PowerVS上でのPower9のEOL(End of Life)が発表されました。
「Release notes for Power Virtual Server - August 2026」に下記が記載されました。
投稿時点では、日本語版には掲載されていませんでした。
August 2026
6 August 2026Power9 servers reach end of life on December 31, 2027
The Power9 servers (E980 and S922) in Power Virtual Server reach end of life on December 31, 2027. Due to limited capacity, IBM is limiting new VSI deployments on Power9 servers. The following conditions apply:
- If you had VSIs on Power9 servers before August 2026: You can continue to deploy new VSIs on Power9 servers until November 2026, subject to available capacity. Your existing VSIs can continue to run until December 31, 2027.
- If you did not have VSIs on Power9 servers before August 2026: As of August 2026, you cannot deploy new VSIs on Power9 servers.
To migrate your VSIs to Power10 or Power11, open a support ticket.
Power9のEOLは2027年12月31日
Power9のEOLは2027年12月31日です。それまでに Power10かPower11に移行してください。
「(63): Power9 標準メンテナンスサービスの終了. PowerVS S922には影響なし」の時は、「2028年10月の中旬までは提供/サポートされる予定」という情報もありましたが、前倒しになったようです。
移行手順
こちらの記事に細かな情報を記載しました。
- (103): バージョンアップとPowerモデル移行を考える - 2026/04/29
このような手順になります。各ステップの詳細は、上記のリンクで確認してください。
IBM iのバージョンの確認
サポートが終了しているIBM i 7.2の場合、Power10/Power11では稼働しませんので、IBM i 7.3以降にバージョン・アップが必要です。
移行先プラットフォームの対応PTFの適用
IBM iが7.3以降でも、移行先のPower10/Power11に対応するためのPTFが必要になる場合があります。
シリアル番号が変更されることへの対応
仮想シリアル番号を使っていない場合、筐体の移動でシリアル番号が変更になります。
IBM Cloudから提供しているIBM i関連のライセンスキーは、移動先で自動的にインジェクションされますが、IBM Cloudから提供していないものやサードパーティ製品の場合は、手動で設定が必要です。
提供元と調整してください。
ピン留めの解除
ピン留めされている場合、ピン留めを解除してください。
CaseでLPMを依頼
準備が出来たらスケジュール調整をしてCaseでLPMを依頼してください。
新しいPower9インスタンスのデプロイは現在の利用状況次第
新しいPower9インスタンスのデプロイに関しては、下記が記載されています。
- If you had VSIs on Power9 servers before August 2026: You can continue to deploy new VSIs on Power9 servers until November 2026, subject to available capacity. Your existing VSIs can continue to run until December 31, 2027.
- If you did not have VSIs on Power9 servers before August 2026: As of August 2026, you cannot deploy new VSIs on Power9 servers.
このような状況のようです。
- 現在Power9インスタンスを使っていれば、新しいPower9インスタンスを2026年12月までデプロイ可能
- 現在Power9インスタンスを使っていなければ、すでにデプロイ不可
これは、アカウントレベルではなく、対象のDCで現在Power9インスタンスを持っているかで判断されるようです。
現在、OSA21でPower9インスタンスを持っているワークスペース「onoda-osa21」があります。
ワークスペースにPower9インスタンスを持っている場合はPower9が選択可能
予想通り、Power9インスタンスを持っているワークスペース「onoda-osa21」ではPower9が選択可能でした。
同一DCの場合、ワークスペースにPower9インスタンスを持っていなくてもPower9が選択可能
同じアカウントのまま、OSA21にワークスペース「onoda-osa21-2」を新しく作りました。このワークスペースに一切インスタンスはありません。
この場合も、Power9が選択可能でした。
別DCでPower9インスタンスを持っていてもPower9は選択不可
同じアカウントのTOK04のワークスペース「onoda-tok04」で確認します。このワークスペースにはPower9インスタンスはありません。
アカウント単位の判断を期待しましたが、Power9は選択できませんでした。
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