スピーカーケーブル CANARE 4S8
の終端処理をメモします。
バナナプラグとして ONKODO BP-146G
を使用した例になっています。
CANARE 4S8 終端処理
CANARE 4S8 を入手
最初に CANARE 4S8 を入手します。
メートル単位の切り売りをしているオンラインショップなどを利用することができます。
※私は CABLECRAFT 音光堂
というオンラインショップから入手しました。
ニッパおよびケーブルストリッパーの準備
ケーブル終端処理にはニッパおよびケーブルストリッパーなどの器具が必要になります。
私は FUJIYA 770-150
および FUJIYA FA106
を使用しました。
黒色の外皮を除去
黒色の外皮を剥きます。
黒色の外皮を剥くと紙の皮が出てきます。
そっと紙の皮を剥がします。
中から、ケーブルおよび凧糸のような紐が出てきます。
凧糸のような紐はまとめてよけて、
ニッパーなどで切ってしまいます。
熱収縮チューブ (オプション)
必要に応じて熱収縮チューブで覆います。(お好みで実施ください)
この例では、外側のケーブルを直径8mmのチューブで覆っています。
内側のケーブルは薄い2色、濃い2色それぞれを直径5mmのチューブで覆っています。(おそらく直径4mmのチューブで十分なサイズと思われます)
バナナプラグの取り付け
次にバナナプラグの準備をします。
小さいマイナスドライバーを準備します。そして ONKODO BP-146G を開封します。
外側の覆いを取った上で、バナナプラグ金属部分のネジを緩めます。
※緩めすぎないように注意
ケーブルストリッパーなどで銅線の皮を剥きます。
2本を撚ってまとめます。
※長さが不揃いの場合は ニッパで長さを整える場合があります。
バナナプラグ差し込み、ネジを回して取り付けます。
※この例では、銅線はそのままねじ止め。
※お好みで銅線の終端は軽くハンダ処理などおこないます。 (私はここの処理でハンダなしのほうが好みであり、また 4S8 は銅線のトータル太さが十分で BP-146G でそのままねじ止めで十分と判断)
熱収縮チューブその2(オプション)
熱収縮チューブをずらして線を覆います。
バナナプラグの覆いを取り付け
バナナプラグの覆いを取り付けます。
薄いほうのケーブル側には、白くマークされた覆いを付けることにしました。
反対側(色の濃い2本の線)も同様にバナナプラグを取り付けます。
濃いほうのケーブル側には、赤くマークされた覆いを付けることにしました。
これでケーブルの終端加工は終了です。
感想
- 試聴して確認した結果、私は CANARE 4S8 よりも MOGAMI 3082 のほうが好みの音質でした。(個人の感想です)