低レイヤーの勉強を始めたばかりの者です。
asciiコードって、なんで存在してるんですか？
人間がコンピュータに打ち込んだ文字をメモリに2進数８bitで保存しているなら、「１６進数のasciiに一旦変換してから2進数に直して保存する」といった処理は無駄ではないのですか？
2進数が１６進数と相性が良いことはわかっています。確かに４桁の2進数を１６進数に直すのは確かに簡単だと思います。
ただ、「2進数とアルファベットの対応表は見にくいから１６進数で表現してる表を作った」だけであって、「アルファベットを一旦１６進数に直すという処理はコンピュータの中では行われていない」のであれば納得できます。
～進数というのは数値を「人間のためにどう表記するか」のバリエーションに過ぎず、コンピュータの中のデータ（文字コードなど）自体を変換するとか直すとかいうことではありません。
@voyce_sakamoto
Questioner
最後に推測されている通りです。
なお、ASCIIコードは、数値と文字の対応を定めたものです。
その数値を何進数として表現するかとは関係ありません。
コード表によっては、8,10,16進数が併記されているのではないでしょうか。
また、PCが2進数を出力したとして、それは、文字に変換されたもので、元の数値そのものではありません。
PCは、表示される数値が何進数であろうが数値を文字に変換し、さらには、その文字の形に見えるようにドットパターンを生成しています。
さらに、打ち込んだ時点では、文字ではなく数値です。
ただし、キーボードからPCが受け取るのは、スキャンコードと呼ばれるもので、ASCIIコードではありません。
PCは、受け取ったスキャンコードと接続されているキーボードの配列種別から、文字コードを生成します。
無駄な変換なしにPCに数値を扱わせるなら、CPUのビット数分のスイッチとLEDを並べたキーボード(?)が最適です。
@voyce_sakamoto
Questioner
ASCIIは1文字を1バイトとしてどう扱うかのを決めているだけです。
また文字にしろ数値にしろ人間がどのように読もうが、コンピュータからはバイナリでしかなく、そこのお膳立てはコンパイラなり、表示プログラムのはなしです。
下記Cでの例ですが、アルファベット大文字Aは数値にすると10進で65です。
16進だと0x41、2進だと0b1000001ですが下記のようにどのようにも記載することができます。
同様に表示するときもそれを文字として扱うか数値として扱うかで変わります。
プログラム的にはchar型は1バイトのデータを表す型でしかありません。
char a = 'A'; //シングルクォートはASCIIとして数値に変換
char b = 0x41; //0xは16進数を表す
char c = 65; //10進
char d = 0b1000001; //0bは2進数を表す
printf("a:%c, b:%c, c:%c\n", a, b, c); //全部Aと表示される
printf("a:%d, b:%d, c:%d\n", a, b, c); //全部65と表示される