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OCI ComputeでWindowsインスタンス作成時にハマりやすいところ

Last updated at Posted at 2019-06-27

1. はじめに

OCI Computeで、はじめてWindowsインスタンスを作成すると戸惑う人が多いはずだ。なぜならば、次の2つの理由があるからだ。

  • 作成直後は英語キーボード設定になっているので、初期パスワードに含まれる記号を入力できずにログインできない
  • Windowsの日本語リソースが含まれていないので、英語バージョンになっている。この問題は、ほかのパブリック・クラウドも同じ

それぞれの解決方法について説明する。すでにWindows Serverのインスタンスは作成し、リモートデスクトップで接続できているものとする。

2. Windowsへのログインを乗り切る

  1. リモートデスクトップでWindowsに接続する。するとログイン画面が表示される。
    oci_compute00.png

  2. デフォルトでは101キーボード(英語キーボード)になっている。画面右下の**[ENG]をクリックして、[Japanese]**に変更する。101キーボードを使っている場合には問題ないが、日本語キーボードを使っているときには、ここで変更しておかないとパスワードの入力に失敗する。
    oci_compute01.png
    oci_compute02.png
    ハマりポイント1:キーボードはJapanaseに変更すること

  3. Windowsの初期パスワードは、OCIの管理コンソールで確認できる。**[表示]**をクリックする。
    oci_compute03.PNG
    ハマりポイント2:パスワードはリモートデスクトップにコピーできないので表示すること

  4. 表示されたパスワードを入力する。

  5. 正しくパスワードを入力できると、以下の画面が表示される。**[OK]**をクリックして、新しいパスワードを入力する。
    oci_compute04.PNG

  6. **[New password][Confirm password]**のそれぞれに、新しいパスワードと確認用パスワードを入力する。これでログインできる。
    oci_compute06.PNG

3. Windowsを日本語化する

日本語化については参考になるWebページがたくさんあるので、それらを見てほしい。

OCI Windows Server 2019の構築および日本語化
https://qiita.com/Skogkatter112/items/ee834376bbc7dab5bc56

できるだけ楽に、Windows Server 2016 を日本語化して利用する方法
https://qiita.com/akiyoshi-t/items/76eb446cc8f8ec360e00

Bluemix IaaS (旧SoftLayer) で Windows Server 2016 の日本語化
https://qiita.com/khayama/items/579d1c53defa688d7562

Windows Server 2016 OS日本語化
https://qiita.com/komacchi_u/items/66b908aa32ffdb9ef389

Azure IaaS 上に作成した Windows Server 2016 仮想マシンの UI を日本語化する
https://kogelog.com/2016/10/18/20161018-01/

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