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【#JTF2019 登壇記録】Cloud Native開発者のためのDatabase with Kubernetes

Last updated at Posted at 2019-12-08

登壇資料

July Tech Festa 2019で登壇し、「Cloud Native開発者のためのDatabase with Kubernetes」というタイトルで発表をしてきました。

資料はSpeakersDeckにあげています。

登壇の様子

光栄にも大きなホール会場で発表させて頂きました。
July Tech Festaは昨年聴講させて頂いた際に「来年は登壇しよう!」と目標を立てていたカンファレンスだったので、実際にその場に立てたことを非常に幸せに感じています。

たぶん今までの発表で一番大きな箱です。緊張はしていなかったのですが、以下の写真を@capsmaltさんに撮って頂いたことに気付かなかったので、やっぱり舞い上がってたのかも。

july_tech_festa01.jpg

この規模の登壇をする際にはトークスクリプトを準備して、言うべき内容を飛ばさないようにしながら喋ってきました。しかし今回は、折角のホールかつ大スクリーンと言うことで演壇には立たず、前に出て喋ることを意識しました。

結果、着込んでたTシャツのネタを自己紹介で触れるのを忘れるという失態をおかしました(笑)。

伝えたかったこと

過去のCloud Native Days Tokyo 2019やPostgreSQL Conferenceの登壇では、**「データベースというミドルウェアをKubernetes上に構築するというのはどういうことなのか?その際の課題は?」**というアプローチで話してきました。私はデータベース・エンジニアなので、どうしても思考がこのように偏りがちです。

しかし、July Tech Festa 2019のテーマは「Share! Your Engineering Culture!」です。技術だけではなく文化の話をしよう、と考えました。

開発者にとって、データベースとはいつ・どのような形で使うものなのか。
現在のメインストリームがクラウドベンダのManaged Serviceであることは疑いがありませんが、それをDatabase with Kubernetesのスタイルで置き換えることは可能なのか?意味があるのか?
そんなことをお話しするつもりでした。

そして、冒頭でお話したように現在いろいろな会社でコンテナ技術及びKubernetesの導入が進んでいます。
時間をかけて学習し、苦労して構築した**Kubernetesクラスタのポテンシャルはアプリケーションを載せるだけでは勿体ない。**ステートフルなワークロード、その代表であるデータベースも載せていきましょうというメッセージを随所に込めました。

これは伝わった方も多かったようで嬉しかったです。

感想など

後からTwitterのTLを見直すと、当然肯定的でない反応もありました。

  • Auroraでいいじゃん。
  • 色々できることはわかったけど、めんどくさいなーという印象。

これは仰る通りだと思います。
ただ、個人的にはManaged ServiceとDatabase with Kubernetesを同じ軸で評価できるのか、違いは何なのかということが伝わった結果、冷静に判断をされているので、これはこれで良かったと思っています。

そして、一番嬉しかったのはこの反応。

「できそう」「やってみよう」から、少しずつ世界が変わっていくことを期待しています。

話せなかったなと思うこと

私自身はこのDatabase with Kubernetesという活動を楽しんでやっています。
分散システムであったり、ストレージに問題があったりすることはwith Kubernetesでなくても、データベースをやる際には避けて通れない問題です。

それを新しいプラットフォームで解決する。
その上で今あるサービス(Managed含む)を超えるものを見つける/つくりだす。実現するかは分かりませんが、そうした気持ちで検証をし、登壇して皆さんにアピールを続けています。

というあたりのいわゆるエモい話をもう少し盛り込んでも良かったかなと、終わってから思いました。

まとめ

いろいろと反省点はありますが、July Tech Festaの雰囲気は壊さずに私が思うDatabase with Kubernetesの話しが出来たことに満足しています。

皆さんにも楽しんで頂けていれば幸いです。

(※こんなことやってる場合か??)

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