Integromatとは?
Integromat(https://www.integromat.com/en/) はIFTTTやZapierのようにwebサービスを使った自動ワークフローを作るためのサービスです。
Integromatの使い方の記事はこちらに書いてみました。
この記事では本来のIntegromatの使い方からちょっと外れて、簡単にwebAPIを作るための環境として使ってみたいと思います。
作成するAPI
今回は下記のデータのCRUD(Create/Read/Update/Delete)APIを用意します。
IDと本のタイトルと著者名を持つ単純なデータ構造です。
###今回作成するデータ構造(JSON形式)
{
"Id":string,
"Title":string,
"Author":string
}
データストアの作成
まずはデータストアを作成してみましょう。メニューから"Data stores"を選択し、"Add data store"をクリックします。
データストアの作成画面のポップアップが出るので、下記のとおりデータストア名を設定し、"Data structure"のAddボタンを押します。
今度はデータ定義のポップアップ画面が出るので、データ定義名を入れ、"Specification"の"Add item"をクリックし、データ定義を作っていきます。
最終的にこんな感じのデータ定義にしました。
"Id"メンバの定義はしていません。データストアにデータを追加すると自動でキーが追加されるので、データストア用のデータ構造としては不要なためです。
あとは各ポップアップで"Save"を押して定義を保存します。
API用データ定義
メニューから"Data structures"を選択し、先程作ったデータが作成されている事を確認します。
"Clone"ボタンを押し、先程作成した"Book"型を元に、webAPIリクエスト用のデータ定義を用意します。
先程のデータに加えて"Id"を追加します。
これでデータ定義は完了です。次回(https://qiita.com/nendocode/items/c0d2f9fd1e812ea3e3bd)
はCreate/Update用のAPIを作成します。
記事一覧
その1(https://qiita.com/nendocode/items/756b59b33d3e0cab4108)
その2(https://qiita.com/nendocode/items/c0d2f9fd1e812ea3e3bd)
その3(https://qiita.com/nendocode/items/f71982042018ddb8c74a)