚きました。

DVA試験の勉強方法

AWSはアップデートが早いので書籍よりも公式ドキュメントで勉強する方が本筋になる、というのはAWS資格共通の話ですが、DVAは以下の難しい点がありました。

  • 他のアソシエイト資格に比べて教材が少ない
  • 試験範囲のサービス(CodeCommitやOpswork、API Gatewayなど)は開発をやっていないとイメージが付きにくい  (特にCodeシリーズはインフラエンジニアだとあまり触る機会が無い)

開発をやっている人であればまた違うのかもしれませんが、自分のように開発経験がない場合の勉強の進め方としては、

  1. サンプルや模擬試験、Whizlabsの問題を解く
  2. わからなかった部分や、理解が曖昧だと思ったサービスについて公式ドキュメントで調べたり、チュートリアルをやったりする

という流れ(繰り返し)になると思います。

また、これはDVAに限らないですが、AWSは「多くのサービスから取捨選択して顧客が求めるものを提供する」がコンセプト(だと思っている)なので、類似サービスの用途や機能の違いは知っておいた方が良いです。
(たとえば、CloudTrailとX-Rayは何が違うのか? もしくはCloudwatchやInspectorとは? など)

学習で使った教材

AWS公式

サンプル問題、模擬試験、Blackbeltオンラインセミナーの資料・動画は当然なので省略するとして、それ以外だとチュートリアルやハンズオンにだいぶお世話になりました。

今回の場合、DynamoDB、Lambda、SQSあたりはかなり頻繁に(かつ詳細に)出題されるので、そのあたりのチュートリアルをやっておくと良いと思います。

あとは「AWS Hands-on for Beginners Serverless 編」という、今回の試験範囲であるLambdaやAPI Gateway(他)の解説とハンズオンがセットになったオンデマンドセミナーもあるので、これを一通りやった方が良いです。

試験では「xxをするのに指定するパラメータは何か」的な細かい問題も出るので、とにかく実機作業の練習を積み重ねていくと本番の時に「そういえば」と引っかかる部分があったりします。
(その意味ではAWS試験はかなり実践的な問題が出る印象です)

またそれ以外だと、サービスのベストプラクティスもかなり参考になりました。

書籍

「AWS認定アソシエイト3資格対策~ソリューションアーキテクト、デベロッパー、SysOpsアドミニストレーター~」

前回に引き続き。ただSOAを取った後はほとんど読まなかったのであまり役立ってはいないです。
(あくまでAWS初心者がサービスの大枠をさらうための本、と考える方が良さそうです)

問題集

「WHIZLABS」(https://www.whizlabs.com/)
試験問題を販売している海外のサイト。
今回は有料版を購入し、全体を2週ぐらいやりました。

前回はわからなかった翻訳のやり方ですが、トップページで日本語に翻訳し、そのままマイコースから問題にアクセスするとページ遷移時に自動で翻訳してくれるので、問題も日本語で解くことができます。(Google Chromeの場合。他のブラウザは未確認)

ここの問題がそのまま出た、ということはありませんが(一部模擬試験と重複する問題はありましたが)、わからないサービスを洗い出して勉強するきっかけになった、という点では今回一番お世話になったと思います。

試験を受けての所感

  • 読んだ瞬間「これだ」とすぐにわかる問題は少なかった(ただし明らかにおかしい選択肢がまぎれているので、文章はよく読むべし)
  • DynamoDB、SQS、Lambda、API Gatewayの問題がやたら多い(直接問われているかはさておき)
  • 計算問題は得点源
  • KMSというよりはSSL暗号化の仕組みを聞かれているような気分になった
  • 意外とECSの問題が出た(あまり準備していなかったので「アカン」ってなった)
  • 同じようなことを複数の問題で聞かれることがあるので、最初はわからなくても後の問題をやったらわかる場合もある

今後の予定

とりあえずエントリーとアソシエイト3つでAWS資格4冠になれて一安心、といったところです(SAAを取った時期からすると遅過ぎたぐらいですが)
次はAWS Solution Architect Professional(SAP)が本命ですが、仕事でAzureも触っているのでAzure Administrator Associate(AZ-103)に寄り道するかもしれません。

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