チームでイベント参加して学びを最大化してきた話
こんにちは
島田です。
私が所属しているチームで一緒に共通のイベント(Scrum Fest Sapporo)に参加してきました。
チームでイベントに参加するにあたって、学びを最大化するためにどのように参加してきたかを共有したいと思います。
チームでのイベント参加は、メンバーで共通言語を持ち学びを深められる良い方法だと思うので、参考になれば幸いです。
aslead Agile のチーム「オキザリス」にて参加してきました。
はじめに
この記事では、個々のセッションの内容には触れません。
参加セッションごとの記事は別途公開しているのでそちらをご覧ください。
Scrum Fest Sapporo Day 1 参加レポート「アジャイルに向かう組織に聴いてほしいアジャイルへの第一歩」
Scrum Fest Sapporo Day 1 参加レポート「日本にJoy,Incを創る!どん底からスタートしたぼくらのジョイインクジャーニー7年間の軌跡 Scrum Fest Sapporo特別編」
Scrum Fest Sapporo Day 1 参加レポート「ゼロからつくったリモートスクラムチームはスクラムに挫折し解散しました」
Scrum Fest Sapporo Day 1 参加レポート「もりあがるスプリントレビューをしよう」
Scrum Fest Sapporo Day 1 参加レポート「これまでと違うやり方に取り組む時にうまくいくかもしれない方法とその落とし穴」
イベント参加前〜準備編〜
効果的にイベントの参加できるように、私達のチームではイベント参加前に以下のような準備をしていました。
- 参加セッションを事前に決めておく
- 参加時のメモを取る準備をしておく
参加セッションを事前に決めておく
参加セッションを事前にチームで決めておくことでスムーズな参加が可能です。
Scrum Fest Sapporo2020はオンラインで実施されたため、オフラインでチームメンバーとの会話しながらの参加が難しいです。
そのため、事前に参加セッションを表明しておくことで、誰がなんの話を聞いているかが把握でき、あとから話を聞きやすくなります。
参加時のメモを取る準備をしておく
参加セッションがはじまってからメモ環境を整えているようでは大事な内容を聞き逃してしまいます。
メモなど記録する準備は事前に済ませておきましょう。
私達のチームでは日々の業務でConfluence(いわゆるWikiツール)を使用しており、事前準備としてイベント参加メモ用のConfluenceのページを作成しておきました。
イベント参加中〜激闘編〜
いよいよイベント参加当日です。
イベント参加時は”チーム”としての学びを最大化するための以下の点を意識しながら参加しました。
- 発表内容を聞きながら思ったこと/感じたことをチームで共有する/チームで発表メモを取る
- アウトプット前提で参加する
それぞれ意識した点について、具体的にどのような方法で実践したかをご紹介していきます。
発表内容を聞きながら思ったこと/感じたことをチームで共有する/チームで発表メモを取る
すでに書いたように、私達のチームでは日々の業務でConfluecneを利用しています。
Confluenceには共同編集機能があり、イベント参加時はこの機能が真価を発揮します。
私達のチームで実際にどのようにConfluenceを使っていたかをご紹介します。
全員で同一セッションに参加
全員で同一セッションに参加する場合はページを
- 実況用(思ったこと、感じたこと、メモを自由に書いていく)
- Qiita用(記事として発信するよう)
発表内容を聞きながら書いていくため、話すことができません。
交代の合図はテキストベースで「疲れた交代して」「次書いてくねー」といった形で意思表示をします。
常日頃モブワークをしているため、私達のチームではシームレスに交代することができます。
メンバーが2セッションに分かれて参加
それぞれのメンバーが参加したいセッションに参加するため、ときには参加セッションが分かれることもあります。
そんなときは画面を3分割し左から
- セッション1 Qiita用
- 実況用
- 実況用のエリアに2列の表を用意し、セッションごとに同じ列にどんどん書いていきます。
- セッション2 Qiita用
あとは2分割同様に、適宜交代しながら思ったことなどをどんどん書いていくだけです。
アウトプット前提で参加する
インプットで終わらせず最大限理解を深めるために、アウトプット前提でイベントに参加します。
すでに書いたように実況しながら参加するのも1つのアウトプットであり、この記事を書いていることも1つのアウトプットです。
参加後に参加セッションについて会話することもアウトプットになるかと思います。
イベント参加後〜追いつき学習編〜
イベント参加後は、参加できなかったメンバー含め感想戦をしていきます。
イベント参加後の記事についてはまたの機会に。
まとめ
チームでイベントに参加することで、雑談をしながら理解を深めたり、重複して参加できなかったセッションの話を聞くことができます。
チームビルディングの1つの方法としてよいのではないでしょうか。