一度作ったらそれほど頻繁な更新は必要なく、物量的にもそう大きくはならないであろう、自己紹介・ポートフォリオ系の「ホームページ」と、日夜更新してどんどん大きくしていくブログ・wiki系の「ホームページ」では、適する道具が違ってくるように思います。
前者は、適当なCSSフレームワークをダウンロードしてきて必要最小限のところだけ書き換えこれをもって完成品とするというのが、一番手間がかからず効果的に思います。レスポンシブデザインにも適合したイケてるデザインを実現するCSSファイルと、一通りの型紙HTMLファイルをアーカイブしたものが、いろいろ公開されています。
後者については、私も静的サイトジェネレータ(SSG)に注目しています。
私は10年以上前からMovableTypeでブログを運用していたのですが、これがもうややこしすぎて、モチベーションが落ちてきた今ではメンテナンスに手を出す気にもなれないという状況になっています。どういうわけか一部の機能が不全状態に陥っているのですが、問題個所を探索する気になれない…。
そもそも、個人ホームページに必要な機能なんて限られていると思うのですよ。不要不急の機能をサポートするために万事に妙にややこしい手順を要求されるのはバカバカしいことです。
というわけでSSGですが、巷で話題らしいHugoとかには背を向けて、perlベースのDapperというツールに注目しています。私自身がperlに最もなじみがあることと、シンプルなつくりなのでシステムを把握するのもカスタマイズを試みるのも容易そうなところが気に入っています。また、本文データの構築にはmarkdownが使えます。
perlベースの静的サイトジェネレーター : Dapperを試してみませんか? - Qiita
公開用htmlファイルの型紙を「レイアウトファイル」という名前で作る必要があるのですが、これを前述のフリーCSSフレームワークをちょこっと改変して作り上げるというアプローチも可能です。
個人ベースのサイト構築なら、この辺が一番身の丈に合っているのではないかと考えているところです。