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IBM Bob × Instana × MCP ― 最初の一文を投げて、Instana が“道具”になった日

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Last updated at Posted at 2025-12-22

はじめに

5日目 までで、ようやく準備が整いました。

正確に言うと、

  • Instana MCP Server が起動している
  • mcp-remote で STDIO ↔ HTTP(SSE) がつながっている
  • .env.bob/mcp.json が置かれている

「IBM Bob が Instana に触れるための最低限の舞台」 ができただけです。

まだ、

  • 試験計画は作っていない
  • 分析もしていない
  • 価値評価もしていない

だからこそ、6日目 では いきなり本題に入ります。


6日目 のゴール

6日目 のゴールは、これだけです。

Instana に接続できているかを IBM Bob 自身に確認させる

人間が curl で叩いて確認するのではなく、IBM Bob に 最初の一文 を投げる。


その「最初の一文」

Bob に投げたプロンプトは、これです。

Instana に接続できているか確認してください。
利用可能なツールがあれば一覧で表示してください。

余計な前提説明も、誘導もありません。

  • 成功しても失敗しても OK
  • 想定どおりでなくていい
  • まず「何が起きるか」を見る

何が起きたか

IBM Bob は、考えました。

そして、

IBM Bob は、Instana への接続確認と同時に、
「自分が使える道具」を一覧で提示してきました。

数えてみると、100以上。

アプリケーション監視、イベント管理、
インフラ、Web 監視まで、
カテゴリ分けされた形で返ってきます。

この時点で気づいたのは、

Instana は、
「見る対象」ではなく
「操作可能な世界」として
IBM Bob に認識された、ということでした。


Instana が「監視ツール」ではなくなった

この一文で、Instana の立ち位置が変わりました。

それまでの Instana は、

  • ダッシュボードを見るもの
  • アラートを確認するもの
  • 人が判断するための画面

でした。

でもこの瞬間から、

Instana = IBM Bob が考えるための事実の供給源

になりました。


大事なのは「賢さ」じゃない

ここで重要なのは、

  • IBM Bob の答えが正しいか
  • 深い分析ができたか

ではありません。

大事なのは、

IBM Bob が Instana を「使える」と理解したこと

です。

  • API の存在を理解した
  • Tool があると認識した
  • 次に「何を聞けるか」が見えた

動画も残しました

このやり取りは、そのまま動画にして X にアップしました。


なぜここからが本番なのか

ここまで来て、初めて言えます。

IBM Bob に何かを考えさせるスタートラインに立った

環境構築は目的ではありませんでした。

目的は、

  • Instana のデータを前提に
  • IBM Bob に考えさせ
  • 人がレビューする

この流れを作ること。


次にやること(7日目 以降)

次は、もう迷いません。

  • アプリケーション一覧を取らせる
  • Instana のイベントを見させる
  • それを前提に試験計画を書かせる

IBM Bob に「判断の材料」を渡すフェーズに入ります。


おわりに

6日目 は派手ではありません。

でも、

  • 最初の一文を投げた
  • Instana が「道具」になった

この一歩がなければ、この先は何も始まりません。

次からは、IBM Bob にどこまで任せられるか を 人間が横で見ながら進めていきます。


これまでの投稿

1日目: なぜ Instana × IBM Bob なのか? ― Observability を「見る」から「考える」へ

2日目: IBM Bob × MCP × Instana ― なぜこの構成にしたのか、なぜ Transport で迷ったのか

3日目: IBM Bob に環境構築の実行計画を書かせようとして、私は止めた

4日目: IBM Bob を使う前に、人間がやるべきこと(実録)

5日目: IBM Bob から Instana を操作できる「最小状態」を作る

6日目: IBM Bob × Instana × MCP ― 最初の一文を投げて、Instana が“道具”になった日

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