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[Chapter-2]EC2の設定

Last updated at Posted at 2021-05-01
タイトル
[Chapter-1]VPCの設定
[Chapter-2]EC2の設定
[Chapter-3]EC2のサーバー環境構築
[Chapter-4]EC2にRailsアプリの配置
[Chapter-5]ロードバランサー(ELB)の作成
[Chapter-6]ACM(AWS Certificate Manager)でSSL証明書を取得
[Chapter-7]Route53の設定
[Chapter-8]https化に向けたロードバランサーの設定
[Chapter-9]https化によるRoute53の設定
[Chapter-10]https化によるNginxの設定

はじめに

今回はEC2の設定をします。
画像なしで説明しますのであしからず。

手始めにAWSのサービス検索欄から「EC2」と検索し「EC2」を選択します。

インスタンスを作成

画面左から「インスタンス」を選択して、その後「インスタンスの起動」を選択してください

1.AMIの選択
「Amazon Linux 2 AMI (HVM), SSD Volume Type」「64 ビット(x86)」を選択します。

2.インスタンスタイプの選択
無料利用枠(1年未満のユーザー)の「t2.micro」を選択

3.インスタンスの設定
インスタンス数:「1」
購入のオプション:「チェックなし」
ネットワーク:「VPC_for_アプリ名」
サブネット:「アプリ名_Subnet_1a」
自動割り当てパブリック IP:「サブネット設定を使用(無効)」
配置グループ:「チェックなし」
キャパシティーの予約:「開く」
ドメイン結合ディレクトリ:「ディレクトリなし」
IAM ロール:「なし」
シャットダウン動作:「停止」
停止 - 休止動作:「チェックなし」
終了保護の有効化:「チェック入れる」
モニタリング:「チェックなし」
テナンシー:「共有」
Elastic Inference:「チェックなし」
クレジット仕様:「チェックなし」
ファイルシステム:「空白」

4.ストレージの追加
初期設定で次へ

5.タグの追加
キー:「Name」
値:「アプリ名-instance」

6.セキュリティグループの設定
セキュリティグループの割り当て:「既存のセキュリティグループを選択する」
以前作成した「アプリ名-SecurityGroup」にチェック

「確認と作成」を選択する

「起動」を選択

すると「既存のキーペアを選択するか、新しいキーペアを作成します」というポップアップが表示されます。

選択ボックスから「新しいキーペアの作成」を選択し
空白のキーペア名に「アプリ名」を入力
「キーペアのダウンロード」を選択

すると「アプリ名.pem」がダウンロードされます。

そして「確認と作成」を選択します。

Elastic IPを作成して紐付ける

画面左から「Elastic IP」を選択して、「Elastic IP アドレスの割り当て」を選択
以下の様に記述 ※初期設定のままで良い
ネットワークボーダーグループ: 「ap-northeast-1」
IPv4 アドレスプール:「Amazon の IPv4 アドレスプール」

「割り当て」を選択

次にElastic IPをインスタンスに紐付けします。
先ほど作ったElastic IPを選択して「アクション」ボタンをクリックします。
その後「アドレスの関連付け」を選択します。

以下の様に記述
リソースタイプ:「インスタンス」
インスタンス:「アプリ名-instance」
プライベート IP:クリックして表示されるIPを選択
再関連付け:チェック入れる

「関連付ける」をクリックしてください

EC2にログインする準備

作成したインスタンスが起動している事を確認します。
「インスタンス」をクリックして作成したインスタンスがrunningになっていることを確認する

ここでElastic IPアドレスをメモしておいてください

EC2にログインするために、ここからはコンソール画面を使います。

下準備としてこれらをインストールします。
1. python
2. pip
3. awscli ※awsをPCのコンソール上から扱うためのもの

ターミナルで以下のコマンドを入力します

brew install python
sudo easy_install pip
sudo easy_install nose
sudo easy_install tornado
sudo -H pip install awscli --upgrade --ignore-installed six

これからEC2インスタンスへのログイン設定を行います。

AWSではec2-userという名前のユーザが用意されていてデフォルトになっています。

以下の手順で進めます。

1 . ec2-userでEC2へのログイン
2 . 新たなユーザを作成
3 . 作成したユーザにec2-userと同様の権限を与える
4 . 新たなユーザで再度ログインする

キーペアの移動、権限の変更

pemファイルを~/.ssh/へ移動させる

$ mkdir .ssh/
$ mv {ダウンロードしたディレクリのパス}/アプリ名.pem .ssh/

キーペアの権限を変更してアクセス権を与えます。

$ cd .ssh/
$ cdmod 600 アプリ名.pem

EC2へログイン

公開鍵を利用してec2-userとしてログインします。
先ほどメモしたElastic IPを使います。

$ ssh -i アプリ名.pem ec2-user@{Elastic IP}

yesかnoを聞かれたら、yesと入力してください
これでログイン成功です。

新規ユーザー登録

サーバー
[ec2-user@ip-10-0-0-246 ~]$ sudo adduser ユーザ名

新規ユーザのパスワード登録

サーバー
[ec2-user@ip-10-0-0-246 ~]$ sudo passwd ユーザ名

作成したユーザーにマスター権限を与える

viを使って設定を編集します。visudoコマンドを使って行います。
※viでファイルを指定しても良いがvisudoの方が簡単

サーバー
[ec2-user@ip-10-0-0-246 ~]$ sudo visudo

ファイルの中で以下の様になっている部分を探し作成したユーザに権限を与える記述をします。

#ここを探す
## Allow root to run any commands anywhere
root    ALL=(ALL)       ALL  


ユーザ名   ALL=(ALL)       ALL ←ここを追加

shift+ZZで保存して終了します。

ユーザーの切り替え

サーバー
[ec2-user@ip-10-0-0-246 ~]$ sudo su - ユーザ名
[ユーザ名@ip-10-0-0-246 ~]

SSH通信でインスタンスへログイン

続いてSSH通信を使ってインスタンスにログインします。

以下の流れで行います。
1 . ローカルで鍵の生成
2 . その鍵をどの通信の認証時に使用するか等を設定
3 . サーバーとの認証処理を行う。
4 . 実際に新ユーザーでログイン

1.ローカルで鍵の作成

ローカルで作業するので新しくターミナルを開きます。

ローカル
$ cd .ssh
$ ssh-keygen -t rsa
------------
以下のメッセージが表示されたら、「アプリ名_key_rsa」と入力
Enter file in which to save the key ():{アプリ名}_key_rsa

そのままEnter ※passは指定しない
Enter passphrase (empty for no passphrase):

そのままEnter
Enter same passphrase again:

これで「アプリ名_key_rsa」と「アプリ名_key_rsa.pub」が生成される

ローカル
$ ls
アプリ名_key_rsa アプリ名_key_rsa.pub

2.鍵をどの通信の認証時に使用するか等を設定

viで設定ファイルを編集する

ローカル
$ vi config

以下の様に編集する

Host アプリ名_key_rsa
  Hostname Elastic IP #自分の設定に合わせる
  Port 22
  User ユーザ名 #作成したのユーザー名
  IdentityFile ~/.ssh/アプリ名_key_rsa #秘密鍵の設定

shift + ZZで保存して終了

鍵の中身をターミナル上に出力、ssh-asa〜localまで全文コピーしておく

ローカル
$ cat アプリ名_key_rsa.pub
ssh-rsa ~
~
~
~.local

3.サーバーとの認証処理

次はサーバー側で作業をします。
サーバーにログインしていたターミナルに移ります。

サーバー
$ mkdir .ssh
$ chmod 700 .ssh
$ cd .ssh
$ vi authorized_keys

ここで「アプリ名_key_rsa.pub」でコピーしたssh-rsa ~~~ .localを貼り付けます。

ssh-rsa ~
~
~
~.local

shift + ZZで保存して終了します。

以下を入力して新ユーザーに権限を与えます

$ chmod 600 authorized_keys

これで権限が付与されました。

新ユーザでログインする

ローカル
$ ssh アプリ名_key_rsa

ログインできればユーザー設定は終了です。

参考

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