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Oculus Quest 2でいちゃいちゃしてみよう!Part1

Last updated at Posted at 2021-05-31

目次

1. BlenderでVroidのモデルを編集しよう
2. Oculus Quest 2の準備をしよう
3. UnityにVRMモデルを入れてみよう
4. VeryAnimationで遊んでみよう
5. DynamicBoneでいろいろ遊んでみよう
6. UnityのAnimationでいちゃいちゃしよう

デモとパッケージ

1.BlenderでVroidのモデルを編集しよう

どんなことをやっていくのか

今回から6回に分けて Oculus Quest 2を使って、2次元のキャラクターとVR上でいちゃいちゃしていきたいと思います。

実際にいちゃいちゃするための設計は大きく分けて3つ用意しました

- 言ってもらいたいセリフを言ってもらう
- 体に触れられるようにする
- 体に触れたとき、反応してもらう

それぞれ、Part4 ~ Part6 までの内容になっているので、ご自身のやりたいことにカスタマイズして、実装してもらえればいいと思います。

その前段階として、Part1 ~ Part3 までの内容となっています。

では、実際に実装していきたいと思います。

VRM modelを編集しよう!

VRMファイルをBlenderにimportするための記事はいっぱいネット上にあるので、そちらに譲ります。

まず、VRMモデルを自分が納得出来るような好きなキャラクターに編集してください。

具体的な編集の仕方は別記事に載せられたらいいなと思います。

今回は最低限に必要なアバターのBone編集の内容だけ載せます。

まず、下に実際にVroidをImportした直後とBoneの編集以外の編集後の写真を載せます。

顔については原画をもとにし、3Dモデルに合うようにClipStudioで描きなおして、調節しました。

体型については鷹白一夜様の身長とスリーサイズが公式で公開されており、乃木坂46の元メンバーの方に全く同じ数値の方がいらしたので、その方の写真をもとにVroid Studio や Blender で編集をしました。

このキャラクターについては下に説明があるので、ぜひご覧になってください。半分以上、このキャラクターの応援が目的ですので(笑)

  • VroidをImportした直後

スクリーンショット 2021-05-31 163509.png

スクリーンショット 2021-05-31 163619.png

  • Boneの編集以外の編集後

スクリーンショット 2021-05-31 163829.png

スクリーンショット 2021-05-31 163735.png

###VRM のBoneの編集

つぎに、VRMモデルのBoneの編集をします。

これをすることにより、後ろ髪やスカートを持ち上げられるようになります。

Vroidで編集したモデルをImportするとBoneがメッシュからずれていることがわかります。アニメーションを作成する場合では問題がありませんが、DynamicBoneで動かす場合には問題が発生するのでBoneを編集モードで編集します。

まず、Bone以外の編集後には以下の写真のようになっています。

スクリーンショット 2021-05-31 164121.png

スカートとサイドヘアーと後ろ髪のボーンがずれていることがわかります。

これを以下の写真のように、メッシュに添うようにボーンを移動させてください。

スクリーンショット 2021-05-31 164007.png

この時に最も大事なことはBoneのHeadがDynamicBoneで触れられる位置であるということを意識して編集することです。

つまり、触れたい位置にBoneのHeadを移動させればOKです。

編集後に ファイル > エクスポート > .vrm からVRM形式でエクスポートしてください。

よくあるかもしれないミス

以下に僕がやらかしたミスと対処法について載せておきます。

  • Blend Shape や顔がおかしい

顔を編集するとBlendShapeがおかしくなることがあります。

ちゃんとBaseのところで編集しているか?

Close_Eyesで目が閉じているか?

口の中の頂点がきれいにそろっているか?

まつ毛の下の皮膚が見えていないか?

などをチェックしてください。

基本的に失敗したらUndoか、顔の編集を一からやり直すしかないので、失敗しないように気を付けてください(笑)

顔の編集が一番時間がかかりました。

  • ボタンが動かない

Unityでは頂点ペアレントが無効になっています。

ボタンをつけるときはウェイトペイントで頑張るか、テクスチャペイントで描くしかないです。

  • 「VRM用サムネイル画像がBlenderにロードされていません。「Thumbnail」を読み込んでください。」というエラー

何故か発生しました。

対処法は、まず別のblendファイルに何も編集していないVRMモデルをImportして保存したファイルをつくります。つぎに、問題のblendファイルでファイル > アペンド > 何も編集していないVRMモデルのあるblendファイル > Image > Thumbnail を選択してアペンドを押してください。

そしたら、VRMモデルをエクスポートできるようになります。

このキャラクターについて

以下より、このキャラクターの勝手な応援です。

このキャラクターはNoesisという、とても面白いゲームのキャラクターの鷹白一夜というヒロインです。

まずはこのキャラクターの素晴らしさについてです。

このキャラクターの魅力としては、幽霊となってもなお妹を助けようとするやさしさ、努力により弱冠18歳にして分子生物学と発生生物学と生物物理学の権威にまでなるひたむきさ、人類の未来のために自分の命よりも主人公の命を優先させる健気さ、主人公に敵意を持たれようとも支えようとする一途さ、自分が消滅しようとも主人公を救おうとする苛烈さ、などです。

僕の貧弱なボキャブラリーではすべて表せないくらい、とても惹きつけられるようなヒロインです。

Noesisというゲームは現在(2021/05/31)で3部作ありこのキャラクターが真ヒロインを務めるのは第2作目の「Noesis 羽化」という作品です。

フリーでWindowsでプライ可能な旧版の「羽化」と、有料ですがandroidやiOSでプレイできる新版の「羽化」があり、両方面白いです。

Noesisというゲームは虜にさせるようなストーリーなので、ぜひPlayしてみてください。

使用したVRMモデルとScriptについてのGit repository

次回に続きます。

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