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OpenCV Advent Calendar 2022まとめ

Last updated at Posted at 2022-12-24

今年もOpenCV Advent Calandarを楽しんでいただき、ありがとうございました!

最初に、寄稿頂いた皆様、ご精読下さった皆様に、心よりお礼申し上げます。本当にありがとうございました!

この記事では、今年のOpenCV Advent Calendarで取り上げたトピックをいくつか紹介させていただきたいと思います。(OpenCV 4.7.0のリリースノートが12/24 21:00時点でまだ出ないからです)。

どの投稿も個人的には非常に興味深い内容でした。時間と体力が許すならば、全投稿へお礼とコメントしたかったところでしたが、流石につらいです。そこで、今回は、各テーマ2つ程度に対して「個人的オススメ」とコメントさせていただきます。 正直、まだ見ていない記事があるならば、全部読んでほしいです!!

■ OpenCVを利用したアプリケーションの話

OpenCVを実応用したアプリケーションに関する投稿です。

◯ 個人的オススメ

◯ 今年の投稿

■ OpenCV ライブラリTips/利用方法

OpenCVライブラリをどう使えばいいのか、に関してのトピックです。

◯ 個人的オススメ

  • OpenCVのdnnモジュールのクラス分類で信頼度を[0.0-1.0]にする は、現状のOpenCVでサポートしていないレイヤーがあったときにどうやるのか、についての考察となっております。今後も機械学習で学習モデルの進化に伴い、OpenCV側が対応できていないようなケースも出てきそうです。当該記事はそういった場合にどう対応するのか考える良い切っ掛けとなりそうです。Deep Learning系をやられている方には、ぜひ読んでいただきたいです。
  • OpenCVで上下のあるサンプルの角度を取得する は、OpenCVで実際に画像から情報を抜き出すときにつまづきそうな課題への検討です!「なるほど!」と納得できる内容になっております。

◯ 今年の投稿

■ OpenCV モジュール実装の説明や機能拡張等

OpenCVを構成する各モジュールの実装についての知識や、あるいは、その機能拡張などの説明になります。

◯ 個人的オススメ

  • OpenCVのvideoioモジュールでソースビルドのFFmpegを使う は、OpenCVのMITライセンスとFFmpeg(に関連するライブラリ)のGPL/LGPLライセンス問題を解決するのに非常に役立ちそうです!製品に組み込みたい、でも、ffmpegは使えない…などと悩む場合に、非常に参考になると思います!
  • OpenCVを使って連番画像をアニメーションWebPとして出力する方法 は、WebPでのアニメーション出力をOpenCVから直接やってしまおう、という投稿です!確かに、アニメーションを簡単にファイル化したいならば、GIFはもう古いですね!ファイルサイズ差などにも注目下さい!
  • NiceGUI と OpenCV を組み合わせたい。 は、Pythonを使ったWeb based UIでOpenCVとの接続方法です。なお、記事のアップデートによって動画にも対応できるようになりました。「OpenCV使って機械学習のデモ見せたいけど、うーん、Native Applicationはいまいち。とはいえ、OpenCV.jsもどうなのかな」とか、もう悩まなくていいです!!

◯ 今年の投稿

■ OpenCV そのほか

◯ 個人的オススメ

◯ 今年の投稿

まとめと今後の展望

OpenCV Advent Calandar 2022 に寄稿・精読頂きまして、誠にありがとうございました!

Computer Vision は「機械が人と同じ視線で物を見て、認識するための普遍的な手段」として、2023年も更にその先も必須になると考えます。その中で、OpenCVは、Computer Visionを実現するためのライブラリとして、来年以後も様々ん分野で活用されていくと思います。

OpenCV 4.7.0

昨年は、「できらぁ!」と、クリスマスリリースされるOpenCV 4.5.5 のリリースノートを読んでみました。今年は、2022/12/24 21:30現在でもまだOpenCV のRelease notesも準備ができてないので、今年は流石になしという方向でお願いします。

OpenCV 5.0.0

OpenCV 5.0はなかなかこれまで出てこなかったが、来年!!とうとうリリースされそうな勢いです!

DNNモジュールの見直しができ次第、OpenCV 5.0の時代が来る(かもしれません)!

NPU活用などの強化もどんどん進んでいくようです(たぶんきっと)。

Computer Visionの未来

ここは完全に余談です。

OpenCVでもマルチセンサーAI対応強化も来るのかも?と個人的には考えています。複数のカメラ画像を同時入力して突き合わせる事で、単一カメラだけではできなかった以上の情報を抽出・推定・認識する時代がくる(といいなあと考えています)。

最後に

1か月間/25日間という、長いようで短い期間ではありましたが、無事に25日分の全記事が揃いました(1日代打投稿もさせていただきました、投稿したいネタがあったかもしれませんが、ごめんなさい)。

寄稿頂きました皆様、そして、精読頂きました皆様のおかげです。重ねてお礼申し上げます、ありがとうございました!!

それでは、よいお年をお迎えくださいませ! 2023年も、よろしくお願いいたします。

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