はじめに
MH ソフトウェア & サービスでは非接触温度センサなどを用いて、サーモ AI デバイス TiDを設計開発いたしました。
市販のサーマルカメラは、まだまだ高価なものが多いです。
一般的に入手しやすい部品を利用して、温度を測定しコロナ感染防止対策が取れないかと試行錯誤しました。
そこで、興味のある方にサーモ AI デバイス TiDで使用しているセンサやRaspberry Piの配線、Pythonによる処理を公開する事で、コロナ感染防止対策の一端を担えればよいと考えております。
- 紹介編
- センサ編
- センサケース編
- Raspberry Pi編
- Python編
5.1 Form編
5.2 オムロン 非接触温度センサ D6T-44L-06編
5.3 Pololu 測距センサ VL53L0X編
5.4 BOSCH 温湿度・気圧センサ BME280
5.5 シャットダウン・再起動スイッチ編
5.6 OpenCV編
5.7 高速化編
使用部品
紹介するサーモ AI デバイス TiDの使用部品一覧です。名称とメーカ/型式/購入先(参考)です。
別部品を使用する場合は、同等の配線をお願いします。
RaspberryPi 4
- Raspberry財団 / Raspberry Pi 4 Bodel B (8GB) / Amazon
RaspberryPi ケース
- Physical Computing Lab / Raspberry Pi4 Model B DIYメタルケース / Amazon
非接触温度センサ
- D6T-44L-06 / chip1stop
- D6T-HARNESS-02が必要です。
I2Cレベル変換
- ELEFINE / I2Cレベル変換器 / ELEFINE
- D6T-44L-06は5[V]で動作しますので、Raspberry PiのI2Cに接続する為に、3.3[V]へレベル変換する必要があります。
測距センサ
- KOOKYE / KK-VL53L0X-JP / Amazon
温湿度・気圧センサ
- KeeYees / KYES503 / Amazon
- 3個入っています。
YouTube: サーマルカメラ(サーモ AI デバイス TiD) 紹介編
web: サーモ AI デバイス TiD 紹介編 (URLが変更されました)