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AWS SOA合格記(2021/10/26投稿)

Last updated at Posted at 2021-10-26

はじめに

これまでにAWS試験を受験した記録をいくつか書いてきました。

この流れでSysOpsも受験しようとしたところ、新試験に切り替わるというリリースが出てきたので、急遽勉強時間を延ばすことになってしましました。

今回やっと受験することができたので、簡単に勉強した内容等を書いておきます。

前提

  • 業務ではSysOps関連のサービスは使用していない
  • スタンダードなサービスの概要はなんとなく理解している
  • CP/SAA/DVA/DASは取得済み

学習期間

1か月ぐらい

学習内容

順序としては
①Web問題集
②AWSドキュメント&チュートリアル
③模擬試験
という順番で進めましたが、正直これは止めたほうが良いです。

今のSysOpsは模擬試験の充実度が他のAWS試験と比べてかなり良い(意味深)なので、最初に模擬試験を受けて出題される問題の傾向をつかんだ方が良いです。
※ネタバレすると模擬試験の1問1問がちゃんと正答と解説がされるようになっています

私は最終的に模擬試験90%以上、Web問題集のSysOps1周、主要なAWSサービスのチュートリアルを完了済みの状態で受験しました。
※チュートリアルは後述する試験ラボ対策です

SOA-C01との差異

試験ガイドを見比べてみるとどのように変わったのかがわかります。
今回特に気になるのは以下の試験ラボの部分だと思います。

試験ラボ: 指定された AWS アカウントで AWS Management Console または AWS CLI を使用して、表示されたシナリオに対する必要タスクをすべて実行してください。
試験を開始する際、択一選択問題/複数選択問題セクション内の質問数、試験ラボセクション内の試験ラボ数、および試験ラボのスコアの割合が記載された通知が届きます。
各試験ラボの回答時間として 20分は確保するようにしてください。
1 つの試験ラボにおけるすべてのタスクが完了してから、次の試験ラボに進んでください。
前の試験ラボに戻ることはできません。
試験ラボの左側には、AWS Management Console を含む仮想マシン (VM) が表示されます。
右側には、インストラクションが表示されます。

つらつらと書いてありますが、簡単に言うとAWSマネジメントコンソールやCLIを使用して出された指示の通りにAWSサービスの設定を行う問題が出題されます。
多分現時点(2021/10/26)で試験申し込みをすると試験ラボのサンプル試験を受験できるようになっているはずなので、受験したい人はまずはそのサンプル試験を受けてみて出題イメージを確認してみるのも良いかもしれません。

また、以下に試験に占める割合を載せていますが、分類が1つ減って6つになっていたり、一部の統廃合・名称の変更等が行われています。
新規なものとしては、監視に「解決」が追加されたこととネットワーキングに「コンテンツ配信」が増えています。

SOA-C01

領域 試験に占める割合
ドメイン1:監視と報告 22
ドメイン2:高可用性 8
ドメイン3: デプロイメントとプロビジョニング 14
ドメイン4: ストレージとデータ管理 12
ドメイン5: セキュリティとコンプライアンス 18
ドメイン6: ネットワーキング 14
ドメイン7:自動化と最適化 12
合計 100

SOA-C02

分野 比重
分野 1: 監視、ロギング、および解決 20%
分野 2: 信頼性および事業継続性 16%
分野 3: 展開、プロビジョニング、および自動化 18%
分野 4: セキュリティおよびコンプライアンス 16%
分野 5: ネットワーキングおよびコンテンツ配信 18%
分野 6: コストおよびパフォーマンスの最適化 12%
合計 100%

試験ガイドには出題されるサービスと機能の記載もあるので、もし触ったことがないサービスがあるのであれば、Blackbelt等でざっくり概要ぐらいは知っておいたほうが良いかもしれません。
※記載されている全てのサービスが出題されるとは限りません

以下に記載されているAWSサービスと機能を載せておきます。

出題されるAWS のサービスと機能

アナリティクス:

Amazon Elasticsearch Service (Amazon ES)

アプリケーション統合:

Amazon EventBridge (Amazon CloudWatch Events)
Amazon Simple Notification Service (Amazon SNS)
Amazon Simple Queue Service (Amazon SQS)

AWS コスト管理:

AWS Cost and Usage Report
AWS Cost Explorer
Savings Plans

コンピューティング:

AWS Application Auto Scaling
Amazon EC2
Amazon EC2 Auto Scaling
Amazon EC2 Image Builder
AWS Lambda

データベース:

Amazon Aurora
Amazon ElastiCache
Amazon RDS

管理、モニタリング、ガバナンス:

AWS CloudFormation
AWS CloudTrail
Amazon CloudWatch
AWS Command Line Interface (AWS CLI)
AWS Compute Optimizer
AWS Config
AWS Control Tower
AWS License Manager
AWS マネジメントコンソール
AWS OpsWorks
AWS Organizations
AWS Personal Health Dashboard
AWS Secrets Manager
AWS Service Catalog
AWS Systems Manager
AWS Systems Manager Parameter Store
AWS のツールと SDK
AWS Trusted Advisor

移行と転送:

AWS DataSync
AWS Transfer Family

ネットワークとコンテンツ配信:

AWS Client VPN
Amazon CloudFront
Elastic Load Balancing
AWS Firewall Manager
AWS Global Accelerator
Amazon Route 53
Amazon Route 53 Resolver
AWS Transit Gateway
Amazon VPC
Amazon VPC トラフィックミラーリング

セキュリティ、アイデンティティ、コンプライアンス:

AWS Certificate Manager (ACM)
Amazon Detective
AWS Directory Service
Amazon GuardDuty
AWS IAM Access Analyzer
AWS Identity and Access Management (IAM)
Amazon Inspector
AWS Key Management Service (AWS KMS)
AWS License Manager
AWS Secrets Manager
AWS Security Hub
AWS Shield
AWS WAF

ストレージ:

Amazon Elastic Block Store (Amazon EBS)
Amazon Elastic File System (Amazon EFS)
Amazon FSx
Amazon S3
Amazon S3 Glacier
AWS Backup
AWS Storage Gateway

試験を受けた感想

正直試験ラボは若干どんな問題が出てくるかビビっていたところはあるのですが、実際に受験してみるとAWSを触っている人なら回答できるような難易度になっていました。
SAAは机上の勉強だけで合格して、AWS触るのは初めてという人であれば、AWS無料枠使って実際にチュートリアル等をやっておくことをお勧めします。

おわりに

アソシエイトレベルはコンプリートしたので次はDevOpsProかな?

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