はじめに
最近Integromatというwebサービスにハマっていて、とても便利に使っているのですが、いかんせん日本語情報が少ないせいか、流行っていない感じがします。
日本語圏でもIntegromatを流行らせたいので日本語で紹介してみたいと思います。
Integromatとは?
概要
公式サイトにある一文が全てを表しています。
「Integromat is the glue of the internet」
(Google先生訳:Integromatはインターネットの接着剤です)
Integromatはwebサービス間の協調動作を行うためのサービスで、
IFTTTのようなタスクランナーサービスです。
・分岐や繰り返し、エラーハンドリングなど複雑な処理を行う事ができる
・データストアを持つ事ができる
・データ処理用のビルトイン関数がある(文字列操作や数値計算など)
というのが特徴です。
IFTTTが一般ユーザー向けなのに対し、Integromatはプログラマ向けに作られているように感じます。
Integromatでは、上記のように、アプリモジュールをつなぎ合わせて「シナリオ」を作成します。
コードを書く必要はありませんが、ある程度複雑な分岐処理等ができるようになっています。
「シナリオ」は一定間隔で実行するよう設定する事も可能ですし、Webhookやメール受信といった「トリガー」をきっかけに実行する事も可能です。
連携できるwebサービス
毎週のように増え続けています。
現在連携できるwebサービスは下記を参照してみてください。
https://www.integromat.com/en/integrations
汎用のHTTPモジュールやSOAPモジュール、JSONモジュール等があるので、使いたいwebサービスのモジュールが無い場合や、自分で作ったwebサービスに接続したい場合でも、コードを書かずに簡単に連携可能です。
また、労力はかかりますがユーザー定義でモジュール化する事もできるようです。(私はまだやったことないですが)
Integromat Apps Developer Platform
ヘルプとチュートリアル
Integromatはヘルプとチュートリアル動画が充実しています。
全て英語ですが、英語が苦手な方はGoogle先生の力を借りて翻訳して読むとなんとなく雰囲気をつかめるのではないでしょうか。
チュートリアル動画についても字幕があるので、字幕表示を日本語にする
事である程度理解できるでしょう。
ここでは特に重要な概念の説明ページとチュートリアルへのリンクを紹介します。
特に重要な概念
・トリガー
・ルーター
・イテレーターとアグリゲーター
・フィルター
・エラーハンドリング
チュートリアル
その他便利機能
動画一覧
Integromat使ってみた記事
私が書いたIntegromat使ってみた系の記事です。
ご参考になればと思います。
・Integromat + AzureFunctionsでスクレイピングしてみた
・Integromatによるプログラミングレス/サーバーレスwebAPI作成 その1(データ定義編)
・Integromatによるプログラミングレス/サーバーレスwebAPI作成 その2(Create/Update編)
・Integromatによるプログラミングレス/サーバーレスwebAPI作成 その3(Read/Delete編)