LoginSignup
24
7

More than 1 year has passed since last update.

①福岡Elixirコミュニティ「fukuoka.ex」の発足から現在までの1年半を振り返ってみた

Last updated at Posted at 2018-12-25

Merry Xmas! :tada:

fukuoka.ex代表のpiacereです
ご覧いただいて、ありがとうございます :bow:

福岡Elixirコミュニティ「fukuoka.ex」の発足から現在までの1年半を振り返ってみました

全5本のコラムに分かれ、本コラムでは、発足から半年の間に起こった出来事をご紹介します

オマケで、私がElixirに辿り着くまでのプロローグも入れています

この連載の目次は、以下になります
 |> ①fukuoka.exエピソード1「誕生」
 |> ②fukuoka.exエピソード2「仲間」その1
 |> ③fukuoka.exエピソード2「仲間」その2
 |> ④fukuoka.exエピソード3「躍動」
image.png

プロローグ①:私がプログラミングに出会うまで(1984年)

今から35年前の1984年、小学4年生の頃、未だスーパーマリオブラザーズすら出ていない頃のファミコンに出会い、「ファミリーベーシック」という、ファミコンでゲームプログラミングできる開発環境が、私のはじめてのプログラミング体験でした
image.png

その後、MSXで、本格的なBASICのゲームプログラミングにハマり、「プログラムポシェット」や「マイコンBASICマガジン」という雑誌に載っているMSXのゲームを打ち込んだり、MSX以外の機種向けに書かれたゲームを移植する毎日を過ごしていました
image.png
↑かつての我が愛機、ナショナル「CF-1200」
その後、ナショナルは、松下電器→Panasonicとブランドが変わり、Let's Noteに「CF」が受け継がれていたのを、ついさっき知りました…現在の愛機は「CF-RZ6」、なんたる偶然

BASIC以外の言語は、小学6年生の頃に初めたZ80マシン語(アセンブラすら無い時代でした…)に始まり、メジャーな言語はほとんど叩き、少しだけ聞いたことあるマイナーな言語や、誰も聞いたことが無いようなドメイン専用言語も含め、優に3桁を超えるプログラミング言語を触り続けてきました

プロローグ②:私がElixirに出会うまで(2015年)

プログラミングを始めてから3年前までの32年間、「理想の言語」を探求し続ける、どこか「錬金術」にも似た、長い旅路でした

その末、終着点と言っても良い、究極の言語「Elixir」に辿り着きました

まさに「アルケミスト」のように、Elixirという「賢者の石」に出会う旅をずっと繰り返し、辿り着いた結論も「アルケミスト」だった訳です…これには、ちょっとした運命すら感じます
image.png
このElixirとの出会いの1年後、福岡に移住したのですが、これには、「この後は、ずっとElixirを書いていきたい」という発想から、舵切りをした背景があります(このエピソードは、また別の機会に)

職業プログラマ/SI人として、私がElixir推しになった経緯についても、下記インタビュー記事の中にまとまっていますので、ご覧ください

福岡のElixirコミュニティ fukuoka.exをどんな人がやってるか聞いてきた
https://dame.engineer/archives/391#post-391

fukuoka.ex前日譚【プリクェル】(2017年1月頃~6/7)

fukuoka.exが発足される前の原点は、社内勉強会です

Elixir/Phoenixの入門スライドを作り、社内勉強会をやった後、勉強会からのフィードバックを入れたものをSlideShareにアップするところからスタートしてます(この時期、ほぼ毎日、定時後にElixir/Phoenix勉強会をやっていました)
image.png

現在は、「Excelから関数型言語マスター1回目:データ行の”並べ替え”と”絞り込み”」というチュートリアルに、そのエッセンスを凝縮していますが、最初はパターンマッチとかを逐一、教えてたんですよ :yum:

Elixir入門スライド
https://www.slideshare.net/piacere_ex/elixir1json-81100124
image.png

Phoenix入門スライド
https://www.slideshare.net/piacere_ex/elixir3phoenix-13web-rest-api-81219622
image.png

fukuoka.exエピソード1「誕生」(2017/6/8~2/24)

fukuoka.ex発足MeetUpは満員御礼

2017/6/8(木)のfukuoka.ex発足MeetUpに向けて募集を行ったところ、25名もの応募があり、福岡でのElixir展開に希望を見ました

https://techjin.connpass.com/event/56497/
image.png

実際に開催してみると、非常に活況で、「マイナー言語のElixirに、ここまで注目度があったのか…」と少しビックリしつつ、とても嬉しかったことを、昨日のことのように思い出します
image.png
tokyo.ex主催の @ohr486 さんに応援コメントをいただいたことも、つい最近の出来事のようです
image.png
発足イベントにも関わらず、たくさんのLT募集も集まりました
image.png
image.png
image.png
image.png
この会で登壇デビューした、@tuchiro さんは、以降のMeetUpにおいても、常にトップバッターを務める、2人目のfukuoka.exアドバイザーズです
image.png
image.png

その後も、MeetUpを重ねていったり、fukuoka.ex以外の勉強会にゲスト登壇することで、fukuoka.exとElixirのことを広めていきました

入門者+経験者もくもく会の前身「Elixirプログラミング入門会」開催

現在、MeetUpと併設している「fukuoka.exもくもく会」スタイルの前身ともなる、社内外のコーチを招集しての「Elixirプログラミング入門会」も開催しました
image.png
image.png
image.png
この会でコーチ参戦いただいた @twinbee さんは、後に3人目のfukuoka.exアドバイザーズとして参加し、MeetUp#5でElixir界隈に限らない、ちょっとした有名人になります:yum:
image.png

fukuoka.exスタイル「データサイエンスとAI・ML」の確立

さて、fukuoka.ex発足の裏で、私は「データサイエンス」の文脈における、Elixir+Flowがもたらすポテンシャルにすっかり魅了され、本業のデジタルマーケティング領域を、全てElixir/Phoenixに塗り替えるべく、活動を始めていました

その成果発表のようなものを、発足から半年後のMeetUp「#4:Elixirでビッグデータ分析(基本編)」で、LT/セッションとして発表し、Elixir/Phoenixで開発した自社プロダクトをデモしました
image.png

また、ElixirとAI・ML(≒PythonやKeras)を連携させる実装を、登壇とコラムで同時発表し、2017年のAdvent Calendarに出したところ、上位ランクインしました
image.png

こうして、その後のfukuoka.exを形成し、現在も続く重点研究対象である「ElixirによるデータサイエンスとAI・ML」も産まれたのです

時を同じくして、GCPがElixir対応に踏み切ったことも、この流れに追い風となりました
image.png
image.png

Eixir先人との交流、福岡Elixir採用、しかし…

そして、PowerAssert作者の @ma2ge さんや、元Shinjuku.exの @kske_t さん、Sapporo.beamの @niku さんといった、Elixir界の先人の方々との交流もでき、公私ともに充実のElixirライフを送っていました

福岡では、自社以外にも、YAMAPカラビナテクノロジーが、Elixirを採用し、語り合える仲間も増えました

その一方で、fukuoka.exのコミュニティとしての成長やコンテンツ構成、Elixirを広める活動が、私の考えだけに留まっている状況を、そろそろ打破したいと思い始めるようにもなり…

Coffee Break

…と、ターニングポイントを迎えたfukuoka.exですが、次のエピソードでは、「仲間」と呼べる存在を集結するべく、大きく活動が変わっていき、活動も派手になっていきます

コチラからご覧ください
 |> ②fukuoka.exエピソード2「仲間」その1

p.s.「いいね」よろしくお願いします

ページ左上の image.pngimage.png のクリックを、どうぞよろしくお願いします:bow:
ここの数字が増えると、書き手としては「ウケている」という感覚が得られ、連載を更に進化させていくモチベーションになりますので、もっとElixirネタを見たいというあなた、私達と一緒に盛り上げてください!:tada:

24
7
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
24
7