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YAPC::Hakodate 2024 ひとり反省会

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YAPC::Hakodate2024 4部作の2つめです
[その1][その2][その3][その4]

自分のスライドの(NON-AUDIO)コメンタリです。そうか、オーディオコメンタリを自作してもいいのか ...でも10時間くらいの動画になりそうだから、やめときます

ペイしてますかね?ドキドキ

みなさん、時間をかけて、お金かけて、(おそらく有休とって)移動して、参加しているわけで、時間単価にみあう内容だったでしょうか?みあっていたらいいなぁ

情報量過多を批判されない日(嬉)

最近のスライドの書き方については、4部作の1つ目「冴えないスライドの育て方」を御参照ください

ふだんは情報過多で学生にウザがられているので、そこをとやかく言われないのは嬉しいです

同じ授業料なら、たくさん教えてくれる方がいいと思うんですけど(そう思いませんか?自分だけか?)、現実には真逆のことを言われます、とほほ

ライブ感がステキです

ふだんオンラインなので、たまにオンサイト/オフラインでやるとライブ感があっていいですね。寝不足だったから、いろいろなモノ(?)がマシマシだったせいかも... (?)

Perlを案外つかっていないオチ?(p.13)

これは統計処理方法が悪いと思います。年中Perlやシェルスクリプトの微修正を繰り返しているつもりなのですが、それらのスクリプトを直接実行しているわけではなく、それらは手順の一部としてMakefileの中に書かれています。そういうわけで、実行コマンド数の統計は、いわばトップレベル関数だけ見ている状態になるので、makeがベスト10入りします。実行コマンドを、makeが実行している内容まで分析して展開すればPerlも上位にくると思うのですが、履歴では、どこで実行しているmakeなのか分析できないので残念ながらmakeの詳細の分析は不可能でした。

ちなみに、lsとかpwdがベスト10にいるのは「いまどこで何をやっているのか?を常に確認してから進む」という別の理由です。

本来はPerlやシェルスクリプトを書いている時間や考えている時間も推定したかったのですが、そもそも履歴が時間を取っていないので、エディタ起動時間も推定できませんでした。それ以前に、OS側から見て、ユーザが書いているのか考えているのかは分からないですしね。

削除したパート「2500年」と「共同体」

大きい単位(パートのレベル)で削除したトピックが「2500年の思想史」と「想像の共同体(Imagined Community)」でした

2500年の思想史

ピタゴラス・プラトン主義から話していい?って長すぎるよね;-)結局、本番でも「250年の思想史」のスライドすら飛ばしているので、もともと無理でした

共同体がテーマの「サクラクエスト」

初期プロットの「おわりに」は「想像の共同体(Imagined Community)」か「フリーソフトウエアとサグラダファミリア」というタイトル(案)だったのですが、そんなところまで話せないので、切ってしまいました

つまり、本当は、SHIROBAKO(お仕事シリーズ第2弾)だけでなく、サクラクエスト(お仕事シリーズ第3弾)の話もしようとしていたのですね:-)

ちなみに、サクラクエストは「町おこし」がテーマのお仕事シリーズ/はたらく女の子シリーズの3作めです。いちばん地味とか言われているらしい(?)けど、お仕事シリーズで一番すきなのは、サクラクエストなんだけどなぁ

地域共同体や企業やチームといった共同体が、何を武器にどう戦うか

[堀川 2017]

町おこし=助成金で(ヘンテコな、一過性の、カンフル剤でしかない)イベントをやりまくる話などではありません。機会があれば、ぜひ見てくださいね

Free Software, the Endless Frontier (p.45-p.49)

250年の思想史を飛ばしたので、タイトルの意味が何だかよくわかりません;-)ごめんなさい

中二病っぽいタイトルですが、p.45の脚注のとおり、元ネタは、1945年のV. Bushによるアメリカ大統領への報告書/提案書です

ヴァネヴァー・ブッシュについては、次の記事を参照してください

「アート」という用語(p.46)

「アート」という用語を使うのは良くないとは思ったのですが、代わりに何ならよいのか?も分かりませんでした。いちおう(脚注1)に言い訳を書いてはおいたのですが ...

やはり「美術品」が良かったですかね?

定義とかあきらめて、最初から全員ハチクロを知っている前提で話す案も考えたのですが、さすがに、それは ...でも結局、本番は案外そんな感じになってましたけど(w)

このスライドの用語「アート」は、ハグちゃんが描く・製作しているものを意図しています。
ハグちゃんはアートですが、森田さんも山田さんもアートではないと思います。
森田さんは、かぎりなくハグちゃんに近いけど、自分のなかに、あまり衝動がない天才枠の人。
陶芸専攻の山田さんが一番うちらに近い気がします

大意は上のような感じになります。「リリースする気はあるんですけど、製品として作っているわけではないのです」と言ってよい。うまく伝わっているのかどうかは、わかりませんけど ...

P.48

P.A.Worksの伏線を回収したページです。SHIROBAKO第7話のところ

ところで、自己紹介のページを飛ばしすぎたことに、ここで気づいたのでした。(脚注1)が、とうとつに登場していて意味がよく分からない orz

フリーソフトウエアの作成は学生の頃からやっていて、就職先が(日本で最初の)インターネットサービスプロバイダ(IIJ)でした。IIJでも運用で使っていたプログラムなどを書いているのですが、自分は「『プログラムを納品して代金をいただく』という意味で職業プログラマだった」ことはありません。p.48が趣味のプログラミングという風に聞こえるなら、このせいです。これが(脚注1)の意図でした

P.49

P.49 のスライドタイトルが、全体のタイトルと同じで、いかにも最終回っぽい感じです。ここは深く考えずにタイトルをつけてますね(たぶん寝ぼけまなこ)

いちおう、まとまってる感はありますが、2500年および250年の思想史を飛ばしたせいで、思想の「道具」とか、なぜ最終パートのタイトルが Endless Frontier なのか?とかが、ぜんぜん伏線回収できませんでした。すいません

自分の「お仕事」シリーズ

このコメンタリをまとめながら、これが自分のお仕事シリーズなんだな〜と。堀川さん(P.A.Worksの社長)が言うところの「お仕事シリーズ」と同じだなぁと思いました[スタイル 2015]

「お仕事もの」を作りたいというわけではなくて、
自分の今、身の回りで起きていることをテーマにして記録しておきたいんです。
それを作品の形にすると「お仕事もの」になる。

[スタイル 2015]

ビデオ(最後の5分)

(スライドだけでは分かりませんが)時間調整で最後の5分くらい、脚注の部分を拡大して話しています。趣旨は次の記事(特に後者)を読んでもらえば分かると思います

ディレクターズカット版?

もっと、ゆっくり、きちんと語り直した動画を作ろうかとも思ったのですが、きっとつまらなくなるので止めました。細かいところをツツけば、いくらでもアラがあるのですが、勢いで突っ走っている本番のほうがおもしろい仕上がりになっていると思います。たいていは「ディレクターズカット版とか完全版のほうがつまらない」説がありますしね;-)

YAPC::Hakodate2024 4部作の[その3]へ続く
[その1][その2][その3][その4]

リファレンス

original site: https://technotes.fml.org/tech/event/yapc-2024-hakodate-commentary/

(qiita版も致命的な間違いやTYPOは修正しますがupdatesはoriginalのほうだけです)

Copyright (C) 2024-2025 Ken’ichi Fukamachi, CC BY-NC-SA 4.0

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