はじめに
1つ前に今年の7月にAWS認定クラウドプラティクショナーを受験した記事を書きましたが、
その後にソリューションアーキテクトアソシエイト(以下SAA)も受験してきたので、こちらも今更ながら勉強した内容とか書いていきます。
クラウドプラティクショナーはこちら
AWS 認定クラウドプラクティショナーを受験(合格)してきた話
目次
- 前提
- SAAを受験した理由とその結果
- 実際に勉強した内容
- 受験した感想
前提
SAAを受験時の状況は以下の通り
・SAA受験の数週間前にクラウドプラティクショナーを受験、取得
・AWSは趣味と転職後にEC2やRDSを少し触っていた程度
・一般的なIT、クラウドの知識は持っている
・運用設計の思想は何となく理解している
基礎知識はありましたが、がっつりとAWSについての知識はなく、転職してからまともに触り始めたタイプです。
とはいえ、前職でパブリック・プライベート問わずクラウド関連の仕事をしていたこともあり、サービスの概要さえわかればなんとなくどう設計したらよいかぐらいはわかるレベルでした。
SAAを受験した理由
SAAって何か知らない人はこの記事を見てはいないと思いますが、知らない方は公式のページをみてください。(適当)
前記事で説明したクラウドプラティクショナーの一つ上位の資格で、内容としては主にWell-Architectedの5本の柱に関連する基本となるサービスについての知識を問われることが多いです。
ただ、その時のトレンドのサービスなども出てくるので、基本的なサービスのみやっておけばよいというわけではなさそう。
資格の中の位置づけでいうと一番の基礎にあたる資格で、取れてやっと入門編クリアというレベル。
元々転職して3か月以内には取得するという目標を掲げていたので、なるべく早く取得したいと思い急いで受験しました。
※途中クラウドプラクティショナーを会社都合で急ぎ取らないといけなかったので、想定よりは遅くなってしまいましたが。。
勉強内容
実際に勉強した内容は以下の3つです。
- 公式のAWSサービス別資料を読む(EC2,TDS,EBS,S3等々)
- 模擬試験を解く
- 対策本の問題を解く
まず1つ目のサービス別資料は、AWS公式で出している各AWSサービスの資料集です。
AWSサービスについて詳細に記載されているので、サービスを正確に学ぶには一番良いと思います。
私自身、実際にこの資料を読み込んでおいたことで解けた問題もいくつかあったので、何から勉強したらよいかわからないという方はまず読んだほうが良いと思います。
ただ、1つ1つの物量が多いので要点だけ勉強したい!という方は以下の対策本での勉強をお勧めします。
AWS認定アソシエイト3資格対策 ソリューションアーキテクト、デベロッパー、SysOpsアドミニストレーター
この本の最初のほうに、各試験でよく出題されるサービスが記載されているので、
本で勉強
↓
受験する資格に関連するサービス資料を熟読
↓
余裕があればそれ以外のサービスも読む
という流れで勉強したら必要な基礎知識は学べると思います。
受験に必要な知識を学んだあとは、試験問題の形式を学ぶために模擬試験の受験や対策本の末尾にある問題を解いて、本試験の対策をしていきます。
しかし、模擬試験や対策本の問題は本試験の問題よりも簡単なものが多いので、もしお金に余裕のある方は本試験を一度受験してみてもよいと思います。
落ちる前提で受験料1万6千円は払えない!!という人にお勧めしたいのが、先にクラウドプラティクショナーを受験して合格しておくやり方です。
というのも、AWSの試験に合格すると次に別のAWSを受験するときの受験料が半額になる、バウチャーチケットをもらうことができます。
それを使えばSAAの資格なら約8000円程度で受験できるので、お金に余裕がない方などは試してみるもの良いと思います。
あと単純に問題を沢山解いておきたいという方は以下のWeb問題集もオススメです。
会員登録が必要ではありますが、そこまで高くなく問題数も多いので、問題を解く練習にはなります。
ただ、あくまで問題を解く練習なので、サービスの理解度を確かめる程度に抑えたほうが良さそうです。
受験した感想
タイトルにも書いているので結果はわかると思いますが、無事に合格しました!
ただ、合格はしたんですが、実はその前に一度受験して落ちてます笑
その落ちた時の原因は、単純に勉強不足だったのとAWSの試験傾向がつかみ切れていなかったことです。
クラウドプラクティショナーの時の勉強で分かったつもりになっていましたが、EC2やRDS等の基本的なサービス以外のサービスが選択肢に出てくると正解が即答できませんでした。
実際の試験内容も模擬試験より具体的な問題が出てきていて、長文問題(といってもそこまで長くはないですが)では解くのに結構時間を食われました。
自分と同じようにAWSをあまり触っていなくて勉強メインで受験しようと思っている方は、AWSを実際に操作してサービスの理解度を深めておくとより合格する可能性は高くなるのではないかと。(当たり前)
Qiitaの書き方に全然慣れない...