はじめに
今日(11/8)にAWS Certified Data Analytics - Specialty資格(以降DAS)に受かったので、いつものようにその時の所感や実践した勉強など。
ネットワークの時と同様、データ分析系のサービスは実務未経験だったので、なかなか難しい試験でした。(一発合格でしたが、合格点は751/750の超ぎりぎりでした)
誰かの役に立てば幸いです。
※過去の記事
AWS SAAに受かった話
AWS SOAに受かった話
AWS DVA(とCLP)に受かった話
AWS SAPに受かった話
AWS SCSに受かった話
AWS ANSに受かった話
AWS DBSに受かった話
獲得スコア
|受験日|スコア/合格点/満点|結果|
|:--|:--|:--|:--|
|2020/11/8|751/750/1000|合格|
勉強に使った教材
※親の顔よりも見たWhizlabsとBlackbelt、あと公式模擬試験は省略
AWS Summit 2020/2019資料
Blackbelt以外だと、Summitでデータ分析系やRedshiftのセッションを観ました。
「データ分析とは何ぞやか」を知る上では良い教材だったと思います。
https://aws.amazon.com/jp/summits/tokyo-osaka-2019-report/
https://resources.awscloud.com/aws-summit-online-japan-2020-on-demand
QuickSightセミナー
直近(10/14)に開催されたQuickSightのオンラインセミナー資料が公開されていました。
QuickSightのアーキテクチャーやアクセス制御の考え方など、詳しく説明されています。
https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/quicksight-matome-20201014/
チュートリアル/ハンズオン
Kinesisは直近の案件で触る機会がありましたが、GlueやEMRなど実務で触っていないサービスは公式のチュートリアルやハンズオンで補いました。
(言いつつ、Kinesis以外のハンズオンは横着してあまりやらなかったのですが)
Kinesisだと例えば下記のようなハンズオンをやりました(他にもいくつかやりましたが)
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/lambda/latest/dg/with-kinesis-example.html
Exam Readiness
公式のデジタルトレーニング。
勉強始めであれば最初から通してやった方が良いと思いますが、終盤だったので最後の練習問題だけ何度か解きました。
Exam Readiness: AWS Certified Data Analytics - Specialty
https://www.aws.training/Details/eLearning?id=46612
試験の所感
- 全体的に「データ分析とは何か」が問われている試験だった
- DASに限らず、専門資格はAWSサービスだけではなくその分野自体の一般的な知識が問われている(気がする)
- Glueなどを使ったデータ分析やETLのハンズオンをやっていればイメージ付きやすいかも
- DAS試験は(ネットワークやSAPに比べて)簡単、という話はたまに聞いていたが、今回受けた感じだと「当たらずも遠からず」といった印象
- Glue/EMR/Kinesisはそこそこ詳しく出る
- サービスの使い分け問題は非常に多かった
- KinesisとMSKとSQS(FIFO)や、GlueとEMRとRedshiftなど
- どのサービスにもメリデメはあるので、問題文の要件に応じた回答をする
- コストを最小限にするとか
- アクセス権限の制御問題は多数出た
- 分析クエリ遅い問題は鉄板
- 読み込むデータセットのサイズを減らすか、処理効率の良い形式(Parquetなど)に変換するか、性能が良いサービス(EMRやRedshiftなど)に変えるかが基本的な対応
- リアルタイムのデータ分析&可視化ではElasticSearchが強い
- 難しい問題は多かったが、一方で簡単な問題(というより他に選びようがない問題)も多かったので、諦めずに最後まで解く
- データ同期用途で意外と出てくるDatasyncとDMS