はじめに
このネタばかりですがBoxとSalesforceの連携ネタを書きます。
今回はBox内のコンテンツをSalesforce内でうまく表示してオンボーディングに役立てよう!というテーマで書いてみます。
ネタの1つとしてSalesforceの「アプリケーション内ガイダンス」という機能も利用してみますので、ご存じない方は下記を確認してみてください!
この記事で書く世界観は Boxにオンボーディングに必要なコンテンツをすべて集約しておく。そしてそれらをSalesforceを使ってタイムリーに必要な人に提示する。 です、ぜひ読んでみてください。
※過去の記事はこちら
- Boxとの連携でSalesforceをより便利に活用しよう(Box for Salesforce)
- Box×Salesforce活用のススメ
- Box×Salesforce×Slack活用のススメ
- Box×Salesforce活用のススメ2(Box Lightning Component Pack for Community Cloud)
目次
- Boxコンテンツを必要な人に・必要な箇所に表示しよう(「Box」×「アプリケーション内ガイダンス ドッキングプロンプト」)
- Boxコンテンツを必要な人に・必要な箇所に表示しよう(「Box」×「アプリケーション内ガイダンス ウォークスルー」)
- 商談内容に合わせた有益情報をBoxから取り出そう
1. Boxコンテンツを必要な人に・必要な箇所に表示しよう(「Box」×「アプリケーション内ガイダンス ドッキングプロンプト」)
Salesforceって毎日アクセスするシステムですよね(Boxもですが!)
ならば全社員にアナウンスしたい内容をSalesforceを使って必要な人に表示させて効果的なオンボーディングを実現しましょう!というネタになります。
Salesforceのアプリケーション内ガイダンスを活用すれば、任意の場所に任意のタイミングで任意の方にポップアップの形で情報を表示することができます。ここに、Boxの共有リンクを貼り付けたり、みて欲しい動画を貼り付けておくことで、簡単に情報周知を行いオンボーディングに繋げることができます。
2. Boxコンテンツを必要な人に・必要な箇所に表示しよう(「Box」×「アプリケーション内ガイダンス ウォークスルー」)
このアプリケーション内ガイダンスを利用して、Salesforce自体の使い方のオンボーディングにも役立てていただくことができます。
Salesforceを活用する際の最大の壁は利用者への定着です。定着させるために、膨大な量のマニュアルを作成し、何度も何度も社員への勉強会をされている会社様も多いと思います。しかし、いざSalesforceを使うときになるとマニュアルどこだっけ・・マニュアル分厚すぎてどこをみればいいかわからない・・・・ということを経験されたことのある方も多いのではないかと思います。Boxとアプリケーション内ガイダンスでその課題を解決してしまいましょう!
アプリケーション内ガイダンスのウォークスルーは一連のステップを通じてオンボーディングを支援する機能で、Salesforceコンポーネントの任意の位置に説明文を記載することができます。
ここにBox内のコンテンツの共有リンクを貼り付けておけば、必要な箇所のマニュアルを効果的に周知していくことが可能です。
ユーザーにとってはマニュアルを探す必要がなくなり、タイムリーに必要な情報にアクセスできるようになります!
3. 商談内容に合わせた有益情報をBoxから取り出そう
Boxの中って過去の誰かが作成してくれた優良コンテンツや、優良動画がものすごくたくさん眠っていますよね。
それらの情報をたとえば商談に効果的に活用できたら便利だと思いませんか?
実はSalesforceってレコードの内容に合わせて表示させるコンポーネントの出しわけが可能なんです。これを用いれば、レコード内容に合わせてたとえば「製品A」を提案する商談の時は製品Aに関する提案書やマニュアル・動画が格納されている共有リンクが表示される。
「ソリューションA」を提案する商談の時はソリューションAに関する提案書やマニュアル・動画が格納されている共有リンクが表示される。
そんなことを実現することができます。
また、これらはSalesforceのプロファイル等で入社1年未満の人だけに表示させるといったこともできるので新入社員や中途社員のオンボーディングに利用できそうですね!
さいごに
人材の流動化が当たり前になってきた現在、オンボーディングは多くの会社様でホットなテーマになってきていると思います。
Boxにオンボーディングに必要なコンテンツをすべて集約しておく。そしてそれらをSalesforceを使ってタイムリーに必要な人に提示する。それぞれの強みを活かして効果的なオンボーディングが実現できそうです!