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【MC1.12Modding】環境構築編 - とりあえず動かす(ランチャー編)

Last updated at Posted at 2024-08-06

環境構築編リンク

はじめに

前回、IDEA上でマイクラを起動しました。
自分一人で遊ぶならばそれだけで足りることもありますが、できれば複数人で遊んだり、インターネットに公開してみんなに遊んでもらいたいものです。
そこで今回は自作Modのファイルを生成し、ランチャーに入れて起動することを目指します。

Modファイルの作成とランチャーへの入れ方・遊び方

前回作成したModプロジェクトからModファイルを生成し、初回でインストールしたMinecraft Forgeのアプリに導入し、実際に起動します。

目次

  1. 6. Build Jarsを実行
  2. 生成されたModファイルを見つける
  3. CurseForgeアプリで新しいModPackを作る
  4. ModPackにModファイルを読み込ませる
  5. ModPackを起動

1. 6. Build Jarsを実行

どこかで見たことがありますね……?

そうです。
前回の新規Modプロジェクト作成の手順に含まれていました。

完全に忘れた方は前回の記事を見直しましょう。
image.png

このタスクを実行することによって、Modファイル(なんとかなんとか.jar)ができあがります。

2. 生成されたModファイルを見つける

できあがったJarファイルを見に行きましょう。

まずはIDEA上で確認します。

初期状態では、Intellij IDEAの左部にプロジェクトツリーが表示されています。
image.png
(もし表示されていない場合は、左上角にある、オレンジの四角で囲ったフォルダマークのボタンをオンにします。)

プロジェクトツリーで、starter/build/libsの中身をのぞいてみましょう。
フォルダ名をダブルクリックするか、左の矢印をクリックすることで開けます。
image.png
中には

  • mymodid-1.0.0.jar (必要)
  • mymodid-1.0.0-dev.jar (不要)
  • mymodid-1.0.0-sources.jar (不要)
    の3つのファイルができあがっていることが確認できます。

続いてはWindowsのエクスプローラー上で見に行きます。
(エクスプローラーがわからなければ調べましょう)

まずはエクスプローラーで前々回starter.zipを展開した場所を探しましょう。

場所忘れた人

まさかもう忘れたなんてことは無いとは思いますが、万が一忘れた人はIDEAのプロジェクトツリーを見ましょう。
普通に書いてます。
image.png

image.png
私の場合はC:\moddingの中にstarterを展開していました。

ここから、先ほどIDEA上で潜っていったフォルダの順にエクスプローラー上でも潜っていきます。
starter/build/libsでしたね。

たどり着いたその先にはIDEAで見たものと同じ光景になっているはずです。

image.png

拡張子(.jar)が表示されない方

検索して表示されるようにしてください。
やり方はネットで調べれば出てきます。
プログラミングの世界では拡張子も表示できないのかと舐められます。

ファイルの拡張子は常に表示させておきましょう。
プログラミングの文脈では、ファイル名よりも拡張子のほうが重要な場面が多々現れます。

画像とアイコン違うんだけど!

ファイルのアイコンはPCの設定によっていくらでも変更できますし、自動で変更されることも多々あります。
なのでアイコンで判断せず、拡張子で判断してください。

このmymodid-1.0.0.jarが正真正銘あなたが作ったModのファイルです。
これがあれば誰でもあなたの作ったModで遊べます。
何もやってないし作った感無いんだけどとか言わない

3. CurseForgeアプリで新しいModPackを作る

.jarを遊ぶためにはどうするか。
ランチャーに導入しましょう。
まずはCurseForgeアプリを起動します。

Minecraftを開きます。
image.png

空のModPackリストが表示されます。
(私の場合は既に1つ最高に推してるModPackをインストール済みですが。)
image.png

上のほうの + Createを押します。

プロファイル名は好きなものを入力しましょう。
(本来日本語は非推奨なのでマネしないようにね)
image.png
マインクラフトバージョンは1.12.2を選択します。
ゲームタイプはForgeのまま。
ModLoaderVersionは初期値のまま(画像ではforge-14.23.2859)でOKです。

勝手に必要なものをダウンロードしてくれます。
image.png

終わりました。
image.png
ですがこのままでは画像の通りModが何も入っていないModPackです。

4. ModPackにModファイルを読み込ませる

さっき作成したmymodid-1.0.0.jarを今しがた生まれたModPackに入れます。

まずは点が縦に3つ並んだボタン(ケバブメニュー)からフォルダを開くをクリックします。
image.png

作成したModPackが実際に保存されている場所がエクスプローラーで開かれます。
image.png
本当はCurseForgeアプリ上でModの.jarファイルを読み込めてほしいところですが、それは叶いません。
なのでエクスプローラーからModを入れましょう。

modsフォルダの中に入ります。
image.png

ここに2. で手に入れたmymodid-1.0.0.jarを入れます。
image.png
modsフォルダにModファイルを入れる」という基本動作は、公式ランチャーを使ったModの入れ方解説でもよく出てくると思います。

5. ModPackを起動

さあ遊びましょう!
プレイボタンを押します。
image.png

手動で入れたModは反映されるのが遅いのでCurseForgeアプリ上ではMod数ゼロですが問題ありません。

マイクラの公式ランチャーが起動します。
image.png
プレイボタンを押しましょう。

警告が出ますが、Modを遊んでいるので自己責任なのは当たり前です。
毎回出ると面倒なのでチェックをつけてからプレイボタンを押しましょう。
image.png

起動しました。
(ウィンドウサイズの縦横比が変なのはCurseForgeアプリでちゃんと設定をして直しておきましょうねー)
image.png

前回と同じように、Modが入っているかを確認してみましょう。
スクロールするとちゃんとMyModなるModが入っていますね!
image.png

おわりに

これで基本的には環境構築終了です。
環境構築さえできてしまえば、好き勝手いじりながら試しながらModdingに励んでくれればよいのです。
が、
できれば次の記事まで実行することを強くお勧めします。

プログラミング時は往々にして
「やべ、いじったら動かなくなった」
「前の状態に戻したい」
「どこ変えたか分かんなくなった」
ということが頻発します。
そこで次の記事では、好きなだけ前の状態に戻せるし(逆も可)、比較もバックアップもいくらでもできる超便利ツールGitの紹介と実際の使い方を実践を交えて解説する予定です。


環境構築編 - バージョン管理(Gitローカルリポジトリ編)に続く

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