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Datadog APM and Distributed Tracing Fundamentals 試験を受けてみた

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こんにちは、京セラコミュニケーションシステム 井筒 (@kccs_naoto-izutsu) です。

本記事は、Datadog 認定試験の受験記3本目です。

Datadog の認定試験は、2024年10月時点で3つありますが、最後の Datadog APM and Distributed Tracing Fundamentals 試験も受験し、無事に合格することができました。
記憶をベースに、学習のポイントや感想を共有できればと思います。

試験を受験したのは2024年7月なので、本記事の執筆までに少し時間が空いてしまいました。
受験当時の記憶をベースに、できるだけ最新の情報も反映したつもりですが、参考にしていただく場合は公式情報を確認するようにしてください。

この記事の対象者

  • Datadog に興味がある人
  • Datadog の認定試験を受験しようと思っている人

Datadog 認定試験について

Datadog の認定試験は2022年10月頃にリリースされ、今は3つの認定試験が用意されています。

  1. Datadog Fundamentals : 【受験記】祝日本語化!Datadog Fundamentals 試験を受けてみた
  2. Datadog Log Management Fundamentals : 【受験記】Datadog Log Management Fundamentals 試験を受けてみた
  3. Datadog APM and Distributed Tracing Fundamentals ※本記事の内容

Datadog APM and Distributed Tracing Fundamentals 試験

今回の記事は、Datadog APM and Distributed Tracing Fundamentals 試験についてです。
残念ながら、こちらの試験はまだ英語版しかありません。早く日本語化されるといいなと思います。

試験概要

他の2つの試験と同じ内容ですが、再掲しておきます。

  • 受験方法:オンラインと試験センターのいずれか
  • 試験時間:120分
  • 問題数:75問 + プレテスト15問
  • 受験料:100 USD

出題範囲

Datadog APM and Distributed Tracing Fundamentals 試験は、Datadog の APM(Application Performance Monitoring) に関する知識が問われる試験となっています。
出題範囲は以下の通りです。

  • APM Fundamentals
    • APM Rationale
    • Datadog Approach to APM
    • Tracing Architectures
    • Language Level Differences—Automatic Instrumentation
    • OOTB Tracer vs Community Tracer
    • Tagging
    • Retention Periods for APM Data
  • Application Instrumentation
    • Datadog Tracing Libraries
    • Instrumentation Types
    • Datadog Agent Architecture
    • Sampling vs Retention
    • APM Data Security
    • Trace/Log Correlation
    • Connecting RUM and Traces
    • Profile Collection
    • Deployment Tracking
  • Insight Discovery
    • Services
    • Search Syntax
    • Trace Live vs Retained Search
    • Profiler Flame Graphs
    • Deployment Tracking
    • Identifying Slow Endpoints
    • Error Tracking
    • Span Summary
  • Visualizing Insights
    • Service Performance Dashboards
    • Generating Metrics
    • Calculating Apdex Scores
  • Troubleshooting Application using APM
    • Using Trace Search (during incident)
    • Monitors & Alerting

詳細な出題範囲などは、公式の試験ガイドを参照してください。

学習方法

試験ガイドに記載されている Datadog ラーニングセンターの学習コースを受講しましょう。
Datadog ラーニングセンターは、誰でも無料で利用できます。

ラーニングセンターの学習コースと合わせて、公式ドキュメントも読んでおきましょう。

まずは、「Introduction to Application Performance Monitoring」で全体像をつかんで、トレースガイドのチュートリアルや、ラーニングセンターのラボなどで手を動かして体感するのがいいと思います。

また、Datadog ラーニングセンターには、模擬試験も用意されています。
模擬試験は25問しかありませんが、どのようなレベル感の問題が出題されるのかをイメージすることができます。
すべて正答できるように、しっかり学習しておきましょう。

受験時の注意点

今回もテストセンターで受験しました。
身分証は、運転免許証とクレジットカードの提示でOKでした。3回目なので、何も問題なし。

受験してみて

私の経験がインフラとか運用が中心でアプリケーションに関するベース知識が乏しいこともあり、3つ試験の中で、一番難しいと感じました。
開発言語による APM 導入方法の違いなど、新しい知識を入れておく必要がありました。
とはいえ、プログラミングの深い知識を求められるわけではありませんので、アプリケーションの知識が乏しい私でもなんとか合格できてよかったです。

また、本試験もいまのところ英語しかありません。
「英語の読解」と「問題数の多さ」で疲弊すると思いますので、しっかり体調を整えて、集中力を切らさないように頑張りましょう。

最後に

現在受験できる Datadog の認定試験 3つにすべて合格できました。
Fundamentals 試験なので基本的な知識を習得できただけですが、一つの区切りとしてうれしいですね。

別の機能に関する試験や Professional 的なより難しい試験がリリースされたら、またチャレンジしてみようと思います。

弊社では、MSP サービスとして Datadog の導入や活用の支援を行っています。
少しでも興味がありましたら、お気軽にご連絡いただけたらと思います。

免責事項

記事の内容を筆者の理解をベースに作成したものとなり、実際の内容とは異なる可能性があります。
正確な情報は必ず Datadog の公式ドキュメントを参照してください。

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