#結論から言う
新卒入社や転職最初、新しい分野に挑戦したり、新しいスポーツを始める時にありがちな「何が分からないか分からない状態」
何が分からないか分からない状態
は単語知識の不足が原因。
解決するには単語にさらされることが必要。
分からない単語は調べること。
外国語と一緒。
調べる習慣をつけさせるのが先輩のやるべきこと。
調べ方を身に着けるのが後輩のやるべきこと。
#receive an inspiration from ...
共感するところ多くて記事にしたくなりました。
何が分からないのか分からないという思考停止 あるいは教える側の教わる側に対する立ち位置
ただ私の立ち位置というか、考え方はこれら記事と違う部分もあるのでその話をしていこうかと思います。
#私が「何が分からないか分からなかった」時の話
PythonやRを初プログラミング言語として触れて、独学でインストールした時期を思い出しました。
人生で一回もプログラミング言語なんてやっていませんでした。
正確には大学の一般情報の授業で数回プログラミング(matlab)の講義はあったのですが、授業中は内職をして先輩のスクリプトをそのまま提出して乗り切りました。
プログラミングなんて目が悪くなりそうだし、姿勢悪くなりそうだし、ITドカタみたいなイメージがあって進路にはしないだろうとさえ思っていました。
(ドラゴンのメイドが来るならプログラマも悪くないけど・・・)
まわりに「パソコン」に詳しい人はいる。
しかし言語に関してはCとjavaしかわかる人が居ない。
何が問題か分からない
どうしたらいいか分からない
誰か助けて!
でも、他言語でも使っている人を呼んで画面を見てもらうと、エラーはたちまち解決してしまうんですよね。
#私とその人の何が違うのか
何が違うのかと私自身分析した結果、「何がわからないのか分からない状態」というのは、「フランス語が分からないのにフランス人に話しかけられている状態」なのではないかと。
プログラミング言語は初めてです。
プログラミング言語というものに慣れていないし、構造も全く分かっていない。
パソコンにも詳しいわけではなく、プログラミング言語とパソコンの中の関係も分かっていない。
ディレクトリ?パス?メモリ?オーデービーシー?
なにそれ状態
#初めては「プログラミング言語」だけでなく「業務」でも同じ
会社に入ると先輩から「今のとこまで大丈夫?」とか「あと任せてokay?」とか言われるのですが、
まず言語が通じてないから理解できないわけで。
どうしたらいいかというと、フランス語と同じくまず単語を理解する。
一つの文に二つのわからない単語があったら理解できない、と言われるのでボキャブラリーを付けるべきです。
#解決方法:先輩のあるべき姿
業務の話なら業務内容の飛び交う会議に出て、議事録つけて分からない単語を全て調べて、社内用語は聞く!!!
エンジニア的な分からない状態も同じで
「Not exist Path」ってなんや?と思ったら一単語ずつ調べる!
(先輩は質問しやすい空気とフォローをちゃんと行う!ググれば?とかマネジメント放棄はよっぽど丸投げ質問でなければ言わない!!先輩は調べる習慣をつけさせてあげる!ググれば?じゃなくてググってる姿を見せるのが先輩のあるべき姿)
#解決方法:後輩のあるべき姿
初プログラミング言語で慣れない黒画面でズラズラとエラー見たときは絶望でした。
エラーを全文検索エンジンに張り付けてもエラー引っ掛からない。
そもそもどこからエラー文なのか分からない!
そういうときは「python インストール tensorflow かたまる」とかやったことをとにかく組み合わせて調べる!
ぐーぐる様は雑な検索ワードでも答えにたどり着くよう、日々検索アルゴリズムや推奨機能を考えてくださってるので頼りましょう!
誰かの同じようなブログがでてきます。
エンジニアになって最初は調べる習慣がなかったのでここにたどり着くのに時間かかりました。
(ググってくれた先輩の検索方法とかを見て、エラー文の中で全文ではなく特定の部分をコピーして調べている姿を見る。どんな判断基準でエラー文から原因を特定しているのかを学ぶのが後輩のあるべき姿。)
最初は
まさか自分と同じことやってる人がブログとかに対処方法書いてないやろ~
とか思ってた。
意外と細かいマイナーな事でもブログにあげてるひとがいる。
感謝~!
#まとめると
「何が分からないか分からない状態」
は飛び交う単語の知識が不足していて頭がそもそも話を受け入れていない状態。
外国語だって一発目で法則性を理解するのは無理だし、単語の意味を知るのも無理。
先輩の話している打ち合わせ内容やプログラミング言語のエラーは翻訳してもらわないと分からない。
なので「単語を知ること」が一番最初にやるべきこと。
先輩はすべて翻訳していては時間が足りない。
かといって「ググレ」は暴論。
なので単語の調べ方を教えてあげる。
ググリ方を教えてあげる・ググル習慣をつけてあげる。
後輩は先輩の行動を丸々見学して行動パターンから解決方法を知る。
「何が分からないか分からない状態」には、ひたすらinputを頑張る。
質問する前にはいったん自分の中で調べることを試してみる。
自分なりに感じてきて、困って、頑張って仕事に慣れてきた時の事を思い出して書きました。
あとは質問の質についてはQiitaにいい記事があるので参照ください。