概要
本記事は自宅ラボ構築の第5回で、前回はDNSの展開までを行いました。
今回は仮想化基盤の管理サーバとしてvCenterを展開します。
全記事
- 1回: 構築する環境
- 2回: ベアメタルへESXiをインストール
- 3回: 仮想ルーター (VyOS) の構築
- 4回: DNS (Unbound) の構築
- 5回: vCenterの構築 ← 今ココ
- 6回: Nested ESXiでのvSphereクラスタ構築
対象範囲
本記事では全体構成の以下赤枠の部分を構成します。
※黒くなっているところは未構築
vCenterの構築
インストール
まずvCenterのインストーラーのISOをマウントして、インストーラーを起動して案内に従い進めていきます。
行った設定はStage1は以下です。
Stage2は以下としました。
ちなみにTinyサイズのスペックは以下のとおりです。
デプロイが完了したらブラウザでアクセスしてログイン画面が表示されたらOKです
vCenterの初期設定周り
vCenter上へのホストの追加等の初期設定周りを実施しておきます。
データセンターとクラスタの作成
データセンターとクラスタを以下のように作成しておきます
- データセンター
- Datacenter
- クラスタ
- 01_MGMT
- 02_WLD
esxi-00の登録
01_MGMTのクラスタにesxi-00を登録しておきます。
フォルダの作成とマシンの移行
以下2つのフォルダを作成しておきます
- 01_MGMT
- 02_WLD
作成後esxi-00上の元々ある仮想マシンは「Discoverd virtual machine」フォルダに入っているため、01_MGMTに移動しておきます
ライセンスの登録
こちらは任意ですが、利用可能な検証用ライセンスがあるため登録しておきます
一旦vCenterの初期設定はここまでとします。
まとめ
今回はvCenterの展開を行いました。
細かい設定画面は省いていますが、基本的には展開先のESXiがきちんと構築されていれば案内通りでスムーズに展開できる感じです。
それでは次回が最後にNestedでESXiを立ててそれらをクラスタにしていきます。
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