はじめに
またまたBoxとSalesforceの連携ネタを書かさせていただきます。
今回は、AppExchangeの「Box Lightning Component Pack for Community Cloud」を使ってみました。
※過去の記事はこちら
「Box Lightning Component Pack for Community Cloud」とは
こちらのbox supportサイトにインストールの仕方から設定の仕方まで丁寧に書いてあります。
一言でというと、SalesforceのLightningページ、コミュニティにBoxのコンテンツを配置できるようになるものです。
設定の仕方はとても簡単。
コンポーネントを配置して、Boxで作成する共有リンクの一部をコピー&ペーストする、それだけです。
では実際にCommunity Cloud上に配置するとどんな見た目になるのでしょうか。
Community Cloudに 「Box Lightning Component Pack for Community Cloud」を配置
「Box Lightning Component Pack for Community Cloud」をインストールすると、ビルダー画面で
例えば製品カタログなど広く多くの人に見てほしいコンテンツなどはこの方法でCommunity Cloudに配置しても良さそうです。
動画も再生可能なので製品の使い方動画などもいいかもしれません!
ただし、普通の使い方だと動的にコンテンツを出しわけできない点と、セキュリティ面には注意が必要です。
Salesforceのホーム画面に 「Box Lightning Component Pack for Community Cloud」を配置
AppExchage名に"Community Cloud"と入っていますが、Salesforceにもコンポーネントを配置することができます。Box for Salesforceは実はSalesforceのホーム画面には配置できません。が、「Box Lightning Component Pack for Community Cloud」を利用すればホーム画面でもBox内のコンテンツを活用することができます。
Box File Embebを活用することで、ホーム画面上にBox内のコンテンツを表示することができるので、全社員に必ずみてほしい情報などを配置するのに適していますね。
また、例えばSalesforce利用マニュアルやBoxの使い方動画など、新入社員/中途入社社員のオンボーディングにも使えそうです。例えば入社3ヶ月未満の社員にはこのオンボーディング用のマニュアル等を表示するといった使い方が可能です。
Box Folder Embedを活用することで、Boxのフォルダ構成をホーム画面に配置できるので、営業ならば営業関連の、SEならばSE関連の情報にホーム画面から全て辿ることができるように設定できます。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
アイディア次第でBoxとSalesforceを様々な形で連携させてもっともっと面白いことができそうですね!