古いLIFEBOOKをUbuntu開発機にする【10. Google Meet動作検証編】
目次
- はじめに
- 今回の検証環境
- 1. Google Meetの動作要件を確認する
- 2. ChromeでGoogle Meetを表示する
- 3. 会議を開始して基本動作を確認する
- 4. カメラを確認する
- 5. マイク・スピーカーを確認する
- 6. WebGLと背景エフェクトについて
- 7. 接続端子到着後に確認する項目
- 今回の確認結果
- まとめ
- 参考資料
- 関連記事
はじめに
メインPCのDELLが不調になったことをきっかけに、以前使用していた古いLIFEBOOKへUbuntuを導入し、開発機として再利用しています。
前回の第9回では、LIFEBOOKへGoogle Chromeを導入しました。
Google Chrome 155.0.8059.39をインストールし、Webページ表示、Chrome DevTools、再起動後の動作まで確認できたため、今回は次の用途として Google Meetが実際に使えるか を確認します。
今回確認する内容は次のとおりです。
Google MeetをChromeで表示
↓
会議開始
↓
カメラ確認
↓
マイク確認
↓
スピーカー確認
↓
背景エフェクトの状態確認
↓
実用上問題なく利用できるか確認
今回のLIFEBOOKは2010年前後の古い機種で、CPUも Intel Pentium P6200 2.13GHz / 2コア・2スレッド です。
高性能なPCでの検証ではなく、この古い実機でGoogle Meetの基本機能を利用できるかを確認します。
この記事では、今回のLIFEBOOK実機で確認できた結果だけを記録します。
Google Meetの映像品質や処理負荷は、CPU・GPU・ネットワーク・カメラ・ブラウザ設定などによって変わります。
今回の検証環境
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| PC | 富士通 LIFEBOOK AH52/C |
| 型名 | FMVA52CBJ |
| CPU | Intel Pentium P6200 2.13GHz |
| CPUコア数 | 2コア / 2スレッド |
| メモリ | 8GB |
| ストレージ | 256GB SSD |
| OS | Ubuntu 24.04.5 LTS Desktop |
| Kernel | Linux 7.0.0-38-generic |
| Architecture | x86_64 |
| ブラウザ | Google Chrome 155.0.8059.39 |
| Google Meet | Web版 |
LIFEBOOKには、Google Chrome導入時点でChrome DevToolsまで利用できる状態になっています。
1. Google Meetの動作要件を確認する
Google Meet公式ヘルプでは、UbuntuなどのDebianベースLinuxディストリビューションがサポート対象として案内されています。
また、Google Meetを利用するための最小ハードウェア要件として、
デュアルコアプロセッサ
2GBメモリ
が案内されています。
今回のLIFEBOOKは、
CPU : Intel Pentium P6200
Core : 2コア / 2スレッド
Memory : 8GB
OS : Ubuntu 24.04.5 LTS
なので、少なくともGoogleが案内しているMeet参加用の最小構成は満たしています。
一方、Google公式では高品質な映像・音声、ビジュアルエフェクト、マルチタスクなどについては、より新しいCPUやGPUを推奨しています。
今回の目的は、背景エフェクトなどを含む高機能利用ではなく、
会議参加
カメラ
マイク
音声出力
基本的なGoogle Meet操作
が行えるかの確認です。
判断元URL:
2. ChromeでGoogle Meetを表示する
LIFEBOOKでGoogle Chromeを起動し、Google Meetを開きました。
今回の環境では、Google Meetのトップ画面を問題なく表示できました。
画面上では、
会議コードまたはリンク入力欄
新規
設定
会議一覧
などが正常に表示されました。
Chrome上でGoogle Meetそのものを開くところまでは問題ありませんでした。
3. 会議を開始して基本動作を確認する
Google Meetのトップ画面から新しい会議を開始し、実際の会議画面まで進みました。
今回の実機では、
Google Meetを開く
↓
新しい会議を開始
↓
会議画面を表示
↓
通常操作
まで問題なく行えました。
古いLIFEBOOKですが、Google Meet自体の起動や画面操作で利用不能になるような問題は確認できませんでした。
4. カメラを確認する
Google Meetの会議画面でカメラを確認しました。
今回のLIFEBOOKでは、カメラ映像を問題なく利用できました。
Google Meetでは初回利用時などにChromeからカメラ・マイクへのアクセス許可を求められる場合があります。
Google公式でも、Meetを利用する前にブラウザへカメラとマイクへのアクセスを許可する必要があると案内されています。
判断元URL:
今回の実機では、通常のビデオ会議用途としてカメラを利用できることを確認しました。
5. マイク・スピーカーを確認する
今回使用しているLIFEBOOKは古い機種のため、現在のノートPCでよく見られる4極コンボジャックではなく、マイク入力とヘッドホン出力が別端子になっています。
手元の機器をそれぞれの端子へ差し替えながら確認したところ、
マイク入力 : 問題なし
音声出力 : 問題なし
Google Meet : 問題なく利用可能
という結果でした。
つまり、LIFEBOOK側のマイク入力端子とヘッドホン出力端子自体は、Ubuntu / Google Meet環境でも利用できています。
現在使用したい音声機器との端子構成が異なるため、マイクとヘッドホンを同時接続するための接続端子を別途用意しています。
個別動作は確認済みで、同時利用については接続端子到着後に最終確認します。
6. WebGLと背景エフェクトについて
Google Meetの通常利用は問題ありませんでしたが、今回のLIFEBOOKではWebGLを有効化していないため、背景エフェクトは使用しませんでした。
Google公式では、パソコンで一部のビジュアルエフェクトを利用するためにWebGLやグラフィックアクセラレーションなどが必要と案内されています。
また、Google Meetの推奨ハードウェアでは、すべての視覚効果を高品質で利用する構成として、より新しいCPUやWebGL 2.0対応GPUが挙げられています。
今回のLIFEBOOKはPentium P6200を搭載した古いPCなので、無理に背景エフェクトを有効化することはせず、
カメラ
マイク
音声出力
通常の会議
を安定して利用することを優先します。
「Google Meetが使えない」のではなく、今回の実機では背景エフェクトを検証対象外としています。
通常のGoogle Meet利用には問題ありませんでした。
判断元URL:
7. 接続端子到着後に確認する項目
マイク入力とヘッドホン出力については、それぞれ個別に動作確認できています。
残っているのは、用意した接続端子を使用した マイクとヘッドホンの同時利用確認 です。
到着後は、
接続端子を装着
↓
マイク入力確認
↓
ヘッドホン出力確認
↓
Google Meetで同時利用
まで確認します。
この項目は接続端子到着前のため、現時点では個別動作確認までです。
記事公開前または到着後に、同時利用の実測結果を追記します。
今回の確認結果
| 確認項目 | 結果 |
|---|---|
| Google Meetトップ画面 | 正常表示 |
| 新しい会議の開始 | 問題なし |
| カメラ | 利用可能 |
| マイク入力 | 個別確認で問題なし |
| 音声出力 | 個別確認で問題なし |
| 通常のGoogle Meet利用 | 問題なし |
| 背景エフェクト | WebGLを有効化していないため検証対象外 |
| マイク・ヘッドホン同時利用 | 接続端子到着後に最終確認 |
まとめ
今回は、Ubuntuを導入した古いLIFEBOOKでGoogle Meetが実用できるかを確認しました。
Google ChromeからGoogle Meetを開き、新しい会議の開始、カメラ、マイク、音声出力まで実機で確認したところ、通常のビデオ会議用途では問題なく利用できました。
Google Meet公式が案内している最小ハードウェア要件はデュアルコアCPUと2GBメモリで、今回のLIFEBOOKは Pentium P6200 2コア / 8GBメモリ です。
高品質な映像処理や背景エフェクト向けの推奨環境とは大きく差がありますが、今回の目的である通常のGoogle Meet利用については動作しました。
一方、LIFEBOOKはマイク入力とヘッドホン出力が別端子のため、現在使用したい機器をそのまま同時接続できません。
端子を差し替えた個別確認ではマイク・音声出力とも問題なかったため、接続端子到着後に同時利用できることを確認すれば、Google Meet環境としての検証は完了です。
また、今回はWebGLを有効化していないため背景エフェクトは対象外としました。古いPCへ無理に高負荷な機能を追加するのではなく、会議に必要な基本機能を安定して利用する構成を優先しています。
第9回でGoogle Chromeを導入し、第10回でGoogle Meetまで利用できることを確認できたことで、LIFEBOOK単体でもWeb開発だけでなくオンライン会議へ参加できる環境が整ってきました。
参考資料
Google Meet ヘルプ:Google Meet の使用要件
確認内容:
- UbuntuなどDebianベースLinuxの対応
- サポート対象ブラウザ
- カメラ・マイクへのアクセス許可
- 最小構成としてデュアルコアCPU / 2GBメモリ
- 高度なMeet機能ではより新しいCPU・GPUが推奨されること
Google Meet ヘルプ:画質と音質の改善
確認内容:
- WebGL
- グラフィックアクセラレーション
- 映像処理・ビジュアルエフェクトに関する要件
Google Meet ヘルプ:背景とエフェクトを変更する
確認内容:
- Linuxでビジュアルエフェクトを使用する際の要件
- WebGL対応
- グラフィックアクセラレーション
関連記事
このシリーズ
- 第1回:古いLIFEBOOKをUbuntu開発機にする【1. Ubuntu 24.04 LTSインストール編】
- 第2回:古いLIFEBOOKをUbuntu開発機にする【2. OpenSSH Server導入編】
- 第3回:古いLIFEBOOKをUbuntu開発機にする【3. VS Code Remote - SSH接続編】
- 第4回:古いLIFEBOOKをUbuntu開発機にする【4. Docker Engine構築編】
- 第5回:古いLIFEBOOKをUbuntu開発機にする【5. Sambaファイルサーバ構築編】
- 第6回:古いLIFEBOOKをUbuntu開発機にする【6. VS Code導入・GPU対策編】
- 第7回:古いLIFEBOOKをUbuntu開発機にする【7. LibreOffice導入・動作検証編】
- 第8回:古いLIFEBOOKをUbuntu開発機にする【8. 躓いたポイント集】
- 第9回:古いLIFEBOOKをUbuntu開発機にする【9. Google Chrome導入・動作検証編】
- 第10回:古いLIFEBOOKをUbuntu開発機にする【10. Google Meet動作検証編】(この記事)
