POWER9 L/E 標準メンテナンスサービスの終了
IBMより「AD25-0134」で「サービス終了：一部の IBMに対するサービスの提供を終了 - 代替品あり」という発表が出ています。
ざっくりいえば Power9 L/E モデルの標準 H/W 保守サービスが 2026年1月31日 に終了というものです。その中には PowerVSでご利用いただいている S922 も含まれています。
上位機種である E980 への発表はありません。
えっ、PowerVS の S922 も使えなくなるの? 今、PowerVS S922 を使っているけど Power10 サーバーに移行が必要なの?
PowerVS S922には影響なし
大丈夫です。PowerVS の S922 には影響ありません。2028年10月の中旬までは提供/サポートされる予定です。
今後、IBM Cloud 側で終了を決定した場合、1 年以上前にアナウンスするそうです。
正式な発表ではありませんが、IBMよりお客様と共有可能な情報として下記が提供されました。
Q) How long will Power Virtual Server continue to provide and support Power9 based virtual system instances (VSIs)?
A) The EOS of Power9 VSIs in IBM Power Virtual Server has not yet been announced. The expectation is that IBM will continue to offer and support the Power9 based VSIs until Mid-October 2028. IBM will provide clients a minimum of 1 year notice for such an EOS event.
もちろん、Power10 の方がパフォーマンスがいいので、新規オーダーするのであれば Power10 S1022 をお勧めします。
これを機会に PowerVS への移行も検討を
標準 H/W 保守サービスが 2026年1月31日に終了するという事は、あと一年もありません。
オンプレで移行することも考えられますが、オーダー/搬入/基本セットアップなどリードタイムが必要なステップが発生します。
PowerVS ではポータルからポチポチするだけで、すぐに IBM i 環境が利用可能です。
これを機会に PowerVS への移行も、ぜひご検討ください 。
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