メリークリスマス!
この記事は「エンジニアの登壇を応援する会 Advent Calendar 2019」の24日目の記事です。
これまでもQiitaに登壇記録はいくつか投稿してきましたが、2019年も終わりということで今年一年を振り返ってのまとめをしたいと思います。
年頭に立てた目標的なもの
2018年末にPGConf.Asia 2018で登壇した後、2019年の目標として以下のようにカンファレンスで登壇を目指していくことを決めました。
KubeConでの登壇は叶わなかったものの、それ以外の3つと+αでCFPが通って登壇することが出来ました。目標達成率という意味では上々といえると思います。
カンファレンスでの登壇
先ほど伸べたように4つのカンファレンスで登壇しています。それぞれ登壇記録へのリンクと一言感想を書いておきます。
CloudNativeDays Tokyo 2019
登壇記録はこちらになります。
CNDTでの登壇はCFPの提出から当日まで、2019年上半期のエネルギーを相当注ぎ込んでいたのでとても思い出深いです。
CFPを通すためやセッションに足を運んでもらうために、Twitterアカウントを活性化したり、各種コミュニティでLTしたりと、自分の中では今までにない行動パターンを取りました。
私自身のその後を変えてくれた非常に大きな機会になりました。
PGConf.Asia 2019
登壇記録はこちら。
海外での登壇初挑戦となりました。そのため、準備は殆どが英語の勉強とスライド作りとなってしまい、新たな検証ができなかったことは今でも悔やまれます。
でも、海外にはPostgreSQLもKubernetesもつよつよなエンジニアが沢山いるんだと気付いて、感動(と少しの敗北感)を抱いて帰国したことを覚えています。
そしてPGConf.Asiaのおかげで海外登壇はそんなに怖くなくなりました。だって、原稿はしっかり準備していけば(たぶん)伝わるし、QAは分からないときはわからない!
もっと英語勉強しないとダメですけどね。
PostgreSQL Conference Japan 2019
これは登壇記録がないのです。
何より当時、登壇ラッシュ(自業自得)で日々翌日のスライド作成に必死でした。
2018年からPostgreSQLの国内コミュニティでも「Kubernetes使おう!」と言い続けて来ましたが、そんな変な人がいると一定の認知は得られてきたように思います。
July Tech Festa 2019
登壇記録はこちらになります。
上記記事にも書いたように、データベース・エンジニアとしての知見をゴリ押しするのではなく、開発者の皆さんと議論する際の叩き台となればという思いで、ストーリーを再構成しました。
結果、今**「Database with Kubernetes」で出来ること/出来ないこと**が整理され、上手く伝わったように思います。ホールの壇上で話したのもこのカンファレンスだけだったのですが、あれ気持ち良いですよ。またやってみたいです。
その他Meetupでの登壇
2019年はMeetupでもLTなど沢山登壇させて頂きました。
11月以降の登壇予定です。
— こば(右)アイコン変えたぞう。 (@tzkb) October 31, 2019
- 11/13 Kubernetes Meetup Tokyo#25 *LT 5min*
- 11/14 AI Storage Meetup Tokyo#4 *30min*
- 11/15 PostgreSQL Conference Japan 2019 *40min*
- 12/8 July Tech Festa 2019 *45min*
- 12/9 Japan Rook Meetup#1 *30min* https://t.co/EMvInYqApY
Kubernetes MeetupやYahoo!Japan関連、cndjpなどでデータベースやストレージなどの話題で発表しています。その中で感じたのは、**「Kubernetesでステートフルなワークロードを動かすこと」**への反応が変化してきたことです。
KubeCon EU/NAでの発表や国内でも各社の取り組みが発表される中で、「上手くやったら出来るのでは?」という空気が醸成されてきたと感じています。当然、Kubernetes Operatorの事例が多く共有されたということも背景にはあるでしょう。
そうした中で12月にはJapan Rook Meetupを開催することが出来ました。ステートフル・ワークロード+OperatorのMeetupとしてこれからも成長させていければと思っています。
技術ブログ
2019年は(アドカレを完走すれば)30本のブログを投稿しました。アドカレで14本、年間の半分を12月に書くのは色々と負担が大きいので、本当は分散したいところです。
内容としては登壇報告や技術検証ですが、今年は特にRookの検証記事が多かったです。もう少しDB周りの投稿を増やしていくことが来年の目標になります。
2019年の活動で得たもの
カンファレンス・Meetupでの登壇を通して、Twitterのフォロワー数が15倍近く増えました。おそらく2018年は30人もいなかったと思うのですが、2019年末には700人に届こうかという所に来ています。一年前には想像もしていなかったことです。
そして、様々な方にTwitterで話しかけたり、カンファレンスやMeetupで話しかけたりして頂く中でフォロー/フォロワーの方々と直接面識も出来てきました。
普段から多種多様な記事や見解を共有して頂くなど、大変励みになっています。
私のこうしたブログもそうした方々に少しでも役に立てていればと願うばかりです。
今後の活動とまとめ
ちょっと2019年は活動過多ではありましたが、2020年も懲りずに色々な所で発表をしていきたいと思っています。その際の題材は変わらず、データベースであり、ストレージになります。
何故なら私にとって、情報システムとはデータベースそのものであり、UNIXもLinuxも、サーバもストレージも、CPUやDRAMも、イーサネットもFCもInifiniBandも全てはデータベースから学びました。
そのため、私がエンジニアとして活動を続ける限り、このコアを大きくずらすことはないでしょう。
こんな私ですが、2020年もよろしくお願いします。