Edited at

新人研修で質問スタミナ制を導入してみた

はじめまして!2年目の駆け出しSEです。

先日まで新人研修に関わって、2年目のくせに新入社員たちに偉そうに教えていた@takkii1010です。

私が関わっていた研修では、先輩社員1人で新人複数人を運営するチーム開発が行われました。

教わる側から教える側(!)に立った時に、どうやって自分の実力不足を補いつつ新人にも成長してもらえるか、どうチームを運営していくか悩んだのでここに簡単に残します。


この記事のメインターゲット


  • 新人教育に携わる人

  • 「ふふっ」と少しだけ笑顔になれるような研修にしたい人


研修概要


  • 新人7名+リーダー1名(自分)

  • チームでWebアプリケーションの開発を行う

  • 新人それぞれが異なる機能を実装する


    • つまり、質問内容がバラバラになる可能性大




チーム開発への課題


  • 「画面遷移しないんですが!助けて!」という質問はしてほしくない(もう一歩進んでほしい)

  • せめてスタックトレースみてほしい

  • 質問してほしくないわけじゃないんです!

  • 質問対応だけでなく、リーダーとして進捗管理や開発方針の策定などの時間もほしいんです!

  • なんだったら質問前にその子が躓きそうなポイントの整理をする時間もほしい!(知識不足ゆえに)

  • 質問内容を事前にまとめるって大事(自分の経験談)


悩んだ末、こちらを導入することに

新卒からの質問をソシャゲっぽい仕組みにしたら捗った話


新たな課題

質問スタミナ制は良さそうだけど、初対面の子の適切な質問回数なんて予想できるような特殊能力ないなぁ( ^ω^)・・・

OJTのような1対1でなくても、多対1でも有効なのかなぁ( ^ω^)・・・


ルールを決めました

 ①スタミナの限界は、各自設定してください。

 ②1日1回復とします。 前日:💛💛♡ 次の日:💛💛💛

 ③質問するなというわけではありません!

    何を質問すべきか、内容を重視して選択してください。

 ④臨時ボーナスがつく場合があります!

※物理的にスタミナの受け渡しができるように、@ysktsunaさんと同様「しつもんチケット」を作成しました。

 「しつもんチケット」1枚=💛です。

image.jpg


アイデア元サイトからの変更点

@ysktsunaさんが運用してみて気になった点をピックアップして、複数人用に運用を変えてみました。



  • チケット枚数の適正値が不明



  • 初対面の子たちが多いが、自分の実力は自分が一番わかっているはず…!


    • スタミナは各自で上限を設定 ※10とか言われたら困るので、Max値は5





  • 本当に些細な質問の場合のルールを明確にすべきだった



  • 勤怠入力方法など開発以外のことはチケット消費なし



  • 座席が近くないと運用し辛い


    • 物理的なチケットを伴う関係で、隣同士くらいの距離感じゃないと難しそう





  • 今回は複数人運用により回答者と質問者に距離ができてしまうため、以下で対応しました


    • 質問はチャットツールで行ってもらい、リアルタイムではなく、回答者のタイミングで、調べたり同時多発質問を調整できるよう変更

    • 質問対応は直接なので、チケットはそのときに回収




その他の変更点


  • そもそもうまくいくかわからない ➡ 2週間導入して続けるかアンケート(サービス終了のアンケート)

  • 出社に前向きになってほしい ➡ 10日間連続ログインボーナス発動(スタミナ全回復)

  • ユーザが未ログインの場合は回復しない ➡ リーダーの出社タイミングじゃなくて、その子がログイン(出社)したら1回復


やってみると

新人1:frowning2: > あ~、わかんない!

新人2:relaxed: > スタミナ使ってしまえ!(にやにや)

新人1:frowning2: > ぐぬぬ。ちょっと内容まとめるわ…

:neutral_face::ear:(あの子詰まってるな、ここらへんか…?ごそごそ)

~少し経って~

新人1からチャットツールでヘルプ要請

~自分の他作業との兼ね合いを見て~

:angel_tone2: >新人1さん、 チャットで質問あった件だけど…

新人1:frowning2: > 〇〇さん!ここが…XXXで…

:angel_tone2: > (聞きたいことがまとまってる!感動!)うんうん、ここはね…XXXだから…こう考えて、それはこのサイトのここがヒントに…(偉そう)

新人1:relaxed: > なるほど!ありがとうございます!少しやってみます!


結果として


新人


  • 詰まっている点を再度考え直すいい機会になった

  • 何を質問すべきか自分の中で明確に線引きできた

  • どうやったら1回の質問で自分が望む回答を相手から聞き出せるかを考えることができた

  • おもしろい


リーダー


  • 新人の質問内容もわかりやすくなってバンザイ

  • 説明に必要そうなサイトを事前に調査する時間が作れた

  • チケットの受け渡しの時にお互い「クスッ」となる


    • つまり、ちょっとだけ仲良くなれる



新人研修で質問スタミナ制を取り入れた結果、WinWinで終えることができました!!!

OJTのような1対1でなくても、多対1でも有効でしたね。


ちなみに

研修終盤では質問回数も若干減っていったので、頃合いを見てスタミナの上限を再設定させるのもありだったかも。


最後に

@ysktsunaさん、ありがとうございました!

新卒からの質問をソシャゲっぽい仕組みにしたら捗った話

また、質問の仕方については以下サイトで学んでもらっています。

質問は恥ではないし役に立つ