Scrum Fest Sapporo Day 1 「ゼロからつくったリモートスクラムチームはスクラムに挫折し解散しました」
2020/11/06に開催されたScrum Fest Sapporoの発表です。
https://confengine.com/scrum-fest-sapporo-2020/proposal/14135
チーム参加してきました
aslead Agile のチーム「オキザリス」にて参加してきました。
チーム7人中、6人で参加して、その場で実況しつつ、記事も作っています。
スクラムやってみて思ったこと
- スクラム難しい
- でもじょうずにソフトウェア開発したい
- 楽しく
- みんなで
- 儲かるものを
おはなしするプロジェクト
新しいコンポーネントをつくり、新しいソリューションを提供する。
ウェブ開発との違い:いろんな会社の機器と相互接続する必要があるため、国際標準の企画が厳密に決まってる
チーム結成前夜
お客様になりそうな人たちと一緒に「こういうもの作りたい!」となっている状態。
必要なコンポーネント・マイルストーンも見えている状態で、早く開発するためにスクラムでやることに。
でも、開発は始まらない。開発者も集まらない。
救いを求めてOSTへ。
まずはマイルストン・スケジュールの合意とスケジュールの相談を行い、
メンバーは挙手制。60%以上時間をさける人を求めた。
前提知識を得るために課題を出す(SCRUM BOOT CAMP THE BOOK)
チーム結成
集まった人たちはモバイルコアの開発、スクラム開発したことがない人たちばかり。
立ち上げ期
1週間スプリントでフルリモートでスクラムを開始。
出勤時間がバラバラなので、デイリースクラムは非同期で実施。slackに何かひとこと+やったこと、困っていることを書くことに。
自走期
- SM/TL不在によりチームは自走しだす
-自分たちでバックログを作る - タスクを人ごとに割り振っていたが、だんだんとタスクの境界線がなくなってきた
- ぬるっと進みだした
いつも通り進める期
- slackへの報告は面倒なので廃止
-スラムでない
-自信を無くす
ふりかえって
- メンバーはみんなゼロからはじめた
- 会社としても初めてスクラムやった
- このチームでは「スクラムじゃない」状態から開発が進んだ
- スクラムのフレームワークにのっとるよりだいじなことがあった
- 経験と学習をくりかえして、じょうずにソフトウェアをつくれるエンジニア・会社になりたい
感想
- スクラムコーチがいない状態でスクラムをはじめるのはハードルが高そうだなと感じました。
- また、基調講演にもありましたが、なぜスクラムをやるのかを論理的に説明できるようにしておくことが大切なのかなとも思いました。
- 初登壇のことや、内容からとても行動力のある方だと思いました。自分は行動力があまりない方なので、積極的に行動に移したいと思います。