質問者の状況把握
心理的抵抗が強くてなかなか手につかない状況です
ここが質問者が最も悩んでいる点かと思います。
(とくに多言語を絡めるとか、外部リソースを利用するとなると途端に混乱します)
おっしゃっているように、フロントエンド、バックエンド、DB、それらの接続、外部APIの利用、各種認証、etc...と、現実のプロダクトには多くの技術的な要素が含まれています。それを自分でも学習しようとしたときに、あまりに膨大な学習量に手が止まってしまう。これだけの量を自分が覚えられるのか? 覚えられなかったときにこれまでの努力が無駄になってしまうのが怖い…。のような不安が発生し、それが学習に手をつけられない心理的抵抗になっているのだと思います。
ではどうするか。私からは、以下の①→②→③の順に実施することを提案します。
行動の提案
①Spring Bootの小さいアプリを真似て作る
インフラエンジニアとおっしゃっていましたが、質問文にSpring Bootが出ていましたので、Java学習をWeb系開発に生かしたいのかと推測します。では、非常に小さなアプリを真似で作ってみるのはいかがでしょうか。個人的おすすめはYouTubeで公開されているSpring Boot入門の再生リストのPart8までです。私もこれやりました。Part8までだと、フロント、サーバ側、DBあたりをかなりコンパクトに触れることができます。そして実装は真似でOKです。雰囲気だけ掴み、フロント、バック、DBのつながりをなんとなく体験してほしいです。
②Webアプリの構造を理解する
①をやることで、Webアプリなんてものは結局フロントがHTTPリクエストを飛ばして、バックエンドがそれを受け取って、DBからデータを取ってきたりそれをごにょごにょ加工して、結果をフロントにレスポンスしているだけ。という「構造」が少し見えてきます。そうしたら、「HTTPって?」「サーバって?」「クライアントって?」「webって?」など、ぼんやりしていることをググったりAIに聞いてみましょう。一発で分からなくても、いくつかぼんやりと「こうらしい」と仕入れた知識がどこかのタイミングで結びつくと思います。「ああ、そういうことか」と。そうしていくと、Web技術の構造が分かっていきます。
③構造の中の個別の技術を学ぶ
構造が分かるというのは、例えば家のつくりが分かるようなものです。土台があり、柱があり、壁がある。キッチンは実は後から設置している。家具は最後に置いてるだけ。構造が分かるということは、それぞれを分解して見られるということです。では、分解したパーツを学習していきましょう。この段階まで来れば、その時必要だと思うものを自分で選び、学習方法も考えていけるはずです。動画でも、本でも、ググってもAIに聞いてもOKです。自分が一番やりやすい方法を取ればOKです。
最後に
学ぶことが膨大で手が止まる経験は私にもありました。なので質問の悩みには共感するところが大きいです。どんなことも「小さく小分けにし」「小さなパーツの組み合わせ」で解決していけると私は思っています。Web技術もそうやってできています。1個1個は小さいものなのだと理解できれば、心理的な抵抗を減らせると思います。
まぁ、とりあえず①だけやるでもOKですよ。真似で何かをつくるのは最初の経験用として結構使えます。