「ググれる」は最強のソリューションである
- ググりやすい記事を書くのは、将来の自分のための投資 (「過去の自分ありがとう!」案件を増やす)
- 同じようなことで困っている、もしくは将来困るであろうすべての人のためになる
- ググれない記事は見つけられない
TIPS. タイトルにググりやすいキーワードを使う
- 基本だが、タイトルに基本キーワードを入れる ( git とか ruby とか )
- QiitaのタグはGoogle検索でタイトルとしてヒットするわけではないので、タイトルにもしっかりキーワードを入れる
- 将来の自分や、潜在ユーザー(情報を必要としてそうな人)がググりそうなキーワードを思い浮かべてみる
- タイトルにキーワードが全部入りきらない時は、本文にもキーワードを散りばめてみる
例
-
Ruby on Rails—テーブルカラムにコメントを追加するマイグレーション - Qiita
- 「Ruby on Rails」「テーブル」「カラム」「コメント」「追加」「マイグレーション」など、ググりそうなキーワードを全部入れた
-
Docker— docker run -it の -t を抜くとどうなるか ( tty 指定なしの interactive モード ) - Qiita
- コマンドの省略オプション (
-t
とか ) はググりにくいので、フォーマルなオプションも記事タイトル併記した (--tty
)
- コマンドの省略オプション (
-
ccat で見づらいデフォルト色 ( darkblue ) を変更する - Qiita
- 「darkblue の色が特に見づらい」と思ったため、タイトルに入れた
TIPS. スティッキーなタイトルにする
頭に残りやすいタイトルにする。
これもググりやすくする対策のひとつ。
- あとで思い出しやすいタイトルにしておく
- 読み直したくなった時にさっと昔の記事を、1秒ぐらいでググって見つけたい
- 技術的・一般的な内容ではなく、提案や、ちょっと変わったトピックの記事には良い
- 人にも教えやすく、口頭でも言いやすい
- URLが意味をなさない場合に役立つ
- 何かの発表やスライドで記事紹介する時は、URLを口頭で言ってもまず誰も辿れないので「このキーワードでググってね」と言えたほうが良い
- 企業のテレビCMで、キャンペーン用のググりやすいキーワードを用意するようなイメージ
例
-
コードレビューと焼肉の関係 〜難しいコードレビューのコツ〜 - Qiita
- 「コードレビュー」「焼き肉」でいつでもググれる (忘れない)
- 「Qiitaでの代表作は”コードレビューと焼き肉の関係”です!」とか人に言える(つかみはおっけー)
-
瞑想するエンジニア ( GoogleやFacebookもやっている「マインドフルネス」のススメ ) - Qiita
- 「瞑想」「エンジニア」でいつでもググれる (忘れない)
-
拝啓 本当は Qiita を書きたいのに、まだ迷っているあなたへ。 - Qiita
- 「拝啓」「Qiita」でいつでもググれる (忘れない)
TIPS. タイトルに答えを書く
- タイトルにずばり答えを書く (書ける場合は)
- タイトルが優れていれば本文は要らない
- 名は体を表す
- 言いたいことの8割はタイトルで伝える
- たとえば具体的なコマンド解説であれば、タイトルにコマンドを書いてしまう
- 例: 「Linux で ファイル・ディレクトリ一覧を一行で」
- 例: 「vim のキーワード検索で ”前に戻る" ショートカットは N」 とか
- あなたも「タイトルだけで教えてくれよ」と思ったことがないか
- (記事の本文まで進んで目を凝らして見つけたくない)
- (もったいぶるなよ!)
- 将来の自分の時間や、他の人の時間を大事にする行為
- (今自分の記事を見返すと、書けるはずの答えをタイトルに書いてない記事もチラホラ見つけたので、直したい)
例
- シェルスクリプトで改行する時はバックスラッシュの後に何も入れてはならぬ ( command not found )
- Ansible playbook | register での変数定義はタスクのスキップ時にもおこなわれる
- シェルの基本 | スペース区切りのテキストはクォートしないと、複数の引数として展開されてしまうので注意
それでもググりにくい時のTIPS
これは記事を書く時ではなくて、あとでググる時のコツ。
「自分のアカウント名+Qiita+キーワード」でぐぐればまずヒットする。自分用のフックとしては最高。
例: yumainaura qiita vim
この記事自体もタイトルをブラッシュアップした
よりググりやすいように、よりスティッキーになるように更新した。
Ver1. ”Qiitaに記事を書く時の個人的なポイント”
Ver2. ”Qiitaの記事を書く時は「ググりやすさ」を基準にしよう”
- 途中で「ググりやすい記事を書く」というテーマだけで1記事に出来るなと思い、他のトピックは別記事に分離した
Ver3. ”Qiitaのタイトルは「ググりやすさ」で決めなさい”
- 書籍チックなタイトルにしてみた
- 「記事の書き方」から「タイトルの決め方」に焦点を絞ることで、さらに扱う範囲が限定的に伝わるようにした
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