y=1/g(f)の微分について
解決したいこと
$ y=\frac{1}{g(x)}$ の微分、$ y^\prime = \frac{-g^\prime(x)}{g(x)^2}$ を求めるときの考え方がわかりません。
よろしくおねがいします。
発生している問題・エラー
以下の求め方の最後の極限の部分がわかりません。
求め方
傾きは以下で求まることは理解できました。
\begin{align}
\frac{\frac{1}{g(x+\Delta x)}-\frac{1}{g(x)}}{\Delta x}
&=\frac{\frac{g(x)-g(x+\Delta x)}{g(x+\Delta x)\cdot g(x)}}{\Delta x}\\ \\
&=\frac{\{g(x)-g(x+\Delta x)\} \cdot \frac{1}{g(x+\Delta x) \cdot g(x)}}{\Delta x}\\ \\
&= \frac{ \{ g(x) - g(x+\Delta x) \} }{\Delta x} \cdot \frac{1}{g(x+\Delta x) \cdot g(x)} \\\\
&= -
\frac{ \{ g(x+\Delta x) - g(x) \} }{\Delta x}
\cdot
\frac{1}{g(x+\Delta x) \cdot g(x)}
\end{align}
$\Delta x$を限りなく0に近づけるのもわからなくはないです。
\lim_{\Delta x \to 0} - \underbrace{
\frac{ \{ g(x+\Delta x) - g(x) \} }{\Delta x}
}_{A}
\cdot
\underbrace{
\frac{1}{g(x+\Delta x) \cdot g(x)}
}_{B}
わからないのはこの後の部分です。
$A$ の部分の $\frac{g(x+\Delta x)-g(x) }{\Delta x}$ は、$g(x)$に対する微分の形をしているため$g^\prime(x)$ になる。
また、$B$の部分の$\frac{1}{g(x+\Delta x) \cdot g(x)}$ は、$\Delta x$が0に近づくとき$\frac{1}{g(x)^2 }$となる。
したがって、$ y=\frac{1}{g(x)}$ の微分は、$ y^\prime = -g^\prime(x) \cdot \frac{1}{g(x)^2} = \frac{-g^\prime(x)}{g(x)^2}$ となる。
わからないこと
$B$の $\frac{1}{g(x+\Delta x) \cdot g(x)}$ は、あたかも$\Delta x$が0になったかのように$\frac{1}{g(x)^2 }$にしているのに、
$A$の $\frac{g(x+\Delta x)-g(x) }{\Delta x}$ は、 $\frac{ { g(x+0) - g(x) } }{\Delta x} = 0$ とはならない理由がわかりません。
自分で試したこと
Webで色々調べましたが、腑に落とすことができませんでした。
よろしくおねがいします。