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【MC1.12Modding】環境構築編 - ツールの準備

Last updated at Posted at 2024-08-01

環境構築編リンク

はじめに

マイクラ(1.12.2)でModdingをやるために最低限必須な環境構築を行いましょう。
プログラミングで一番辛いのは環境構築なのでこれを乗り越えれば何とかなります。

目次

PCを確認する

まず一番最初に確認すべきは
ユーザー名のフォルダに日本語や空白を含んでしまっているかどうか
です。
ドキュメント内の好きなファイルのプロパティを開き、「場所」のUsersDocumentsの間が半角英数字のみならセーフです。

もし、入っているのであれば、何とかして半角英数字のみのユーザー名になるようにうまくやってください。
Win10だけどこれとか参考に。

理由ですが、パスに全角文字や空白が含まれていると、様々なソフトの動作がバグります。
プログラミングの際は、パスに含まれる文字が半角英数字だけになるように意識しましょう。
ちなみに今回Moddingで使用するツールの一つ、Gradleもパスに全角文字を含むと一部エラーになります。

PCのユーザ名やフォルダ名、ファイル名に全角文字や空白を使わないようにしましょう。

手遅れとか言わないで

公式ランチャーよりもCurseForgeを

Moddingするしないに関わらず、マイクラをModで遊ぶのであれば公式ランチャーは不便です。
CurseForgeApp等のサードパーティー製のランチャーならModを導入したり管理したりする手間が省けます。
無くても問題はありませんが、Mod作るかどうかに関わらず、マイクラをModで遊ぶなら圧倒時に入れるのをおすすめします。
必須じゃないのに一番最初にインストールさせるほどオススメ

Modで遊ぶなら、公式以外のランチャーを使うと便利です。

CurseForgeとは

(おそらく)世界最大のModdingプラットフォーム。
ブラウザでも利用できるがアプリ版を入れたほうが楽です。
マイクラ以外のゲームでもModで遊べるのでアプリ版をぜひ入れましょう。
ただ単にModpackで普通に遊ぶような時でも使いやすくて便利です。

インストール手順

1. CurseForge Download Appに行く

2. Download Overwolfでインストーラをダウンロード

image.png

3. インストール

image.png
一緒にOverwolfもインストールされます。
Overwolfショートカットの作成はお好みで。

image.png
それ以外のアプリはただの広告なので無視しましょう。
(記事作成時点でのCurseForgeAppのバージョンはv.1.257.0でした)

4. Minecraftを追加する

CurseForgeアプリ自体はMinecraft以外のゲームでも使用できるので、マイクラをCurseForgeアプリに登録しましょう。

マイクラの新ランチャー(Microsoft Store版ランチャー)をダウンロードしていることが前提です。

左のサイドバーのプラスボタンをクリックします。
image.png

Add Minecraftをクリックします。
(マイクラのランチャーがインストールされていない場合は表示されませんので、先にインストールを行ってください。)
image.png

Standard (Recommended) のままでContinueを押します。
image.png

Minecraftが追加されました。
image.png

おすすめ設定

設定は左下
image.png
Stardew Valleyは気にしない

まずは日本語変更

Languageを日本語にでもしておきましょう。
image.png

PC起動時に自動起動しないように

image.png
するとoverwolfも自動起動しない設定にするよう促してくるので従う。
image.png
image.png
image.png
こうやっていちいち脅してくるのは少々面倒。
終わったらOverwolf側は閉じてよい。

CurseForge側で以下の画面が残ったままだけど閉じてしまってよい。
image.png

マイクラ起動デフォルト設定

Modpack(厳密にはプロファイル)ごとにマイクラの設定がリセットされるので、ここで設定しておくと楽。

特にMinecraft In-Game Default SettingsのCustomize the game's settigsをオンにして中身を自分好みに変えておくと幸せになれる。
image.png

下までスクロールして、Javaランチャーという項目の割り当て済みメモリは自分のPCの許す限り増やしたほうが良い。
自分のPCのメモリの50~90%を割り当てておくとよい。

GBMB変換早見表どうぞ
GB MB
6 6144
7 7168
8 8192
12 12288
14 14336
30 30720
512 524288

ここを変更し忘れているせいでModpackが起動しないという失敗例も多い。
image.png

これ以上のCurseForge使い方は自分で調べるなり試すなりしてください。

追記

ゲーム詳細のマイクラの設定のうち、ランチャーという項目でSkip launcher with CurseForgeを選択しているとModPackを起動できないバグがあります。
Use Mojang launcherを選択してください。

公式mdkの代わりにGTCEuのビルドスクリプトを使おう

基本的に、Modの開発には利用するModローダーのMDKが必要です。
MC1.12ではForgeを使うのが定石のため、本来はMinecraft Forge mdkをダウンロードするところですが、ここはGTCEuが提供するビルドスクリプトを使用することにします。
理由は2点。

  • 簡単にModdingを始められる
  • 新しいGradleやJavaバージョンを使える

Forge公式による更新終了後も物好きな有志達がアプデを続けてくれているので、ありがたく使っちゃいましょう。

まずはGitHub: GregTechCEu / Buildscripts - Releasesに訪問します。

一番上のバージョン(画像ではv1.1.4)のstarter.zipをダウンロードします。
image.png
ダウンロードしたstarter.zipは次のとりあえず動かす(デバッグ編)で使いますので分かりやすいところに置いておきましょう。

starter.zipは、Modを作るたびに毎回ダウンロードすることになるでしょう。
ブラウザのお気に入りにでも入れておいてください。

(ダウンロードしたものを使いまわしても問題無いが、最新でなくなってる可能性があるので微妙なところ)

Intellij IDEAなら軽い

メモ帳やサクラエディタ(おすすめのテキストエディタ)でもプログラミングはできますが、生産性が皆無なのでIDE(統合開発環境)を使いましょう。

マイクラはJava版と言われている通りJavaで動きます。
JavaのIDEで(良くも悪くも)有名なのはEclipseです。
無料で商用利用できるのが強すぎる。
ただ、重い、フリーズしやすいとしても有名なので個人的にはIntellij IDEAをオススメします。
既にEclipseを使っている人にもおすすめ。(使いやすさはどっちもどっち)

統合開発環境は重いですが、プログラミングの効率が上がるので使いましょう。

インストール手順

Intellij IDEA をダウンロードからダウンロードします。
image.png
上は有料の無料体験版なので注意

.exe(Windows)のままでインストーラをダウンロードしましょう。
image.png
特にチェックは必要ありません。

(記事作成時点でのIntellij IDEAのバージョンは2024.1.4でした)

おすすめ設定

起動直後
image.png

まずは日本語変更

日本語パックをインストールしましょう。
image.png
日本語パックが一番に無ければ上の検索バーを使いましょう。
インストールが終わったらRestart IDE(再起動)します。
image.png

テーマの変更

お好みでテーマを変更しましょう。
テーマの追加は下のすべての設定…から。

image.png
画像はテーマ変更済み

プラグインの追加

まずはMinecraft Developmentを入れましょう。
開発中に便利な機能が使えます。

その他はお好みでプラグインを追加しましょう。

おすすめプラグインは執筆中。

駄文

JavaのインストールをしなくてもModdingできるってすごいよね。
ただ、Javaをインストールしないとサーバー立てるなどができないので結局インストールするはめになるのよね。


環境構築編 - とりあえず動かす(開発環境編)に続く

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