お前らの議論の仕方は間違ってる -フェーズを意識した議論の進め方-
https://qiita.com/crossroad0201/items/69fda265cdeda134f7af
ある期間で、ある人数で、ある金額で仕事をするときに、いろいろな制約条件にがんじがらめの場合には、上記方法で仕事をすることに意味があることは合意。
共有とか、決定とか、自分でしたことがない人がいて、仕事の流れに追従だけしていると、技術力とか、指導力とかは身につかないかもしれない。
オープンソースで共有, 発散, 収束, 決定がいらない仕事を進めてみて、技術力とか指導力とかを考えるのもよいかもしれない。
「オープンソースプロジェクトで上手いことやってくための10の方法」を拝読し
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/81265788e7cf8f7b230b
この記事と、この記事の元記事に共通の事象、認識を出発点として論を進める。
「」書きの事項が、10の方法のうちの9つ。
共有
オープンソースは初めから共有している。
仮説(10)「共有」と言って良い時
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/b554d24193f38740ce6a
オープンソースでない事業の場合、共有と言いながら、紐付きで、制約が多く、共有でないことがしばしば。
オープンソースで、共有ってどういうことか経験しておくとよい。
「こまけぇことはいいんだよ!まずはやろう!」
「GitHubの仕様をよく理解する」
「英語を使う」
発散
オープンソースの利用対象集合は、全世界である。
分布は発散している。
敢えて、発散する必要はない。
「やりたいようにやる」
「人には好み、主義・主張がある」
「敵はどこにもいない」
収束
オープンソースでは発散しているものを収束させる必要はない。
自分のやりたいようにやればよいだけだから。
「利用者を守る」
「ローカルルールに従う」
「相手に敬意を払う・おもてなしの心」
決定
オープンソースでは発散しているものを収束させてから決定する必要はない。
自分のやりたいようにやればよいだけだから、発散したまま決定すればよい。
まとめ
オープンソースでは、共有・発散・決定が同時。
次に自己決定で分岐(発散)するかもしれない。
最後に統合決定(収束)するかおしれない。
収束してから決定するのではない。
流れとしては、
共有・発散・決定ー>自己決定・分岐(発散)ー>統合決定(収束)
オープンソースで、どこからか資金が出るときには、別の方法を取ることもある。
オープンソースで、何人かで組んで作業するときには、別の方法を取ることもある。
大事なのは、構造設計社(architect)が、よりよい構造への変化の可能性を見積もり、いつ構造変革を行うか。
よくない変化を捨てる決断がでるかどうかなど。
進め方(process)ではなく、構造についての決断(決定)が大事かも。
それ以外の、もろもろの制約条件、複数の選択肢、過去の遺産の継承など、など。
一度、オープンソースで、構造設計から、配布、分岐、統合などを経験しておくと、制約条件の多い業務で、どこまで発散し、いつ収束するといいかの勘所がつかめるかもしれない。
オープンソースの世界に嵌ってしまって、抜けられなくなるかもしれない。
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This article is an individual impression based on the individual's experience. It has nothing to do with the organization or business to which I currently belong.
文書履歴(document history)
ver. 0.01 初稿 20220707
ver. 0.02 add URL 20240328
ver. 0.03 補正 20240408
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