セキュリティ系のAzure認定資格を取得したので体験記を残します。
3か月くらい前に受けたときは不合格だったのでリベンジとなりました。
今回の試験の目玉はなんといっても受験中にMicrosoft Learnで検索できるようになったことです。このあたりの所感もまとめておきたいと思います。
他の資格体験も書いていますのでよければご覧ください。
- Azure認定資格 AZ-400を取得しました
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- Azure認定資格 AZ-300を取得しました
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試験の傾向は?
- 問題:52問
他の試験と同じように「2択問題」「1問1答」「ケーススタディ」は出題されました。各セクションを先に進めると前のセクションに戻ることができません。 - 時間:120分
申込みでは140分になっていますが、そのうち20分は事前の同意書などの時間なので、実際は120分でした。 - 合格ライン:700点
試験範囲
- ID とアクセスを管理する (25 - 30%)
- セキュリティで保護されたネットワーク (20 - 25%)
- コンピューティング、ストレージ、データベースのセキュリティ保護 (20 - 25%)
- セキュリティ オペレーションを管理する (25 - 30%)
学習ガイドに詳しく出題内容が示されています。
EntraIDやSentinel、Defender for Cloudといったセキュリティ関連サービスは当然出題されますが、VMやApp Service等の各種サービスに対するセキュリティ施策も問われます。
学習方法
Azureでは珍しく、AZ-500の試験対策本が販売されています。
「最短突破 Microsoft Azureセキュリティ テクノロジ[AZ-500]合格教本」
こちらを一通りやったのと、Microsoft LearnのAZ-500項目を全てやって受験しました。
私のスキルセット的に各種リソースのセキュリティ施策は問題ないのですが、Entra IDやSentinelの管理をやったことがないので、そのあたりを中心に対策本の問題集を解いたり、Learnを何度も見返したりしました。
Entra ID Plan2とか簡単に試せないサービスが多かったことに今回てこずりました。
Microsoft Learn
AZ-500に限らずですが、最近のアップデートで試験中にMicrosoft Learnを確認することができるようになりました。
これがかなり強力でした。実際に問題を解きながらLearnを画面にうつして調べることができます。
Learn内であれば検索も可能ですが、Ctrl+Fを使った文字列検索はできなかったです。
今後Learn検索力も必要になってくるなと感じました。
ただ、調べすぎには注意する必要があります。これまで試験中に時間が足りないなんてことはなかったのですが、今回序盤に調べすぎたことによって、最後時間がギリギリになってしまいました。
時間配分は意識して望む必要があります。
まとめ
Learnで調べることができるのは強力ですが、全く分からないものを一から調べるというのは時間的に無理があるなと思います。
ある程度あたりを付けて、迷ったところをLearnで補完するみたいな使い方がよいと思います。
例えばEntra ID P1/P2でそれぞれなにができるのかとか、コマンドのオプションとかですかね。
暗記しないといけないものが減ったのはとてもよいと思います。(普段仕事しててもコマンドのオプションとか結局Learnで調べるので)
次はAZ-700を目指したいと思います!