✅ 本記事は、Vol.1〜7.4 までの内容を網羅的に振り返り、「次に進むための全体像」を掴むためのまとめです。
🧭 Vol.1〜7 概要一覧
回 | タイトル | 主な内容 |
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Vol.1 | プログラミングとの再会 – 「画面ありき」で変わった学び方 | プログラミング再入門と、画面駆動の学習法というユニークなアプローチの紹介。最初に「画面」から考えることでモチベーションを継続。 |
Vol.2 | 画面駆動設計に基づく設計書の具体例:画面フローからUI設計・処理定義まで | 実際に描いた画面遷移図・UI設計・処理定義書を公開し、画面中心の設計手法を解説。 |
Vol.3 | 詳細設計編:ER図で見るデータ構造と実装の土台 | 実装前提で設計された ER図(Entity Relationship 図) をもとに、データ構造と整合性を設計。 |
Vol.4 | Struts2とMavenの基礎と設定ファイルの役割 | Struts2の構成とMavenでの管理、web.xml や pom.xml の役割を丁寧に解説。 |
Vol.5 | 環境構築編:掲示板アプリケーションの実行準備 | TomcatとEclipseでの動作環境構築。 |
Vol.6 | BaseActionクラスの詳細解説【Struts2の要】 | すべてのアクションに共通する基底クラス BaseAction を定義し、ログ出力や共通処理を集約。 |
Vol.6.1 | BaseAction の活用例【共通基底クラスでセッション管理を簡素化】 | BaseAction を継承する具体的なアクション例を紹介し、セッションやログ処理の統合例を実践。 |
Vol.7 | Struts2 における MVC モデルの全体像 | Model-View-Controller の各要素が Struts2 でどう分担されるかを体系的に解説。 |
Vol.7.1 | Struts2 における Model(モデル)について | JavaBeansベースのModelクラス(User, Thread, Post など)設計とその役割を明確化。 |
Vol.7.2 | Struts2 における Controller(コントローラ)の責務 | Actionクラスを軸に、入力処理・分岐処理・画面遷移の中核を担うControllerの実装指針を提示。 |
Vol.7.3 | Struts2 における struts.xml の書き方と役割 | URLマッピング、結果遷移、アクション定義の方法を丁寧に記述。初心者の詰まりやすいポイントを回避。 |
Vol.7.4 | struts.xmlの高度な設定と実践活用(Struts2) | namespaceの活用や画面単位での分離設計、開発時の保守性向上テクニックを紹介。 |
🔑 本シリーズの3大特徴(Vol.1〜7時点)
1. 画面ファースト設計
- 「何を作るか」ではなく「どう見せるか」から始める、初心者に優しいアプローチ。
- 実務でも「UIワイヤーフレーム起点」での設計に応用可能。
2. 共通基底クラスの導入
-
BaseAction
によるロギング・セッション管理の一元化で、全体の保守性と可読性が向上。
3. MVCをStruts2流に徹底理解
- JavaEEにおける典型的なMVC構造を、Model(Bean)・View(JSP)・Controller(Action)に明確分離。
-
struts.xml
の構成まで含めて「見える化」された構成を構築。
📘 まとめと次回予告
Vol.1〜7 で、Struts2の設計・構築・設計指針までの基礎を網羅しました。
この土台をもとに、Vol.8 以降では以下のような実装フェーズに突入します。
次に読むべき記事
- 📘 Vol.8.0:Struts2 タグの活用と画面構築の進化 ←(準備中または差し替え)
📌 この記事の役割:
- Vol.0〜7.4 を通読した方の「理解の定着」。
- Vol.8〜への「導線ナビゲーション」。
- シリーズ全体の「整理と俯瞰」による復習。