Edited at

【番外編】レッツラズパイ!〜"ディスプレイなしで"RaspberryPiにOSをインストールしよう編〜


レッツラズパイ!・プロジェクト



  1. レッツラズパイ!〜Raspberry3にOSをインストールしよう編〜

    【番外編】レッツラズパイ!〜"ディスプレイなしで"RaspberryPiにOSをインストールしよう編〜(これ)

  2. レッツラズパイ!〜Lチカ&Lピカをマスターしよう編〜

  3. レッツラズパイ!〜Webカメラで監視しちゃうゾ編〜

  4. レッツラズパイ!〜温度センサーとmailgunで検知メールを送ろう編〜

  5. レッツラズパイ!〜Google HomeでLピカさせよう編〜

  6. レッツラズパイ!〜Google Homeに室温を教えてもらおう編〜

  7. レッツラズパイ!〜Lチカボタン編〜

RaspberryPiを始めて触る&IT初心者向けのドキュメントです。私の所属する会社で使う、IT初心者の方のインターンシップ向けのドキュメントとして書きはじめたので、かなり丁寧に書いていますがご了承下さい。


今回実施した環境


  • 無線Wi-Fiでインターネット接続できる環境

  • Raspberry Pi3 Model B

  • Raspbian Stretch with desktop (2019-04-08-raspbian-stretch.imgを使用)


必要なモノ


  • microSDカード

  • SDcard formatter

  • balenaEtcher

  • microUSB電源ケーブル(2.5A以上推奨)

  • 作業用端末(今回はmacを使用)


OSのセットアップ

今回はディスプレイ、マウス、キーボードなしでRaspberryPiのOSのセットアップを実施していきます!


OSイメージファイルの書き込み



  1. ここからOSのイメージファイルをダウンロードします。(今回は前述した2019-04-08-raspbian-stretch.imgを使用)


  2. SDcard formatterを使用してSDカードを初期化します。


  3. balenaEtcher を使用してOSイメージファイルをSDカードに書き込みます。「Select image」にはダウンロードしたOSイメージファイルを選択し、「Select Drive」にはフォーマットが完了しているSDカードを選択してください。その後「Flash!」を押下して、書き込みの完了を待ちましょう。


SSH,Wifiの接続設定


  1. 「ssh」という名前の空のファイルと下記内容の「wpa_supplicant.conf」をOSイメージファイルの書き込みが完了したSDカードの直下に保存してください。

    ※ssidとpskの項目の「""」は残したままにしてください。


wpa_supplicant.conf

ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev

update_config=1
network={
ssid="SSIDを記載"
psk="パスワードを記載"
scan_ssid=1 //ステルスモードの場合は左記のように設定
proto=RSN //プロトコルにより適宜設定
key_mgmt=WPA-PSK //セキュリティ設定により適宜設定
}


RaspberryPiのOSの初期設定


ssh接続

RaspberryPiを起動後に使用環境に合わせて下記の手順を実施してください。


Windowsの場合:TeratermによるSSH接続

Windowsの場合はTeraTermを使ってRaspberryにSSH接続が出来ます。


  1. [Windows]キー + [r]キー を押下して、検索ウィンドウで「cmd」と入力し、コマンドプロンプトを起動してください。


  2. コマンドプロンプトが起動したら、下記コマンドを実行してください。

    実行結果の「物理アドレス」が「b8-27-〜」となるものがあれば、それがRaspberryPiのIPアドレスになります。

    for /L %i in (1,1,254) do ping -w 200 -n 1 xxx.xxx.xxx.%i > null && arp -a xxx.xxx.xxx.i%  

    ※「xxx.xxx.xxx」が今回のコマンドのネットワーク部にあたります。
    ネットワーク環境に合わせて適宜編集してください。



  3. TeraTermを開くと、「新しい接続」のポップアップが表示されます。[ホスト]にさっき確認したIPアドレスを入力し、[SSH]を選択して[OK]をクリックします。


  4. 「セキュリティ警告」のポップアップが表示されますので、[接続]をクリックします。


  5. 「SSH認証」のポップアップが表示されるので[ユーザー名]に「pi」、パスワードはさきほど設定したパスワードを入力して[OK]をクリックします。


  6. 接続が成功すると黒い画面のターミナルが表示されます。これからは、コピー&ペーストが可能になりますので、コマンドを実行する際は、間違いを防ぐためにもテキストからコマンドをコピーしてターミナルで貼り付けてから実行してください。貼り付ける場合は右クリックで貼り付けてください。



MACの場合:Terminalによる接続


  • MACでは標準でTerminalが入っているので、Terminalを開き下記のコマンドで接続します。



  1. 下記コマンドを実行し、RaspberryPiのIPアドレスを確認してください。

    $ arp -a | grep b8:27
    

      




  2. 実行結果に表示されたIPアドレスに対して下記コマンドでssh接続をしてください。

    $ ssh pi@RaspberryPiのIPアドレス
    



パスワード変更



  1. 下記コマンドを実行して設定ツールを起動してください。

    $ sudo raspi-config
    


  2. 「1 Change Userr Password」にカーソルを合わせて、[Enter]キーを押下し、「<Ok>」にカーソルを合わせ[Enter]キー押下してください。

    スクリーンショット 2019-07-24 9.40.06.png

    スクリーンショット 2019-07-24 9.40.34.png


  3. 「Enter new UNIX password:」の後に任意のパスワードを入力して[Enter]キーを押下してください。その後、「Retype new UNIX password:」が表示されるので、最初に入力したパスワードと同じ文字列を入力して[Enter]キーを押下してください。

    ※入力した文字は表示されないため、間違いのないように入力してください。

    スクリーンショット 2019-07-24 9.41.12.png


  4. 下記画面が表示されるので、[Enter]キーを押下してください。

    スクリーンショット 2019-07-24 9.41.49.png



タイムゾーン変更


  1. 「4 Localisation Options」にカーソルを合わせて、[Enter]キーを押下してください。

    スクリーンショット 2019-07-24 9.42.36.png


  2. 「I2 Change Timezone」にカーソルを合わせて、[Enter]キーを押下してください。

    スクリーンショット 2019-07-24 9.42.53.png


  3. 「Geographic area:」の「Asia」にカーソルを合わせて、[Enter]キーを押下する。

    スクリーンショット 2019-07-24 9.43.08.png


  4. 「Timezone:」の「Tokyo」にカーソルを合わせて、[Enter]キーを押下してください。

    スクリーンショット 2019-07-24 9.43.23.png


  5. 「→」キーを入力し、「<Ok>」にカーソルを合わせて、[Enter]キーを押下してください。

    スクリーンショット 2019-07-24 9.43.58.png



RaspberryPiのアップデート&アップグレード

下記のコマンドを順に実行してください。※続行しますか?[Y/n] と表示されまが、「Y」を入力して下さい。upgradeはちょっと時間がかかるので、お茶でも飲んで待ちましょう。(30〜40分)

$ sudo apt-get update

$ sudo apt-get upgrade

vim(ファイルを編集するためのコマンド)を使用できるように設定を行います。下記のコマンドを順に実行してください。「#~」はコメントなのでコピーする場合は一緒にコピーしないでください。

$ sudo apt-get install vim  #vimコマンドをインストールします。

$ sudo vi /etc/vim/vimrc #設定ファイルを開き、下記のように変更します。

"syntax on

syntax on

vimの操作についてはこちらなどがまとまっています。ファイルを開いた後に「I」キーを押せばInsertモードになり、編集できます。編集が終わったら「esc」キーを押下して「:wq」を入力し「Enter」キーを押下してください。保存(w)して閉じる(q)という動作になります。

【番外編】レッツラズパイ!〜"ディスプレイなしで"RaspberryPiにOSをインストールしよう編〜は以上です。お疲れさまでした♪