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rex0220 項目検証プラグイン

Last updated at Posted at 2017-08-20

kintone の入力項目必須チェック、バリデーションチェック、入力抑止、表示制御を行うプラグインです。
項目入力時に画面に状況が表示されます。

必須チェック・バリデーションチェック・入力抑止・表示制御を、条件式を指定するだけで処理出来ます。
Excel の計算式のような指定方法で、複雑な条件を指定できます。

  • 必須チェック・バリデーションチェック・入力抑止・表示制御
  • エラー及び必須項目入力枠に色表示
  • エラー及び必須項目入力状況表示
  • 項目絞り込みプラグイン(Ver.11 以降)連携
  • PC・スマホ対応

rex0220 storesで、販売中です。

直近の変更点

※ Ver.55
・テーブル行の追加・削除ボタンの非表示機能追加
 追加ボタン:$ADD_BUTTON
 削除ボタン:$DEL_BUTTON

※ Ver.54
・プラグイン設定画面のデザイン変更対応
・FSET 関数に、テーブル内項目を指定できる機能を追加
・FSET_TADD 関数追加(テーブルに指定した行を追加)

応用例

項目検証プラグインの応用例です。

編集画面表示例

  • メニュー欄に、必須項目入力状況(入力数/必須項目数)を表示
  • 入力状況が分かりやすいように、必須項目入力枠に色表示。

※文字列複数行、リッチテキスト、ファイル、ルックアップの項目については、入力枠の色表示と、必須項目入力状況を入力したタイミングで更新されません。
(kintone API の制限によるものです)

2017-08-23_14h44_36.png

※文字列(複数行)、リッチエディター、ルックアップは、入力時のタイミングで、色枠表示が切り替わりません。

編集画面エラー表示例

保存ボタンクリック時、必須項目の未入力の場合、「必須」エラーが表示されます。

2017-08-23_14h47_10.png

一覧画面編集例

一覧画面編集時も、必須項目の色枠表示されます。

2017-08-23_14h58_51.png

項目表示制御

項目の値により、項目の表示制御を行うことができます。

  • ドロップダウン項目の値により、グループの表示制御する例
2017-08-24_19h55_26.png
  • 設定例

「ドロップダウン」の値が "sample3" の場合、「グループ」項目を非表示

2017-08-24_20h03_41.png
  • 画面操作例

2017-08-24_19h49_05.gif

初期化

非表示対象になった項目について、「保存」処理時に項目を規定値で初期化します。
編集画面表示中は、非表示の切り替えが発生しても、値はそのままです。

スマホ対応

スマホの編集画面でも、必須項目に色枠表示し、ヘッダ部に入力状況が表示されます。
スクロールしても、ヘッダ部の入力状況は表示されています。

2017-08-20_16h28_36.png

基本バリデーションチェック

kintone のフォーム設定で指定された制約条件をチェックします。
標準機能では、「保存時」にチェックされますが、本プラグインでは、
項目入力時にチェックが行われますので、入力ミスがすぐわかります。

  • 数字項目の自動変換
    全角文字数字を半角変換およびカンマの自動削除

  • 数字項目の min、 max 指定のチェック

  • 文字列の minLength、maxLength 指定のチェック

カスタムバリデーションチェック

  • 条件式により、項目の入力値をチェックして、エラーメッセージを表示します。
  • エラーメッセージにも、計算式を指定できます。
2017-08-23_15h48_21.png

操作例

ドロップダウン項目により、必須項目を切り替えています。

2017-08-20_01h42_37.gif

#プラグインの追加

  • 「kintone システム管理 > プラグイン」で追加します。
  • 「アプリの設定 > プラグイン」で、アプリに追加します。
2017-08-20_16h39_58.png

プラグイン設定

  • 対象アプリで、対象項目を選択し、必須条件・入力不可・非表示・検証の条件式を設定します。
  • フィルタ機能で、表示項目を絞れます。
  • グリッドのラベル欄をクリックすると、その項目順にソートされます。
  • 初期化を指定すると、項目が非表示になったら、項目の規定値に更新します。
  • 条件式には、計算式プラグインと同様の式を指定可能です。
  • 編集ボタン
    • テーブル項目: テーブル内項目の非表示を指定
    • テーブル項目以外: 対象項目の検証条件を指定
  • 「保存する」をクリックします。

※ 条件式に「改行」を指定して、式を見やすく出来ます。
「改行」は、実行時には無視されます。

※フォーム変更時は、本プラグインの再設定を行ってください。

2018-04-13_11h07_32.png

条件式の例

必須チェック条件式例

  • IN(ステータス, "アサイン", "処理中")
  • ステータス=="処理中"
  • ドロップダウン=="sample1"

全画面表示

全画面表示ボタンクリックで、全画面表示に出来ます。
もう一度クリックすると元に戻ります。

2018-04-13_11h11_26.png

フィルタ機能

  • フィルタ入力欄に、キーワードを入力すると、該当する項目のみ表示されます。
  • キーワードは、黄色表示となります。
  • またドロップダウンで、抽出条件と対象欄を選択できます。
  • リセットボタンで、フィルタをリセットします。
  • フィルタ後に再表示されても、表示順は戻りません。必要に応じソート機能を使います。
2018-04-13_11h08_16.png

ソート機能

  • グリッドのヘッダ部をクリックすると、ソートされます。
  • もう一度クリックすると、逆順に表示されます。
2017-09-19_09h12_00.png

関数入力支援

編集エリア内で「?」を入力すると、指定可能な関数一覧が表示されます。
関数をクリックすると編集エリアに関数名が入力されます。

2017-08-24_17h13_36.png

フィールドコード入力支援

編集エリア内で「:」(コロン)を入力すると、項目一覧(項目名:フィールドコード)が表示されます。
項目をクリックすると編集エリアにフィールドコードが入力されます。

2017-08-24_17h16_01.png

テーブル内項目の非表示設定

  • 非表示条件を指定します。
  • 設定終了後、保存ボタンをクリックします。
2020-06-14_11h08_20.png

検証条件の設定画面

  • 検証条件とエラーメッセージを指定します。
  • エラーメッセージにも、計算式を指定可能です。
  • メッセージ(日)は、必須で、(英)・(中)は、オプションです。
  • 設定終了後、保存ボタンをクリックします。
2017-08-24_17h06_15.png
  • サブテーブル項目の検証条件設定例
2017-08-24_17h09_04.png

条件式の設定例

  • 条件式の優先順位は、検証条件<必須条件<入力不可<非表示<制約。
  • 無条件に必須項目: 1 を指定
  • 項目の値で制御:フィールドコード=="指定値"
  • 項目の複数値で制御:IN(フィールドコード,"指定値1","指定値2")
  • ステータスで制御: IN(ステータス,"指定値1","指定値2")

カスタムバリデーションチェック例

「住所」項目に、「都,道,府,県」が含まれているかをチェック

条件:AND(住所,NOT(TEST(住所,"都","道","府","県")))
メッセージ(日):"都・道・府・県が必要です"

※住所が入力されており、かつ住所に"都","道","府","県"が含まれていない場合に、メッセージ表示

ステータスを使った設定例

  • ステータスの状態によって、非表示・入力不可・必須項目を設定します。
2017-08-23_15h17_01.png
  • ステータスによる、画面表示例

ステータス="完了"で、入力不可になっています。

2017-08-21_08h56_03.png

ルックアップ項目の設定例

kintone API の制限により、ルックアップ項目はリアルタイムで入力変更を検知できませんが、ルックアップのコピー項目を使うと、リアルタイムで検知できます。

  • 必須条件: IN(ステータス,"指定値1","指定値2")
  • 非表示: 1==0 && ルックアップコピー項目 == ""

    非表示指定は、ルックアップ以外の項目でもOK。動作するきっかけがあればよい。

非表示に、式が true にならない条件で、ルックアップコピー項目を指定します。
この設定で、ルックアップコピー項目の変更のタイミングで、ルックアップ項目のチェックが行われます。

2017-08-23_15h21_19.png

言語ごとの名称設定時の条件式について

項目の値に、言語ごとの名称を設定した場合、条件式には各言語に対応する条件を指定します。

  • ドロップダウン、ラジオボタン、チェックボックス、複数選択、ステータス

チェックボックスの言語ごとの名称設定例
 英語、日本語、中国語にそれぞれ名称を設定している

2017-08-26_14h13_52.png

ユーザの設定言語により、表示される値が異なりますので、条件式も対応します。
sample1 が選択された場合の条件式は、下記のようにします。

IN(チェックボックス, "sample1", "サンプル1", "样品1")

プラグイン設定のダウンロード

  • プラグイン設定をダウンロードできます。
  • 計算式を変更している場合は、変更後の設定が対象です。
  • ブラウザ IE については、プラグイン設定のダウンロードの動作対象外です。
2017-09-18_20h10_18.png

プラグイン設定のアップロード

  • プラグイン設定をアップロードできます。
  • フィールドコードをキーにして、設定ファイルから計算式を設定します。
  • ブラウザ IE については、プラグイン設定のアップロードの動作対象外です。
2017-09-18_20h11_31.png
  • プラグイン設定ファイル情報を確認して、設定します。
2017-09-18_20h11_53.png

注意事項

  • 既に、JavaScript によるカスタマイズを行っているアプリの場合、処理が競合して、エラーになる場合があります。その場合は、該当するアプリでプラグインの使用を中止してください。
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