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情報技術は人々を幸せにしましたか?

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それとも不幸せにしましたか?

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情報技術によって通信の円滑化、xRに代表される五感の拡張、所要時間の短縮などの恩沢を受けることができ、多くの不満が解消され幸せにすることができていると思います。

他方、時と場所を選ばない通信による過度の拘束、デジタルデバイドが害悪で、これまでに無かった新たな不満を生み、不幸せの元凶でもあると思います。

改めて考えてみますと恩沢をどれだけ享受できたかがカギで、その量に応じて幸せにしたとも不幸せにしたとも取れるのではないかなあ、と思いました。(小並感

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若きころからプログラムをしたり IT に携わっていて、「いま幸せか」と問われると難しいです。

私は海外生まれ海外育ちなのですが、海外ではもちろん日本に来てからも「相手に意図することが伝わらず、やきもきした時代」を過ごしました。

そんなときに「伝わらないのは自分が悪いんだ」と実感させてくれたものがプログラムや機械系でした。プログラムが動かないのはビル・ゲイツ氏が悪いわけではないからです。

プログラムを RUN すると「伝えたかったことが、伝えた通りに反応してくれる」。その「動いた時の幸せ」と言ったら、もぅ、それはランナーズ・ハイにも近い快楽があったのだと思います。RUN だけに。

そして、日本語の勉強にと IT 関連のコールセンターに6年以上勤め、「正しく聴き、正しい理屈があれば、正しい答えが得られる」と体で覚えました。

トラブルの切り分けは経験であり、仕組みを知り、動く原理を理解して、逆算すれば、そのほとんどがクローズ(案件が解決)できました。「再起動してどうか」で1件稼いだりすることはせず、1つのコール(電話)で最後まで対応することが許された時代だったからです。バックヤードも朋友的な存在であったこともあります。

そこでも脳内麻薬が出ており、お客様の感謝の言葉というスパイスもあり、自己満足度はかなり高めでした。幸せでした。

足りない知識が本だけでなく、インターネットを通じて、原理や理屈を学び、答えが出せるような時代に入り、「答えが得られる」「意図通りに動く」といったことが増えました。さらなる幸せな時代の到来です。

しかし、役職がついて後輩が増えたり、独立して部下を持ったりすると、「正しい理屈であっても、答えが違う」ことが増え、壁にぶち当たりました。自分の理屈や通りが通じなくなったのです。

すべては自分の話し方・伝え方ではあるのですが、「理屈が通じない」相手が増えてきた時に、「この道でよかったのかなぁ」と思い始めました。

$A === $B」な考えの自分に「$A == $B」でけしかけてきて、後出しジャンケンに負けたり。前提が違うと言うと「型々言うな」と理屈が屁理屈となり、体も壊しました。

「IT 業界に居て幸せか」というと幸せではありません。しかし「IT があってよかったか」と聞かれれば、自信を持ってよかったと言えます。そういう意味でも文句は言えど Qiita やネットには感謝しかありません。

〜 IT それが見えたら終わり 〜

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最近読んだ本に「ヒューリスティクス」と言う手法が載ってました。詳細は略ですが、ある問題を解きやすそうな別の問題に置き換えることです。
元の質問は答える難易度が非常に高い問題なので、自分にとって解きやすい形に変更するのがエンジニアっぽくて良さそうだと感じます。

例えば「もし生まれる年をここ数十年のうちで選べるならいつ生まれたいか?」等はどうでしょう。
せっかく生まれる年を選べるならなるべく良いタイミングで生まれたいと自分は思います。
そして選ぶ基準にその時代の情報技術と関連した生活を考えます。

もし古い時代に生まれたいと思うのなら情報技術は幸せを作ってないと思う派ですし、今生まれたいと思うのなら昔より幸せになっていると考えていると考えられるでしょう。
ちなみに私はもっと先に生まれたいですね。どんどん技術が上がっていってSFのような技術で楽しく暮らせそうだなと。

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幸せの定義は世代によっても異なる。
手の皺と皺を合わせること?
逢うべき糸に出合えること?
大切な人に傘を差せること?
ポン酢醤油がある家のこと?
…結局、ITはあまり関係ないのかも。

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幸せの定義と言えば、スティーブ・ウォズニアック氏の「幸せの公式」(Formula for happiness)が、最近の自分の指標です。

幸せの公式
H = S - F

この公式は「幸せは、笑顔から不快感を引いたもの(Happy = Smile - Frowns)である」という単純なものです。つまり、不快なものを避け、笑えることを増やせば、幸せになれるという。

いま思えば、IT 関連の仕事で、笑いや笑顔が少なくなり、不快感が増えたころ IT を嫌いになりそうでした。「IT の仕事=不幸になる」と結びつけていたのかもしれません。「ゲームで遊ぶ=引きこもりになる」に近い浅い考えだったのかもしれません。

我慢がいけないとか嫌だというわけではありません。そう考えると、確かに IT は関係ないのかもしれない。

最近、我を戻しつつあるのは「不快な情報を避ける」ことができるようになったことと、「ニヤリ」とする情報を求めるようになったという、ある種の情報に対する技術(テクニック?)のおかげかも。

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技術が進歩するたびに、いくつかの面倒が消え、いくつかの面倒が増えている感じがします。

技術の進歩で生活は確実に楽になっているでしょうが、その過程で生まれた面倒によっては、幸せになる人とならない人がいるんだろうな、と思います。

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「幸せ」を絶対的な数値として表現できるのであれば、昔と比べて遥かに幸せになったと思います。
ですが、実際は「幸せ」を相対的にしか感じることができないと思うので、昔も今も大して変わらないのではないかと思っています。

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やはり、人間は動物であり、「体を動かす」ということで幸福感を感じる。
ITはこの点で幸福を奪っている。ゲームもいいが、草野球後のビールは格別だ。
ITは人間の「仕事」を、かなり奪っており、「単純労働」を駆逐すようとしている。
しかし、災害や突発事故を考えると、ITは役に立たず、「単純労働者」である普通の人が
大活躍したりする。これをもっと評価してもいいと思う。
長期的な「持続可能な社会」というのを考えた場合、「ITがなくてもやっていける。」
という代替方法を社会は保持していく必要があるのではないだろうか?

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皆さん、ご意見・ご回答ありがとうございました。
進行中の意見交換に質問者がしゃしゃり出てしまうと流れが変わってしまって良くないのでは…と思いLGTMのみを押させていただいていましたが、お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。

今までの私の幸せの価値観は @KEINOS さんの紹介しているウォズの「幸せの公式」にかなり近いものでした。
ただ皆さんのご意見を拝見させていただくと、ただ単純にそういった指標で量れるものだけではないという気づきもありまして、そういった未だ自分の中にない考えを咀嚼し、取り入れ、明日からもIT業界で頑張って仕事をしていこうという気持ちになりました。
ご意見・ご回答くださった方、本当にありがとうございました。

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