はじめに
初めまして、自己紹介させていただきます。
1995年生まれ福岡出身フリーランスエンジニアです。
先日福岡に帰省して、いろいろ自分のこと振り返るの大切だなとおもい、
今回記事を書くことを決断しました。
普通の人間がフリーランスになって生活しているという一例をシェアできたらとおもいます。
誰かの参考になれば幸いです!
今回は社会人3年目後半について書いてみようと思います。
目次
・学生~就活編⇒https://qiita.com/Yutajino/items/bf074102e254457af934
・1年目前半編⇒https://qiita.com/Yutajino/items/37d0ab0cd64d063870b7
・1年目後半編⇒https://qiita.com/Yutajino/items/a4f3ac0e4f6821a3b264
・2年目前半編⇒https://qiita.com/Yutajino/items/fccb4ce3c38186d0eb3b
・2年目後半編⇒https://qiita.com/Yutajino/items/ec6f2895e59343f255b0
・3年目前半編⇒https://qiita.com/Yutajino/items/4961a0983fde122adece
・3年目後半編⇒本記事
・フリーランス~失敗編⇒完成次第リンク貼ります
・失敗~現在編⇒完成次第リンク貼ります
自分の将来像
ありがたいことに3年目で
複数プロジェクトに参画して仕事をさせてもらっていて
会社に期待してもらっていることをひしひしと感じてました。
嬉しい反面、不満はないですが、給料面と自分の将来像をイメージした時に、
諸先輩方のようになるのはどうなんだろうと思っていました。
先輩方、部長、社長、全員
仕事もバリバリできて、会社内でも多方面で活躍されている方ばかりでした。
ただ、一緒に飲み行ったときや、会社の行き帰りに会話すると
金銭面で実は我慢してたり、家族との時間がうまく取れていなかったり、
何より思い切り楽しんで仕事をしている方が少なかった印象を持ってました。
会社を決めた時はノリと勢いだけだったので
改めて、このタイミングで自分の将来像を見直すべきだと思いました。
仕事に自分が何を求めているのかを整理すると
大きく二点出てきました。
①自分の人生経験値、知識を大きく増やす
世間ではDX化が進み始めていた時期でした。
SEという職業はニーズが増えてくるので、
自分が気になる業界や知らない業態と関わるチャンスが多いと考えていました。
自分が当初SEになった理由の一つとして
システム開発する上で、
新しい業種業態の会社と仕事をしていけば、
システム開発の技術云々に関わらず、
自分の人生の知見や経験値を積み上げていくことができるからでした。
しかし、会社にいて、基本上からおりてくる仕事をやっているような状態で、
希望のプロジェクトへ参画することがあまり望めないなと感じていました。
もちろん、30、40くらいになると役職が上がり、
仕事を選べる状態にはなりそうでしたが、
20代の早いうちに色々な会社やお客様と仕事をしてみたいとなった時に
今の状態を変えていく必要があるなと思っていました。
②給与面
入社した当初はお金の面は気にしていませんでしたが、
やはり生活をする上で必要だし、
給与は、自分の価値を測る一つの指標だと感じるようになり、増えて欲しいなと思っていました。
3年目になったタイミングで明細を改めて見ると
みなし残業代はついてましたが、税金、保険料など諸々引かれて
手元に残る金額が1年目にイメージしたものとだいぶ差があると感じてました。
将来的にお金を何に使っていくかをイメージして
母親への仕送りや自分に使いたい金額を考えた時に
今の金額では満足はできないなと気づきました。
会社の給与制度も改善途中でしたが、
劇的に改善されるわけでもなさそうでした。
近くの先輩は、
上司に頻繁に給料をあげてくれと話をしていたのですが、
それでもそこまで上がっていない様子で、
あまり上がらないことは目に見えていました。
2点のことを考えて、キャリアを変えていく必要があるなと再認識して
改めて動こうと決意しました。
勉強会にてフリーランスのことを知る
情報収集のために、継続して、
細々と外部の勉強会(もくもく会)やセミナー等に顔を出していました。
とあるタイミングの自習勉強会で
出会ったフリーランスのエンジニアの人と仲良くなって、
色々フリーランスのことを初めて聞くことができました。
※当時は全然ピンと来ていなかったのですが、
バックからフロントまで全て1人でサービス開発できるような方で、
後から技術力の高さや経験歴を聞いて驚きました。
その方は、会社員時代、収入を上げるために、
「ブラック企業上等」ということで働きまくったらしいのですが、
社長から直々に、将来的に今の頑張りと見合った給料をもらうことができないと知り
フリーランスになろうと動いた方でした。
収入面、生活面、案件の獲得方法などなど
実際に現役でフリーランスエンジニアとして動いている方の話を聞いて
転職するという選択肢以外でフリーランスという道も
自分にもやってできるのではないかと思いました。
話を聞いていて特に思ったのが
・会社員とやっている仕事内容は変わらない
・自分でやらなければならない事務作業が少し増える(確定申告)
で自分にとってのメリットが大きいなと感じたのです。
※個人差あると思います
あと、フリーランスになった後、
自分の性格、生活リズム等合わなければ、
会社勤めに戻ることもできるということもしり、
SEとしての経験は3年程度でしたが、
せっかくだからフリーランスにチャレンジしてみようとおもいました。
会社を辞める
PLやPMを任されていた自分が急に辞めることを伝えると、
会社にしっかり引き止められるだろうなとおもっていたので、
伝え方を考える必要がありました。
考えた結果、
会社に身内の問題の関係で福岡に帰る必要があり
自分のキャリアを見つめ直して
考えるので一旦辞めたい話をしました。
(そのタイミングで母親の体調が悪くなったというのもあります)
当時のマネージャー、そして本部長と面談しましたが、
やはり辞めないでくれと言われましたし、
福岡に大きく進出する予定もあるから、
福岡支社の人間として動くことも検討してほしいとも言われました。
ただ、周りのアドバイスを聞きながら
強い気持ちで、断って、辞めることを貫き通しました。
ちなみに、退職届を正式に提出したタイミングでは
フリーランスの案件探しは何も決まっていない状態でした。
辞めることが決まってから案件探しを開始しました。
あとがき
・当時の会社にはとても感謝しているのでどうにかして恩返ししたいと改めて思いました。
・今振り返っても、案件決まっていない状態でよく辞められたなとおもいます。
・逆に発破をかけられて、必死にフリーランスになろうとしたので結果的によかったとも思っています。決意って大事ですね
・福岡へ一旦帰ると会社には伝えたものの、辞めて1ヶ月後に東京で会社の人と鉢合わせた時は少し気まずかったです(泣)