この記事は、以下の記事のサブカテゴリです。
前のステップ:
(6)IQ Botのインストール
#(7) IQ Botインストール後の諸設定
①ABBYYの有効化 【必須】
日本語の帳票を扱うには、ABBYYの使用がほぼマストです(詳細はこちら参照)。
手順は以下のページにあります。
②Tegakiの有効化 【Tegakiを利用する場合は必須】
Tegakiを利用する場合は、IQ Bot以外にTegakiを利用するための申し込みやサーバーの調達が必要です。
そのあたりは別途、Automation Anywhere や Cogent Labs から案内されるはずですが、セットアップ済みのTegakiサーバーが届いてからIQ Botとつなげるまでの手順を以下で説明しています。
【リンク】IQ Bot:Tegaki利用時のセットアップ手順
③必須ではないが、やっておくと便利な設定
以下の記事を参考に、よく使うフォルダのショートカットやセッティングファイルのパラメータ変更をしておくと便利です。
リンク:オンプレでIQ Botを入れたとき、やっておくと便利な設定
##④ Bot Insight を落とす
IQ Botの検証用にIQ BotとCRを1台のマシンに同居させている場合は、パフォーマンスの観点からBot Insight を落としておくのがオススメです。
やりかたは以下のリンクにあります。
【リンク】Bot Insight関連のサービスをまるっと落とす方法
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※ このセクションは、古いバージョンでは必要だったが最新版では必要なくなった手順のバックアップです。
ABBYYの有効化に関する補足
V11の古いバージョンでは、こちらの手順にしたがってOCRをABBYYに切り替える必要がありましたが、細心のバージョンではインスタンス作成時にOCRを選べるようになっています。ただし、選択肢のデフォルトをABBYYにしておきたい場合はこの手順を実施します。
##カスタムロジックの有効化
この手順は、V11系統のV11.3.4以降のバージョンでは不要です。
2020.5.26現在発売されているA2019系統(~A2019.12)で必要になる手順です。
この手順によって、カスタムロジックが使用可能になります。
以下の内容をメモ帳などにコピーして、「features.json」というファイル名でC:\Program Files (x86)\Automation Anywhere IQ Bot \Configurations
配下に保存します。
{
"collapsableFields": false,
"communityEditionLogo": false,
"deleteValidatorMapping": false,
"designer:betterDocumentNavigation": false,
"disableMultiPage": false,
"disableUploadOnEdit": false,
"hideProduction": false,
"hideValidator": false,
"i18n:arabic": false,
"improvedValidatorMapping": false,
"limitDomains": false,
"limitNavigation": false,
"fieldLogic": true,
"tableLogic": true,
"logicEditor:fullscreen": true,
"showSampleDownload": false,
"showTitlebarHelp": false,
"showTrainingHelp": false,
"trialMode": false
}
===
#完了!!!!!
以上でIQ Botのインストールおよび初期設定は完了です。
お疲れさまでした!
……と言いたいところですが、インストールをしたからには稼働確認がマストですよね。
効率的な手順がわからない方は、以下を参考にしてみてください。
#設定も稼働確認も完了したら、次は……?
以下の記事を参考に、次のステップに進んでみてください。
【リンク】はじめての IQ Bot:IQ Botを作ってみよう!