Merry Xmas!
fukuoka.ex代表のpiacereです
ご覧いただいて、ありがとうございます
福岡Elixirコミュニティ「fukuoka.ex」の発足から現在までの1年半を振り返ってみました
全5本のコラムに分かれ、本コラムでは、発足から半年の間に起こった出来事をご紹介します
オマケで、私がElixirに辿り着くまでのプロローグも入れています
この連載の目次は、以下になります
|> ①fukuoka.exエピソード1「誕生」
|> ②fukuoka.exエピソード2「仲間」その1
|> ③fukuoka.exエピソード2「仲間」その2
|> ④fukuoka.exエピソード3「躍動」
プロローグ①:私がプログラミングに出会うまで(1984年)
今から35年前の1984年、小学4年生の頃、未だスーパーマリオブラザーズすら出ていない頃のファミコンに出会い、「ファミリーベーシック」という、ファミコンでゲームプログラミングできる開発環境が、私のはじめてのプログラミング体験でした
その後、MSXで、本格的なBASICのゲームプログラミングにハマり、「プログラムポシェット」や「マイコンBASICマガジン」という雑誌に載っているMSXのゲームを打ち込んだり、MSX以外の機種向けに書かれたゲームを移植する毎日を過ごしていました
↑かつての我が愛機、ナショナル「CF-1200」
その後、ナショナルは、松下電器→Panasonicとブランドが変わり、Let's Noteに「CF」が受け継がれていたのを、ついさっき知りました…現在の愛機は「CF-RZ6」、なんたる偶然
BASIC以外の言語は、小学6年生の頃に初めたZ80マシン語(アセンブラすら無い時代でした…)に始まり、メジャーな言語はほとんど叩き、少しだけ聞いたことあるマイナーな言語や、誰も聞いたことが無いようなドメイン専用言語も含め、優に3桁を超えるプログラミング言語を触り続けてきました
プロローグ②:私がElixirに出会うまで(2015年)
プログラミングを始めてから3年前までの32年間、「理想の言語」を探求し続ける、どこか「錬金術」にも似た、長い旅路でした
その末、終着点と言っても良い、究極の言語「Elixir」に辿り着きました
まさに「アルケミスト」のように、Elixirという「賢者の石」に出会う旅をずっと繰り返し、辿り着いた結論も「アルケミスト」だった訳です…これには、ちょっとした運命すら感じます
このElixirとの出会いの1年後、福岡に移住したのですが、これには、「この後は、ずっとElixirを書いていきたい」という発想から、舵切りをした背景があります(このエピソードは、また別の機会に)
職業プログラマ/SI人として、私がElixir推しになった経緯についても、下記インタビュー記事の中にまとまっていますので、ご覧ください
福岡のElixirコミュニティ fukuoka.exをどんな人がやってるか聞いてきた
https://dame.engineer/archives/391#post-391
fukuoka.ex前日譚【プリクェル】(2017年1月頃~6/7)
fukuoka.exが発足される前の原点は、社内勉強会です
Elixir/Phoenixの入門スライドを作り、社内勉強会をやった後、勉強会からのフィードバックを入れたものをSlideShareにアップするところからスタートしてます(この時期、ほぼ毎日、定時後にElixir/Phoenix勉強会をやっていました)
現在は、「Excelから関数型言語マスター1回目:データ行の”並べ替え”と”絞り込み”」というチュートリアルに、そのエッセンスを凝縮していますが、最初はパターンマッチとかを逐一、教えてたんですよ
Elixir入門スライド
https://www.slideshare.net/piacere_ex/elixir1json-81100124
Phoenix入門スライド
https://www.slideshare.net/piacere_ex/elixir3phoenix-13web-rest-api-81219622
fukuoka.exエピソード1「誕生」(2017/6/8~2/24)
fukuoka.ex発足MeetUpは満員御礼
2017/6/8(木)のfukuoka.ex発足MeetUpに向けて募集を行ったところ、25名もの応募があり、福岡でのElixir展開に希望を見ました
https://techjin.connpass.com/event/56497/
実際に開催してみると、非常に活況で、「マイナー言語のElixirに、ここまで注目度があったのか…」と少しビックリしつつ、とても嬉しかったことを、昨日のことのように思い出します
tokyo.ex主催の @ohr486 さんに応援コメントをいただいたことも、つい最近の出来事のようです
発足イベントにも関わらず、たくさんのLT募集も集まりました
この会で登壇デビューした、@tuchiro さんは、以降のMeetUpにおいても、常にトップバッターを務める、2人目のfukuoka.exアドバイザーズです
その後も、MeetUpを重ねていったり、fukuoka.ex以外の勉強会にゲスト登壇することで、fukuoka.exとElixirのことを広めていきました
入門者+経験者もくもく会の前身「Elixirプログラミング入門会」開催
現在、MeetUpと併設している「fukuoka.exもくもく会」スタイルの前身ともなる、社内外のコーチを招集しての「Elixirプログラミング入門会」も開催しました
この会でコーチ参戦いただいた @twinbee さんは、後に3人目のfukuoka.exアドバイザーズとして参加し、MeetUp#5でElixir界隈に限らない、ちょっとした有名人になります
fukuoka.exスタイル「データサイエンスとAI・ML」の確立
さて、fukuoka.ex発足の裏で、私は「データサイエンス」の文脈における、Elixir+Flowがもたらすポテンシャルにすっかり魅了され、本業のデジタルマーケティング領域を、全てElixir/Phoenixに塗り替えるべく、活動を始めていました
その成果発表のようなものを、発足から半年後のMeetUp「#4:Elixirでビッグデータ分析(基本編)」で、LT/セッションとして発表し、Elixir/Phoenixで開発した自社プロダクトをデモしました
また、ElixirとAI・ML(≒PythonやKeras)を連携させる実装を、登壇とコラムで同時発表し、2017年のAdvent Calendarに出したところ、上位ランクインしました
こうして、その後のfukuoka.exを形成し、現在も続く重点研究対象である「ElixirによるデータサイエンスとAI・ML」も産まれたのです
時を同じくして、GCPがElixir対応に踏み切ったことも、この流れに追い風となりました
Eixir先人との交流、福岡Elixir採用、しかし…
そして、PowerAssert作者の @ma2ge さんや、元Shinjuku.exの @kske_t さん、Sapporo.beamの @niku さんといった、Elixir界の先人の方々との交流もでき、公私ともに充実のElixirライフを送っていました
福岡では、自社以外にも、YAMAP、カラビナテクノロジーが、Elixirを採用し、語り合える仲間も増えました
その一方で、fukuoka.exのコミュニティとしての成長やコンテンツ構成、Elixirを広める活動が、私の考えだけに留まっている状況を、そろそろ打破したいと思い始めるようにもなり…
Coffee Break
…と、ターニングポイントを迎えたfukuoka.exですが、次のエピソードでは、「仲間」と呼べる存在を集結するべく、大きく活動が変わっていき、活動も派手になっていきます
コチラからご覧ください
|> ②fukuoka.exエピソード2「仲間」その1
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