概要
AWS 認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナル資格試験に向けた小ネタ集。
リージョン障害時のDR(ディザスタリカバリ)についてです。
代表的なサービスがどのようにリージョン障害に備えるかのまとめです。
[2020年10月追記]
2回目の受験でついにプロフェッショナル試験に合格しました!
合格体験記/勉強法を以下で投稿しているので良かったら読んでください。
試験受ける予定がある方の少しでも役に立てればと思います(^^)
AWS初心者がAWS 認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナル資格試験に合格した時の勉強法
はじめに
AWSでのDR対策は求められるRPO/RTO、可用性、コストの兼ね合いで様々な対策が取れますが、よく以下の4つに分類されます。
- バックアップ&リストア
- パイロットライト
- ウォームスタンバイ
- マルチサイト
その中でプロフェッショナル資格で頻出のパイロットライトに関する整理です。
BlackBeltとしては、以下等を参考にしています。(上記図も以下から抜粋して載せています)
Route53
- セカンダリレコードセットを追加しフェイルオーバールーティングポリシー設定
- ヘルスチェックを追加し、ヘルスチェックに失敗したらフェイルオーバーという基本構成ですね。
S3
- クロスリージョンレプリカで対策
- S3->S3、Glacier->Glacierが基本と思っていましたが、S3->Glacierもできるようになっていました。
AWS Systems Manager パラメータストア
- リージョン依存する情報(S3やRDS接続情報など)を保持していたらリージョンごとに準備
- AWS Systems Manager リージョンごとにパラメータストアを持つ仕様
CloudFormation
- AMIのマッピングセクションでリージョンごとの考慮を入れる(AMIがリージョンごとのため)
- AutoScaling設定で最小、最大、希望量を少なめに準備しておく。(例えばすべて「1」とか)
- フェイルオーバー時にLambdaで変更する(例えば最大、希望量を「4」にする)
EC2
- 起動用のAMIを準備する
- リージョンごとコピーしておく
EBS
- スナップショットをS3に作成しておく
- S3のクロスリージョンレプリカで別リージョンにもコピーしておく(今のところリージョンをまたいだスナップショットはできないはず)
RDS
- 別のリージョンにリードレプリカを準備しておく
- フェイルオーバー時にLambdaでスタンドアローンインスタンスに昇格させる
その他参考
アソシエイト資格の勉強法は以下を参照
AWS初心者がAWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト資格試験に合格した時の勉強法
プロフェッショナル資格の勉強法は以下を参照
AWS初心者がAWS 認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナル資格試験に合格した時の勉強法
その他の小ネタは以下を参照