パソコンの引っ越しでOffice365とOneDriveのアカウントが中々有効化できず(Windows11Pro 24H2)
[環境](新旧パソコン共通事項)
- Windows11Pro 24H2
- BitLockerは無効
- Windowsのローカルアカウントを利用
- OfficeおよびOneDriveは「Microsoft 365 Apps for business」を利用
[引っ越しの方法]
- 旧パソコン:
- OneDriveは同期を24時間一時停止した。
- Officeはサインインしたまま。
- コントロールパネル - バックアップと復元(Windows7)でイメージ取得。
- 新パソコン:
- バックアップと復元(Windows7)で取得できたイメージをUSBメモリで起動させた回復ディスクから展開。
[発生事象]
- 新パソコンでOSにローカルアカウントでログイン後、OfficeとOneDriveの再サインインを進めたが次のエラーが発生した。
デバイスのTPMの問題
Correlation Id: xxx-xxx-xxx-xxx-xxx
DPTI: xxxxxx
Message: The credential is invalid. Unexpected sub status (6008).
Tag: 657rx
Code: 2150171662
※実際のスクリーンショットを取れば良かったが、この事象のエラーと思われる。
Microsoft 365 Apps のライセンス認証エラー:「トラステッド プラットフォーム モジュールが正しく機能しませんでした」
[復旧までの手順]
(1) WindowsUpdateを実施 ※最新の状態を確認
▼
(2) Office.comから該当ユーザーのOfficeアプリのライセンス割り当てを無効→有効実施
▼
(Tag: 657rxエラーが表示されていたので次の処置を実施。)
(3)Microsoftアカウントに失敗して657rxが表示されてしまう事象の解消手順
3. エクスプローラーで下記のフォルダを開く
C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\Packages\Microsoft.AAD.BrokerPlugin_cw5n1h2txyewy
4.フォルダ内のものをすべて削除!
※アプリを終了できていないと削除できないファイルがあります。
※必ずすべて削除してください。
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(この後、エラーが48v35に変わったので次の処置を実施。)
(4) MS365 認証エラー 48v35 を5分で復旧する手順と原因 - 対応内容(復旧手順)
Step1. Word や Excel などの Office アプリを終了
Step2. Win+R →%LocalAppData%\Microsoft を開く
Step3. OneAuth と IdentityCache フォルダを削除
(管理者権限は不要)
Step4. PC を再起動
Step5. Office アプリを起動してサインインを再実行
この後OfficeアプリとOneDriveアプリからサインインを行うと、数回再びパスワード入力が求められ、
一瞬だけ「デバイスのTPMの問題」エラーが表示されるが、
即時ローディング表示になってサインインウィンドウが消えると、
その後はエラー表示されず、Officeアカウントを見てもエラー表示されていない正常な状態となった。
※更に何度かパソコン再起動を行っても問題ない。
[質問]
- 最終的には正常に動作出来るようになりましたが、どの手順ならば最短で復旧できるのでしょうか?

