【EC-CUBE4】⑦EC-CUBE本体の開発環境を整える（PHPUnit編）

EC-CUBE4の環境構築続きです。
【EC-CUBE4】①EC-CUBE本体の開発環境を整える（インストール編）
【EC-CUBE4】②EC-CUBE本体の開発環境を整える（GitHub Flow編）
【EC-CUBE4】③EC-CUBE本体の開発環境を整える（MYSQL,MailCatcher編）
【EC-CUBE4】④EC-CUBE本体の開発環境を整える（Postgres,MailCatcher編）
【EC-CUBE4】⑤EC-CUBE本体の開発環境を整える（Xdebug、PhpStorm編）
【EC-CUBE4】⑥EC-CUBE本体の開発環境を整える（Codeception編）

前提条件

• Mac
• .phpenvでphp7.2.8がインストール済み
• EC-CUBE4がローカル環境にインストール済み（【EC-CUBE4】①EC-CUBE本体の開発環境を整える（インストール編）が終わっていること）
• Postgres、Mailcatcherがローカル環境で利用できること（【EC-CUBE4】④EC-CUBE本体の開発環境を整える（Postgres,MailCatcher編）が終わっていること）
• 【EC-CUBE4】⑤EC-CUBE本体の開発環境を整える（Xdebug、PhpStorm編）が終わっていること。

今回、DBはPostgresがローカル環境で動作している状態でテストを行います。

$ docker ps
CONTAINER ID        IMAGE                    COMMAND                  CREATED             STATUS              PORTS                                            NAMES
59ca43ad1f56        schickling/mailcatcher   "mailcatcher --no-qu…"   13 hours ago        Up 13 hours         0.0.0.0:1025->1025/tcp, 0.0.0.0:1080->1080/tcp   docker-postgres_mailcatcher_1
92fdda3109f5        postgres:10.9            "docker-entrypoint.s…"   13 hours ago        Up 13 hours         0.0.0.0:5432->5432/tcp                           postgres_container

PHPUnitの実行

テストの実行は以下のコマンドです。

$ cd <EC-CUBEがインストールされているディレクトリ>
$ vendor/bin/phpunit 

tests以下の全てのテストを実行します。

ファイルを指定して実行する

特定のファイルを実行したい場合は、ファイルのパスを指定します。

$ vendor/bin/phpunit tests/Eccube/Tests/Service/PurchaseFlow/Processor/StockReduceProcessorTest.php

メソッドを指定して実行する

特定のメソッドを実行したい場合は--filterオプションを利用し、正規表現で表します。

$ vendor/bin/phpunit --filter "/(::testRollback)( .*)?$/" tests/Eccube/Tests/Service/PurchaseFlow/Processor/StockReduceProcessorTest.php

PhpStormで実行する

PhpStormで実行すると、かなり快適にテストが実行できるようになります。

メソッドの左側にある実行マークを押すと下図のようになり、テストの実行をかんたんに行うことができます。

Xdebugでテストコードを追うことも可能です。

参考

http://doc4.ec-cube.net/plugin_test
https://phpunit.readthedocs.io/ja/latest/