40 代が新人になったら、仕事は盗んで覚えるか、教えてもらうか #ポエム - Qiita に続き、せっかく 40 代にして初めて転職したので 40 代が新人らしい気持ちになったらどうなるのかシリーズ (シリーズ化)。
自分はエンジニアに向いているのだろうか… と悩む方へ、この業界で 20 年を超え 40 代な筆者があなたの代わりにその問いに答えるべく考えてみようと思ったタイトルです。「3 年で飽きるアドベントカレンダー」、2 日目の記事です。
この文章中ではすべて「エンジニア」という言葉で統一しております。言うまでもなく「IT エンジニア」を指しています。Qiita の読者の大半がいわゆる IT エンジニアまたはそれにかかわる人々だと思うからです。
社会人 3 年目に戻ったらこの仕事を続けていたか?
(前段) という面倒くさい言い回しに慣れるくらいにはこの業界で 20 年、どうにか「エンジニア」職で生きのこっている方向の筆者です。しかし仮に自分がいま 20 代、社会人 3 年目にに戻ったら。
仮に今の知識と経験の記憶のまま身体だけ当時に戻ってあの時あの場面に遭遇したらどうするか。私は同じ行動には出られないかもしれないという心配があります。
でも「飽きずに続ける」ということこそ今年 2025 年初めて意識したことのひとつ。書いてみたらポエムでしかなかったのでタイトルの答えを知りたい方は文章末尾を見てください。
新卒入社、3 年で感じた「完全に理解した」
前職を20年弱勤めた、と説明することは多いのですが、その内訳は実は
- 「会計プロダクトの開発」
- →「人事プロダクトの開発」
- →「共通基盤の開発」
- →「上海赴任して現地の仲間と開発」
- →「帰任して通翻訳なマネジメント」
- →「育休挟んで開発復帰」
- →「開発環境をよくするための開発広報的な何か」
という誰のキャリアの参考にもならないような経歴で、ちょうどほぼ 3 年周期で社内異動してきたことになります。
破れないバカの壁
社会人 3 年目あたりとか、その 3 年周期ってのはもちろんその分野の技術は無いんですが、しかしそれでも 3 年目であることから、考えることだけは割といっちょ前になっているというか、先輩や会社に対して大したことないじゃん、という気持ちが出てしまう頃だと思います。
それがあの「ダニング・クルーガー効果」...
File:Dunning–Kruger Effect 01.svg - Wikimedia Commons
...で言うところの「完全に理解した」=「バカの壁 (左端のピーク)」というやつで、私も常に壁の頂点でその世界が見えてしまった気になるところもあったかもしれません。異動の経緯には誘われたり、そそのかされたり、ちょうどその席が空いていたりも含まれつつ、でも実は単に、私にとって飽きが来るのがその周期だったと思います。
エンジニアの定義
でも「完全に理解した」と感じる 3 年目エンジニアに伝えたいことがあるとすれば。無責任ですが、その気持ちだけ大事にして盛大に勘違いしたまま行動するのが良いと思います。だって振り返ると絶対その方が自分に有意義だったから。
自分に言うなら、もっと謙虚になれ、ではあるが、エンジニアと言えど広い世界、精一杯勘違いするのが 20 代の特権です。20 代ならロックでパンクなふるまいしても許される。40 代でロックでパンクなふるまいをするとただの老いになるよね...。
結局社会人 3 年目に戻ったらこの仕事を続けていたかどうか?
問いへの答え → 続けていたんじゃないですかねえ。ひとつ意識したいのは「会社やチームが自分に合わない」と仕事が好きかどうかって全く別の話だなと思いました。
今年も依然「完全に理解した」、と、周りがとてつもなくできる方ばかりだと逆に「なんもわからん」と思ったり、そもそも社会がわからんと思ったり。でももう誰でも新たな仕事を志して良い時代ですねー。
3 年目に思う「完全に理解した」は、環境に飽きているのか、それとも本当に理解したから飽きたのか。仕事と環境を見極めながら、毎日不具合を眺めるのが楽しければどっちもありなんだろうなと思ったのでした。ああ何だか何も引っかからない結論になっちゃった。以上です~
