iPhone iOS 15.1 の出力音質を引き上げる設定についてメモします。
iOS 15.1 はデフォルト設定では最高音質にはならないことがあり、以下のように設定変更が必要です。
前提条件
このメモは以下の環境で確認および記述しました。
- iPhone
iOS
15.1
(iPhone SE 第一世代)- iPad mini 4 でも動作確認実施済み
- iPhone SE 第二世代において動作確認実施済み
-
Roland Rubix22
(USB接続オーディオインタフェース) - Ruelen: iPhone Lightning - USBカメラアダプタ (手元にあったのでこれを利用。動作保証するものではありません)
iPhone と DAC (Roland Rubix22) とを接続する
- iPhone と DAC とを接続します。
- 私は Ruelen: iPhone Lightning - USBカメラアダプタ を利用して iPhone SE (第一世代) と
Roland Rubix22
とを接続しました。なお、これは手元にあったケーブルがうまく動作したに過ぎません。この記事が動作保証するものではないことに留意してください。
iOS 15.1 の設定
ミュージックの設定を開く
-
設定
の検索窓でミュージック
を入力してミュージック
を検索して、タップして起動します。
オーディオの品質を設定
ミュージック
の オーディオの品質
をタップします。
-
ロスレスオーディオ
スイッチをONにします。 - 次に
Wi-Fiストリーミング
をタップします。
- 一覧から Rubix22 の最高音質に相当する
ハイレゾロスレス
ALAC (最大24ビット /192 kHz) を選択します。
- 同様に
ダウンロード
についてもハイレゾロスレス
ALAC (最大24ビット /192 kHz) を選択します。 (ただしストレージ消費量が増加)
これにより、iPhone iOS および Apple Music の再生が最高音質に変わり、高音質な再生環境を得ることができました。
Apple Music の中から ハイレゾロスレス
や Apple Digital Master
対応コンテンツを再生してみると、圧倒的な差が感じられるかもしれませんね。
おまけ: 再生装置の音質を上げる
出力再生音質があがったので、あとはスピーカーやヘッドホンの再現性を高められれば、高品質な再生環境が得られることが期待できます。
ヘッドホン
高品質なモニターヘッドホンやハイレゾヘッドホンを Rubix22 のヘッドホン端子につなげることにより、高音質再生環境を得られることでしょう。
アンプおよびスピーカー
Rubix22 の出力先に、以下のいずれかを選択することにより、高音質再生環境を得られることでしょう。
- ハイレゾ対応アンプおよびハイレゾ対応パッシブスピーカーを Rubix22 の出力に接続する
- ハイレゾ対応アクティブスピーカーを Rubix22 の出力に接続する
プロパティ
- 初出: 2021-11-19